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晴天⇨晴れの日の空のように明るい子になってほしいという想いから名付けられた。明らかに当て字なので、所謂キラキラネーム。 誕生日:2月12日 誕生花:ベニバナトキワマンサク(私から愛したい) 一人称:私 二人称:貴方、○○さん 「おはようございます。今日はどうしたのですか。」 「お茶でもどうぞ。何でも聞きましょう。」 ＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊ 幼い頃から影が薄かった。何故だかは分からない。 積極的とは言わずとも人と関わりを持とうとしていたし、目立つとは言えなくても成績も身なりもそこそこだったと思う。だが、ただ極端に影が薄かった。誰かの思い出話では居なかったことにされ、クラスの殆どが呼ばれているホームパーティーは招待状が来なかった。 いじめられている、という訳でないのは分かっていたが、その特性はいつしか彼自身に「誰も自分のことを輪の中にいれてくれない」「一番に考えてくれない」という空虚を与えていった。 そんな中、両親が離婚した。母は看護師で父は中学校の教員をしていた。どちらも忙しそうにしていたから、すれ違いがあったのかもしれない。ハレはレンジの使い方が上手くなった。 その後、父に引き取られてからは教育者になることを強要された。幼いハレは特性の影響もあり、休み時間に遊びに誘われることがあまり無く、保健室で過ごすことが多かった。保健室には普段あまり見かけない薬品や器具がたくさん置いてあって、まるで秘密基地みたいだ、と当時のハレは感じた。その時間が好きだったこともあり、母のように看護師を目指そうと考えていたハレに、父のその思いは重荷であった。 父が亡くなった。あまりにもあっけなかった。やはり多忙だったのだろうか。周りで泣きじゃくる参列者を見ながら、違和感を覚えた。何故、自分はこの人たちと同じように泣いていないんだ？その時、ハレは自身の感情が乏しいことに気がついた。同時に自分の影が薄いことにも合点がいった。周りの子供からしたら、自分達と同じように泣いたり笑ったりしない友人は、陰のようなものなのだ。 親戚の家を転々とした。自身のことを少なからず理解したハレは、下手に干渉されない按配を保って親戚縁者と接することを心掛けた。どうせ、血のつながりなど殆ど無いのだ。少しでも自由に過ごすにはそのくらいが丁度いい。 そうだ。どうせなら、この時間を他の人々の感情を理解することに使おう。そしたらきっと自分の人生も豊かになる。 大体のことを体験した。年頃の同級生が経験する可能性のあることほとんどを。喧嘩・恋愛・煙草・性交・…流石に薬物は犯罪になってしまうから手を出さなかったが。 その経験の数々は、確かにハレの人生にゆとりを持たせた。何にも執着しない、いやできない。そういったゆとりを。言葉どおり"経験"しただけだった。そこに感情というものが伴うことは殆ど無く、何故これに執着する人間が居るのか、理解することができなかった。 知りたいと思った。それほどまでに何かに執着するのはどうしてなのか。いつしかハレの"経験"は実験を兼ねるようになっていた。 沢山の人間と関わるために教員を目指した。一クラスを持つ担任では、いろいろな学生と関わる可能性が低くなるので、養護教諭を選んだ。目標のある努力は精を出しやすかった。 保健室には色々な学生が訪ねてきた。怪我をしただけの生徒もいれば、心に何かを抱えて来る生徒もいる。その度に真摯に話を聞いてデータを集めた。 その中に美影がいた。彼女はいつも心に蟠りを抱えているようだった。保健室という場所は、生徒が何かを発散させるには丁度いい。スクールカウンセラーがいないような学校では、その役職を担うこともしばしばある。求められていた。発散させる場所を。何故かあの時はそう感じた。だから、身体をつなげた。 それからはたかが外れたように求められることが多くなった。ハレはそれを拒否しなかった。身体をつなげた次は漏れ出すような相談事を受け止める。 今思うと、人生であの時間が1番心が浮き立っていたかもしれない。生徒とそんな関係を持つなんてデータ取ったことが無かったし。もしかしたら何か自分がもらえなかった感情を知ることが出来たかも…しれなかったし。 だが、美影は死んだ。 その希望は潰えた。 暫くは対応に追われるかもしれないが、これも所詮"経験"だ。 ＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊ メイン職業:看護師+サブ職業大学教授(図書館) ・マーシャルアーツ/回避…空いた時間を利用して空手を習っています。なんだかんだ学生時代から危ないこともしてるので、その時の護身用も兼ねて。 実験狂いのアンドロイド教諭。笑顔を貼り付けたみたいな典型的保健のセンセ。 データ集めは愛情が欲しいが故の試し行動。 二次創作の六道骸と白蘭を足して2で割って、間違って雲雀恭弥が紛れ込んだ感じ。 ＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊ ■HO3 「HO③先生は優しく話してくれる」 ・あなたは保健室の先生です。 以下、秘匿内容 ▼過去 あなたの両親は幼い頃に離婚しており、中学生の時に自身を引き取った父親を亡くしています。元母親とは連絡が取れず、父方の親戚を転々とし誰の愛情も受けず、誰にも心を委ねることができず孤独の人生を歩んできました。いつか誰かを心から愛し、誰かに心から愛されたいと思っていました。 ▼自殺した生徒について よくあなたがいる保健室に来ていた生徒です。そしてあなたはその生徒と「生徒と教師」以上の関係を持っていました。彼女もあなたと同じで両親の仲が悪く家庭で居場所が無いと話していました。HO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活動でも居心地が悪いとも話していました。あなたは本人から聞いた事なら彼女の事について様々な事を知っています。 ★精神分析+50%

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