タグ： Hello Goodbye

神代高校の学生。学年は高校３年生 陸上部に所属。競技は「走り幅跳び」を一番得意としてた。 ＞＞ざっと箇条書き ・高校３年の夏、最後の大会間際に交通事故で意識不明（２週間）の重体になる。 ・目が覚めてから、一つの後悔、一つの目標があった。 ・最後の大会に参加できなかった事に後悔は無かった。 ・クラスメイト達の友情に気づけなかった事に後悔があった ・それなりに仲が良かったが、ただ単にクラスメイト、部活仲間なだけだと思っていた ・しかし目を覚ました後、彼ら彼女らみんなが泣きながら心配してくれていた事、待ってるから一緒に卒業しようと言われる。 ・その言葉、態度で二重に目が覚めた。 ・それからリハビリを重ね、卒業までには退院が出来そうと思った矢先....意識を取り戻すと世界は終末となっていた。 ・僕は、みんなは、約束は......卒業出来たのだろうか.....？ ＞＞＞ざっとストーリー 高校３年の初夏 高校最後の大会に参加するべく陸上競技場を目指した朝 競技場に着かないまま、僕は車に轢かれて意識不明の重体となった..... 目が覚めると２週間が経っており、思うように身体が動かす事もできなかった。 大会に参加できなかった事...高校最後の夏.....青春？って奴を病室で過ごすことになる。 何処か冷めていて、目が覚めた時も「あーやっちゃったなぁ」くらいだったんだ。 学校や部活のみんなだって、仲は良かったとは思うけど、クラスメイトの一人が入院した。 それくらいなんだろうなって思ってた、だって逆でもそう思うもん。笑 でもさ........あいつ等って凄くいい奴だったんだ。 目が覚めたあと、クラスメイトみんなで駆けつけて大袈裟すぎるよってくらい泣いてくれて 本気で心配してくれて、冷めてた俺なんかよりよっぽど自分の事のように考えて、労わって、気を使って 俺が本気で落ち込んでるって勝手に勘違いして、余計なお世話超えて、大きなお世話だってくらい心配してくれて それが凄く凄く...格好よくて、こんな友人たちに囲まれてたのに、その事に気づけなかった事が、俺は恥ずかしくて悔しくて悲しくて 病室で目を覚まして初めて泣いたんだ。 「絶対に卒業しような！待ってるからさ！だから早く治そうな！」 山下タクミって奴が泣きながら言うんだよ、普段はちょけて強がりばっか言って口悪くてそんな柄じゃない癖にさ.... その言葉を貰って俺はみんなと一緒に『学校で卒業』をするって目標が出来た。 リハビリを頑張って、もしかしたら卒業に間に合うかもって事で希望が持てた日 夢から醒めると世界は崩壊していた。 きっと未来の今で、過去のみんなは先に卒業したんだろうか？

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