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「UGN総員、やっておしまい！」「あたくしに、ついてらっしゃい」 「あたくしがいなきゃ、始まらなくってよ？」 「ぐずぐずしてんじゃないのよ、早くおし？」 「ようこそ、くそったれの世界へ！ですわ。」 『女ってのはなぁ、化(ば)け粧がなげぇんだわ。そこんとこ理解しとかねぇとテメェの女に愛想つかされっぞ。』 『うっせぇよ童貞』 れっきとした男性の支部長。 擬態の仮面で常にモデル風の女性の姿をキープしている。 自分が最強に可愛いと思う女の子の姿。もう、この姿なら何してても可愛い。 口が悪い女王様口調(?) 親がUGNの偉い人なので、多少融通利かせてもらって支部長になった。 支部長になったのは4年前。 お膳立てされてつかせてもらった地域ではあるが、トップとしての意識が高く、裏で努力するタイプ。 「このエスカレーター式支部長！」 「このかわいいあたくしに歩くって労力使わせるつもりでして？」 何もしないで文句垂れる人なんかをめっちゃ嫌う。 車好き。とりあえず車で移動するのが好き。 もちろん自分でハンドルを握る。他人には絶対握らせない。 可愛い自分がかっちょよく外車乗り回してるの最強に可愛い。 ネコ科が好き。虎飼いたい。 父親が中枢協議会。 誕生日2/14 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 両親が何をしているのか、全く知らなかった。 普通の家庭の普通の子供として生きているつもりだった。 歳の離れた姉：善家 萌葉(ぜんけ もえは)がいた。 彼女もまた、自分は普通のモデルを目指す学生だと思っていた。 ある日、当時姉１６歳、翠弥９歳の頃。 いつもよりやけに両親共の帰りが遅い日があり、二人で迎えに行こうかと外に出た。 探し回ってる時、ふと路地裏に目がいく。 路地裏には、UGNから逃げてきたジャームの姿があった。 ジャームはふたりに襲いかかり、翠弥は姉に庇われた。 目の前で姉が犠牲になり、そのショックで覚醒。 コンマ数秒差で、間に合わなかった両親が到着。娘の死と、息子の覚醒に当然ショックを受ける。 しばらく夫婦間の討論があった末、翠弥はUGNの所属となる。 覚醒したエグザイルの力を笑顔で、自慢するように使いこなす翠弥。 その度に困った顔で笑う両親。 両親がUGNで健在のオーヴァードは少なかったため、子供達の中ではあまり馴染めずにいた。 自己肯定感ガタガタ期。 そんなことがあって現在。何もできなかった男の自分の姿がどうしようもなく嫌い。 どうにか自分を好きになるために選んだのは 自分の理想の女性の姿に、自らがなることだった。 その姿は……姉によく似ている。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ cocky≒car key 読み：カーキ 　　　→気取った、うぬぼれた、生意気な、という意味のスラング trap 読み：トラップ 　　　→男の娘 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 基本ルールブック1,2 上級ルールブック

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