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新設された十三課に所属することとなった若手の刑事。 色白で細身。質素な雰囲気の優男であり、市民から「刑事」として認識されることは多くない。 キャリア組。国立の4年制大学で法学を専攻後に入校し、地域課に配属され、1年前に刑事第一課に異動したばかりだった。 地域課では主に巡回やパトロール、事件・事故の対応など、業務全般をそつなくこなしていたが、その中でも書類の作成・管理と職務質問の技術吸収を一段と得意としていた。 性格は大人しくマイペース。普段は静かで何を考えているのか捉えづらく、おおよそ「警察官」という職業に向いているとは言えない。所謂「体育会系」「根性論」の空気を苦手としており、自他共に認める「デスク向き」の効率主義者。足を動かすことよりも最短ルートでの問題解決を図ることの方が得意であり、頭の回転も比較的速い。観察眼に優れ、仕事が出来る方ではあるものの経験は浅く、先輩や上司からは「まだまだひよっこ」と評されている。 また、先述の性格に加え、「頑固」「大胆」「予測不能」「気分屋」という実に面倒な性質も有しており、問題こそ起こしてはいないものの上司や先輩、同期の大半からは扱いづらい「問題児」「変わり者」として認識されている。 ただマイペースではあるものの空気は読める人物であり、他人が許容するであろう範囲内での我儘を言うこともある。豪胆というべきか恐れ知らずというべきか、鉄仮面というべきか心臓に毛でも生えているのか、それは相手が上司・先輩であっても同様である。 物心が付いた頃から刑事ドラマ・関連題材映画作品オタクであり、ひとり暮らしのワンルームは夥しい数のDVDやVHS、書籍や雑誌の切り抜き、その他様々なグッズで埋め尽くされている。邦画・洋画共に網羅しており、「CSI:オキアミ」「はみだし刑事モロ出し系」「踊り狂う大捜査線」のシリーズが特にお気に入り。本人は気の抜けた雰囲気や言動ではあるものの、映画やドラマの影響から警察・刑事としての業務に憧れて入職した経緯を持ち、現在でも情熱に欠けているわけではない（必要な話題でもないので周囲には一切話していない） 刑事という職への憧れは実務というかたち以外にも「自身を映画やドラマに出てくるサポート役の【脇役】、自身とは全く異なるタイプの人物を【主人公】として勝手に脳内で位置付け、密かに妄想する」という愉しみを以って昇華している。 シナリオ「13・13」「森の中で」クリア。

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