タグ： もやしPC

北海道で一人暮らしをしている大学生。 一見クールに見えるが、ちょっとしたことで熱くなる瞬間湯沸かし器。モデルは遊戯王の不動遊星。 ある事情から孤児になるが、引き取られた三ツ石家で愛情を持って育てられた。 親友のこと、家族のことになると周りが見えなくなったりする。 体細胞の30％はショゴスになっており、大きな怪我をしてもすぐに治癒する。 機械恐怖症　5ヶ月 シナリオ ILLUMINA　HO4　クリア 以下イルミナのシナリオネタバレあり ──────────中学生────────── 日本某所某県トバリ市 市立黄昏中学校の2年生。最近転校してきた。 頭で考えるよりも手が出る足が出る頭が出る。脳筋。名前の龍樹が書けない。 「難しいことはわからない」と言っておけばいいと思っている。 一般常識に疎いかもしれない。つまりゴリラ…かもしれない。 美瑛に行くことを目標にしているようだ。 ──────────5年後────────── 「生きろ」 美瑛への帰還を夢見た少女の叫びが脳に刻まれている。 中学に在学している間、何度も友人の白鶴紫水に真実を打ち明けようとした。 しかし、二人きりになることはついに叶わなかった。 基本的に朔間隼人が近くにいて首を突っ込む。隼人がいなければ真木野碧がいる。 「二人きりになりたい」そう言えばからかわれてしまい、いつまでも真実は告げられなかった。 それでも、かつての友人である睦月優斗そっくりの紫水を気にして中学の2年間は過ごしていた。 勉強を続け、龍樹と書けるようになった。常識も身につけた。そのままトバリ市の高校へ進学。 地理を学び、一人暮らしのスキルを身に着け、進路は北海道の大学を選択。 「おじさん、おばさん、北海道の大学に行きたいんだ。そこでやりたいことがあるんだ」 自分たちと距離を置いていた息子の初めてのわがままを聞いた両親は快く承諾。 北海道で暮らすのなら必要だろう、と車の免許まで取らせてくれた。 試験が終わったあと、両親は北海道旅行と称して冬の美瑛へと連れて行ってくれた。 美しい風景を写真に収め、遠い日の友を思い、涙を流した。両親は何も言わずに見守っていた。 試験に合格し、北海道へ旅立つ日がきた。 「育ててくれてありがとう、父さん、母さん」 空港のゲートでそう言うと、両親は涙ぐみながらも暖かく見送ってくれたという。 大学に進学し、法学部を専攻。卒業後に警察学校に入学するため勉強を続けている。 彼は休暇のたびに美瑛に訪れた。それでも、双葉由紀の願いは忘れていない。 自分自身が「化け物」だとしても、生きて、生きて──生き抜くのだ。 季節はめぐり、19歳の冬。 両親から、「冬休みはトバリで過ごさないか」と誘われ、彼は約2年振りにトバリの地へ訪れた。 何年振りかに会う旧友に、今度こそ真実を伝えるために。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ