タグ： クトゥルフ 虫の巣ロスト ジャンヌの猟犬

2-7　珍しい技能　探索者は［INT×5］%の、日常生活では役に立たないが特定の人を感心させるような技能を1つ、キーパーと相談した上で持つことができる。例:〈製作(プラモデル)〉〈芸術(対戦格闘ゲーム)〉〈ほかの言語(インターネット･スラング)〉など。 1-4　オシャレ　いつも身だしなみに気を使っている。APP+1。 名前:ガブ 一人称:ぼく 二人称:きみ、呼び捨て、〜さま！ 笑顔(?)の絶えない好青年。おしゃべりが大好きで、初対面の人でもついつい話しかけちゃう。敬語は苦手！ 歌うのが大好き！歌は知らないから適当に作詞しては歌うしたまに酒の席とかで披露する。 あと干草に寝転がるのも、星が綺麗な夜も好き！ 目元が隠れるくらい前髪が長い。見ようとしたら「恥ずかしいよ〜」って逃げる。(前髪で隠れているため農民時はAPP12) 以下秘匿バレ 農民であるあなたには秘密がある。 前王シャルル7世の血を引いている。 しかし王であった父親は革命によって裏切りを受け殺害され、自分も同じように殺されかけたため逃亡し隠れるように暮らしている。 このままここでひっそりと暮らせばたしかに長く生きながらえることはできるだろうが、それでもあなたには王族としての誇りがある。 奪われた家族の形見と名誉を取り戻す、そして革命を起こし再び王の座に戻ると亡き家族に誓った。 世論は今傾いており、すこぶる現王の評判は悪い。王族の象徴たる王冠を取り戻せばなんとか王権を取り戻すことができるかもしれない。 『教会のどこかに保管されている王族の誇りの象徴たる王冠を取り戻すこと』『家族の形見である品を取り戻すこと』『王座の奪還』それがあなたの目的だ。 ここ最近蔓延している病の原因調査のため自分のいる村が抜擢され、自分はそれに立候補した。 教会へと向かいそこで状況報告をすることとなる。 このチャンスを逃せば次いつになるかはわからない、一世一代の計画を実行しよう。 ＜隠れる＞＜忍び歩き＞の初期値が50 駆け引きや立ち回りがうまい、交渉技能に+20補正 過酷な状況下で生きてきたことからショックロール時にCON*6で判定できる。 また、毒に対する耐性がある、POT対抗に+20補正 全名:Charles-Nuitétoilée(シャルル=ニュイテトワレ) 一人称:私 二人称:我が愛、呼び捨て 「国王は頭であり、三身分の民は四肢である。ふたつは、一緒になって、政治的で神秘的な身体を作り上げている。両者の関係と結びつきは分割や分離を許さない。したがって、一部が痛みを覚え、残りの部分が何も感じないということはありえない。」(ギー・コキーユ『フランスの諸身分について』) 国家を具現する王、すなわち機械仕掛けの王になるべくして生まれた。王としての彼は正義と知の化身であり、臣民の幸福以外のことは望まない。彼個人はほとんど存在せず、限りなく国家を象徴する王に近い。 故に、彼はフランス国家を構成する全てを愛している。国家は自身にとって隣人であり、伴侶であり、家族である。王自身は国家のための愛の奴隷なのだ。 王となる使命がある今は自身の生存を優先するが、本来の彼は国家のためなら自身の命すら惜しくはない。 ただ、彼が願うのはより多くの臣民の幸福であるため、時には功利主義的判断を下すだろう。 革命を起こし、父を殺して王になった現王を殺して王となりたい訳ではない。彼もまたフランス国民であり、王となった今、自身と同じ王の血が流れていることに変わりはない。 ただ、一度王に歯向かった彼の真意を知りたい。国家を体現した身体を破壊したその行動が、真にフランスを愛してのものであったのか。 もし彼が真にフランス臣民を愛しているならば、現在の政治を見るに努力したものの向いていなかったと判断するだろう。極めて穏便な交渉を試みるかもしれない。 もし彼がフランス臣民を愛していた訳ではないのであれば、彼は八つ裂きの刑に処される必要があるだろう。彼の行いは、国家という共同体の四肢をばらばらにしたこととなんら変わりはないのだから。 33年前のトロワ条約で糾弾された「王冠論」を、シャルルは知っている。 国王は王冠を古くからの慣習から受領すべきであり、終生にわたって王冠を守護しなければならない。よって、国王は途中での譲位は成し得ないというものだったが、革命によって裏切られた今その伝統はひっくり返されてしまった。王位継承の自動性はここで途切れてしまったのだ。 伝統を重んじることを優先したい訳ではないが、伝統に則ればより多くの臣民から賛同を得られるのではないか。かのジャンヌ・ダルクが父をランスまで命懸けで導き、ランスでの聖別を行ったのはそうした伝統の重さがあったからだ。王座の奪還に王冠は欠かせない。 もう一度、フランスに伝統を取り戻さねばならない。 -芸術について- 国王教育の一環として音楽的素養を磨いていた。彼自身も音楽を愛しており、それは農民となった後も変わらなかった。 【芸術:暇潰しの俗曲】は農民としての彼の趣味にすぎないが、【芸術:国民に捧ぐ独唱曲】は王としての彼の音楽的素養となる。(どっちも芸術:即興歌と同じ扱いです) 余談:パン焼くの下手くそ。鋼みたいになる。 Gab…Gabrielの愛称。受胎告知・復活・慈悲・復讐・死・啓示の天使である。ジャンヌ・ダルクに対しフランスの王を助けに行くよう霊感を与えたのはガブリエルであったという。 -参考文献- J.-M. アポストリデス著, 水林章訳(1996)『機械としての王』みすず書房 佐藤彰一・中野隆生編(2011)『フランス史研究入門』山川出版社 グスタフ・デイヴィットスン著, 吉永進一訳(2004)『天使辞典』創元社 2022/3/28 ジャンヌの猟犬　ロスト

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