タグ： あお探索者 怪物a

◇基本プロフィール 名前￤有村 柚乃（ありむら ゆの） 年齢￤22歳 性別￤女 職業￤風俗嬢 ├何が適切かわからなかったんですが放浪者（2010）より └ 言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、目星＋次の技能から１つ：運転（自動車、二輪車）、芸術（ギャンブル）、ほかの言語（英語など） 一人称￤私 二人称￤あんた、呼び捨て、etc. ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇詳細 黒崎町の歓楽街の風俗店で働く風俗嬢。 源氏名は ゆず。 酒もタバコもそこまで好きじゃないけど辞められない。 家族は母親のみ。父親の顔は見たことがない。 母親が夜の街の人で、普段から家に居る時間が極端に短く、いくらかお金を置いて数日帰ってこないこともよくある人だった。 たまに家に居ると思うと毎回違う男を家に連れ込んでいて、家はいつも香水とお酒とタバコの混ざったむせ返るような匂いでいっぱいだった。 母親は柚乃と極力関わりを避けているようで、あまり喋ったことはない。 幼い頃に柚乃から声を掛けると、無視されたり暴言を吐かれたり、そんなことばかりだったので、柚乃の方から声を掛けることも自然に無くなっていった。 しかし1度だけ、珍しく家で1人で静かにお酒を飲んでいた母親が自分のことを見て、「こんな母親でごめんね、あんたは私みたいになっちゃいけないよ」と泣きそうな顔で寂しそうに笑ったことがある。その姿だけは何だか鮮明に覚えている。 そんな母親だったが、身体的に暴力を振るうことは無かったし、最低限の学校のお金が関係する書類などは置いておいたら知らぬうちに振り込んでいてくれるようだったし、高校も行かせてくれた。 （柚乃は知る由もないけど、母親的には自分には母親の資格が無いけどせめてと思ってしてた行動がこれならいいな、不器用な人であれ） しかし柚乃が高校2年生のとき、突然母親が帰ってこなくなる。 初めはいつも通り数日家を空けるだけだと思ったが、どれだけ経ってもずっと母親が帰ってくることはなく、あぁとうとう捨てられたのかなあとぼんやり思った。 その後、家を訪ねてきた借金取りに、信じられないような金額の借金を告げられる。母親はずっと多額の借金を背負っていたらしい。（原因は騙されたか何かな気がします でも自業自得な部分もあってほしいね） その借金は予想以上の額で、彼女が返し切らないまま姿を眩ませてしまったので、娘である柚乃に返して貰わないと困る、と。 そのため高校2年生、17歳で高校を中退。 そのすぐあとから少しでも早くお金を稼ぐために年齢を誤魔化して風俗で働くことに。（母親もそうだったし闇金の紹介で風俗に突っ込まれたりしたのかも わかんない） 初めはつらくて苦しくて泣いてばかりいたがそのうち慣れてしまい、そんなこともなくなっていった。 死にたくなったことは何度もあるが、自分は何も悪くないはずなのに今こんな目にあっていて、それで更に自死を選んでしまうなんて人生はすごく癪なので、絶対生きてやろう。生きて、どんなことをしてでも必ず借金を返して、いつか好きに自分のためだけの人生を歩むんだ。と思っている。 母親のことは恨んでいる。でも、どこかでやはり恨みきれなくて、よくわからない感情を抱えている。 叶うならもう一度だけ、母親と娘として話がしたいと思っているけど、きっと叶わないんだろうなとも理解している。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇通過シナリオ 2023.06.19,20 - 怪物a - END A ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇メモ ――――――――――――――――――――――― 　　　　 　　　　 伴侶となるのは俺と同じ生き物 　　　　　　同じ欠陥を持った生き物だ 　　　 　それをお前につくってもらうのだ ――――――――――――――――――――――― ▼あらすじ あなたは借金取りに追われ、 世間から隔離された貧しい暮らしを送っていた。 そんなある日、すべての借金返済の代わりとなる 一つの交換条件を持ちかけられる。 その条件とは、ある男を殺害することであった。 ▼ハンドアウト あなたは多額の借金を抱える多重債務者だ。 過去、借金の返済のため臓器を売り払った。 しかし、未だに莫大な利息を残している。 ▼概要 舞台設定：現代日本シティ「黒嵜町」 推奨人数：1人 所用時間：5.6時間 推奨技能：〈目星〉〈アイデア〉 準推奨技能：〈交渉系技能〉〈隠れる〉または〈忍び歩き〉 ▼探索者概要 時代は現代日本。 西暦2010年の11月下旬。 彩り豊かな秋は過ぎ去り、辺りも少しずつ白づく季節。 国籍・年齢など特に制限はない。 ただし、最低限、日本で生活できるだけの知識と意思疎通の手段が必要であり、PCとして探索に参加できるほどの、ある程度の好奇心を持ち合わせることを推奨する。 それさえ守れていれば、PCの新規・継続も問わない。 ただし、黒嵜町では少なくとも五年以上の時を過ごしている。 また、多大の借金を負ったことで親戚知己の縁もほとんど切れ、たったひとりで最底辺の生活を強いられてきた。 ▼多重債務者 PCは黒嵜町という町に住んでいる。 黒崎町はK県に位置する夜間の営業が盛んな歓楽街。 深夜営業の酒場や低価格の宿泊施設、風俗店が立ち並ぶ。 その背景には、この町に古くから根付く暴力団組織が深く関わっており、中でも指定暴力団である枯山組の影響が多くを占める。 時代は暴力団対策法が改正される以前のことであり、過激な恐喝や脅迫といった弱者への搾取、違法物品の取引やあらゆる犯罪の助長行為が日常的に行われ、PCもその犠牲者の一人だ。 五年前、PCは町内の闇金融業者に関わりを持ったことをはじまりに、枯山組の借金取りから壮絶な取り立て行為を受け続けているのだ。

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