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「愛園先生は優しく話してくれる」 ソープスクールHO3 愛園 志保(あいぞの しほ) 29歳　養護教諭 とある中学の養護教諭を勤める女性。いわゆる保健室の先生。いつも白衣を着ており、保健室に来ると柔和な笑みで生徒を出迎えてくれる。 身体面のケアは勿論、精神面のケアも担うことが多く、生徒からの話を聞くことも多い。献身的で穏やかな性格、優しい口調、生徒の話を親身になって聞く誠実な態度、そして整った容姿であるために、生徒からの人気は高い。彼女目当てで保健室に来る生徒もいるかもしれない。しかし過保護ともいえるほどに優しすぎるため、サボりであっても見逃してしまうことも…？ 甘いものが大好き。好きな飲み物はいちごミルクでよく紙パックのやつを飲んでいる。甘いものをとると幸せな気持ちになれて好きらしい。 読書が趣味だが、小難しいものより童謡などが好きで、私物も少しメルヘンなものが多かったりする。 -------------------------------------------------------------- 以下、ソープスクールHO3ネタバレ注意 --------------------------------------------------------------- 「愛が欲しいの」 愛を欲求し、自身も愛を捧げたいが、愛し方も愛され方も知らない人間。 【秘匿HOを踏まえた裏設定】 両親は幼い頃に離婚し、中学で亡くなるまでは父親に育てられて過ごす。その後は父方の親戚を転々とするが、どこでも腫れ物扱いをされながら過ごす日々であった。 転々とする家庭の中で、身体的虐待、精神的虐待、またその容姿も相まって1番酷い時には性的虐待も受けたことも。そのため自然と治療法への知識は身についていき、いざという時の自己防衛手段も僅かながら身につけるようになった。 世間の目を気にして見える位置に大きな傷はつけられなかったが、衣服の下には大きな痣が今も尚残っており、その経験はトラウマとして残っている。そのため、今でも過剰なまでの自己防衛手段を有する。(スタンガン、弛緩剤) 誰にも愛されることがなく、また心を委ねることもできなかったため、若干人間不審に陥っているところがある。 しかし、幼い頃に読んだ童謡のお姫様に憧れを抱いており、いつか運命の人に会い、その人に愛し愛されることを願っている。 このように愛されることがなかった人生のため、過剰なまでに愛を欲求している。また自身が愛を与えることにも悦を感じる。 ドロドロに身を溶かす程の甘ったるい愛を与えたいし、そして自分にも与えて欲しい。自分だけを見つめてくれて、優しくしてくれて、自分の愛を全て受け止めてくれて、自分だけに愛を注いでくれる、そんな人を望んでいる。 昔、絵本を読んで抱いた純粋な王子様・お姫様への憧れは、度重なる経験により、重々しいまでの愛への欲求へと歪んでしまった。 甘いものが好きなのは、自分が欲しい愛みたいに甘いものだから。甘いものを食べていると疑似的に愛で満たされている感覚になれるから好き。(本当の愛なんて貰った経験もないのだが) また、自身と違い愛を与えられて過ごした幸せな境遇の人を、表面上には出さないが、妬む傾向にある。 養護教諭を目指したきっかけは中学の時の養護教諭の先生。その時に初めて他人から優しくされる経験をした。それがきっかけで彼に惹かれるようになり、保健室によく通うようになるが、それを察した先生は次第に彼女から距離を置くようになる。それに対してショックではあったが、運命の人ではなかったのだ、とあまり気にせず終わる。 しかし、いつしか彼女自身もあの先生のように生徒に優しくしたい…いや、愛したい。全校生徒を愛せるだなんて、とても素晴らしい仕事じゃないか！と思うようになり、治癒方法が人よりも身についていることから養護教諭を目指すようになる。 生徒を思いやり心配する気持ちもあるのだが、同時に「自身の愛を注げる」悦、そして彼等は「私にしか治せないのだ」という優越感も感じている。 生徒が元気になるのを喜ぶ気持ちもあるが、しかしやはり元気になると自分のテリトリーから出て行き離れてしまうことに対し、とても寂しく思ってしまう。そのためなるべく生徒には保健室に長時間、いや願わくばずっといて欲しいと思っており、彼等がすぐに治らないよう願っているところもある。 ●美影杏について 自殺するまで志保が「運命の相手」だと思っていた女性。保健室によく来る彼女を気にかけ話をするうちに、彼女も自身と似たような境遇であることに気づき、惹かれるようになっていった。 愛に性別とか関係ないよね。 むしろ昔の強姦紛いのことをされた経験から男性に対して少し恐怖感があるので、女性の方が安心。女性も女性で陰口とかが怖くはあるけれど。彼女はまだ中学生なのだし。そう、年齢も愛の前では関係ないよね。世間的にはダメなのは知っているけれど、なぜ年齢の差で愛が縛られなければならないの？愛が制限されていいわけがない。…といった感じで罪悪感も何もない。杏のことを考えてなるべく隠すようにはしているが。彼女の両親が離婚するなら本気で引き取ろうとしていた。そうでなくても、高校生になったら引き取ることも考えていた。何なら監禁紛いのことを考えたことも。 いつもは杏のことは「美影さん」と呼ぶが、2人っきりの時は「杏ちゃん」と呼び、杏にも「志保さん」と呼ぶように言っていた。 教室や部活の居心地が悪いなら、ずっと保健室にいて欲しかったし、家にも居場所がないならいっそのこと学校も辞めてしまって、自分の家に来てくれたら勉強も教えてあげるのに、と思っていた。義務教育なのでそうはいかなかったが。あまり保健室にいすぎるのも疑われるので、適度には帰していたが、隙を見ては杏と一緒に保健室にいた。中学生なので流石にまだ手を出してはいないが、キスまではした。 杏の境遇に同情を覚えつつも、もし彼女が幸せになってしまったら自分の手から離れてしまうのでは…という不安があるために、励ましの言葉を彼女にかけつつ、裏では彼女の不幸を喜んでいた。 彼女が自殺してしまったことに対しては最初は勿論酷くショックを受けたし、もっとできることはなかったのか…と自身を責めた。 しかし、彼女が自身と共に生きることより、死を選んだことに対し、彼女が自身に向けた愛は「その程度」だったのかという失望感も抱いている。そのため、そこまで彼女に囚われている訳ではない。美影杏は自分の運命の人ではなかった。ただそれだけだ。 ⚠️以下ソープスクールネタバレありにつき現行未通過× ・探索者について イゴーロナクに関わるシナリオに参加した場合、そのセッション内では問題ありませんが、クリア後に触発され悪徳の一面が開花します。 どういった内容か、その後の扱いについては KP･PL に委ねます。 （例：HO3 の場合、美影の身体を用意するため、生贄を用意し恐ろしい儀式を行おうとする…など） ⚠️以下「夜と睦言」ネタバレ注意 AF：黒い恋文 この恋文を相手に渡している場合のみ効果がある。 三部屋目で書いた内容を相手に開示する代わりに、自分(今回の探索者)が死亡した場合、 手紙の最後に「最後に考えていた言葉」が追記される。 『これから彼女とどうしたい？ 　行きたい場所でもやりたいことでも、なんだっていいわ。 　彼女としたいことと、彼女への愛のことばを綴って』 結婚式を挙げたい。小さな式場で、2人でウェンディングドレスを着て、愛の言葉を誓い合うの。「愛している」って。

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