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不老不死を研究し液体への情報の保存に活路を見いだしたとある日本の研究所で育成されていたスライムさん(群体)。 〈身体〉 自己増殖性をもった特濃水溶液のようなものであり、水分が蒸発した際には、体内中の元素から記憶素子を形成し、水に触れるたびに復活する。 全身で振動を感知することが出来るため、音への感覚に優れている。 有機物・無機物問わず吸収することが出来るが、無機物の方が時間がかかる(ただし液体はすぐに吸収できる)。 おおよそ3.5ｋｇで一つの個体となっており、個体の暴走を他の個体に波及させないため(個体数－1)ｋｇの緩衝剤ともいえる部分をもつ。 各個体の精神がなんらかの要因により崩壊、または他の個体の判断により消滅させられた場合はその部分がとける。 摂食したものの構造を再現する能力を有しており、発声等を行えるほか、生物であれば脳構造の再現により手続き記憶・意味記憶を得ることが出来る。 体内のタンパク質を表面に集めるなどして擬態を行うことが出来る。 界面活性剤は苦手。 これまで実験の際に脳波と脳構造を同時にスキャンする技術、遠隔通信を行う技術などを会得させられている。 〈精神〉 普段は一個体(主とする)が全体を動かしており、運動命令については周囲三個体(副とする)の確認を経てから全体へと命令を下し、感覚情報については主のみで処理する。(その他の個体は各器官として働くものの意識はない) 意識の共有については、まず一個体にのみコピーを行い、観察の後に意味記憶、手続き記憶を全個体に、その他の記憶は副でない三個体(毎回ランダムに選択される)に共有するという形式をとっているため、多少のラグが発生する。 副の全会一致によって主の消滅命令を下すことが出来、その際には、できるだけ関わりのない部分から、主、副が選出される。 また、パージの原因と思われる感覚について、励起情報を参照してその感覚を遮断することが出来る。 〈吸収について〉 摂食したものに関わる技能を一点あげます。 （生物、記憶素子＞その持っていた技能等、元素＞それが関わる身体機能、地質学、薬学など） 〈分裂について〉 体重5ｋｇ増加ごとに一回使用可能。自我を一つ増やしつつHPを1点回復。

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