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1d2=2 この街の大学に通っていた、この街に住んでいた 埋めたもの：キーホルダー 「社内でひとりかくれんぼ企画なんて絶対嫌です！！！絶対通させませんからね！！」 「うちの雑誌の記事、全部お化けなんかいませんでした！！！で〆たい……むり…」 「……怖いの駄目なのになんで怖い話を集めてるのか？心構えできてないまま遭遇するより知ってるやつに遭遇する方が怖くないからだよ。知識は力！」 クソビビりのオカルト雑誌記者。 写真雑誌の記者を目指して出版社に入社、どたばたの毎日を送っていたところ、突然他部署から熱烈なスカウトを受ける。 首を傾げながら部署移動を承認し、辿り着いたのはなんと怪奇系オカルト雑誌編集部であった。 どこから漏れていたのやら、彼女の趣味（本人は全力で否定している）である『怪談・都市伝説の蒐集&編集』が偉い人の耳に入ったのである。 1時期は真面目に退職も考えたものの、『オカルト雑誌場所ということは対処法の情報も集まりやすいのでは…？』という斜め上方向のポジティブシンキングで早3年。時の流れは恐ろしいものである。 ホラースポット巡りだけは全力でお断りしているため、メインのお仕事は情報収集と怪談コラムの執筆。 同卓PCの呼び方覚え書き 仲のいい同性：名字+ちゃん　（姫夏ちゃん、卯月ちゃん） 仲のいい異性：名字（呼び捨て）　（前田、宇野宮、小鳥遊） そこそこ知ってる：名字+さん、名字+くん　（十二月晦くん） 例外（宇野宮さん）：うつのみや（動転した時とかうっかりした時とか　わざとの時もある） ⭐︎特に出す予定はない背景⭐︎ 実は母子家庭である。 父は茜が小学校へ上がる前に忽然と消えてしまった…らしい。 母に理由を問えば、『お父さんは怖いものに連れてかれちゃったのよ』と返された。 本当なのか、嘘なのか、冗談なのか。それは知らない。それ以降、聞くことをやめたから。 幼少期の話だ。 彼女自身が意識しているかすらも怪しい。 それでも、彼女の源流なのは確かだ。 彼女は『怖いもの』を知り続ける。 もし本当に、『怖いもの』に会った時。 『怖いこと』が起こったとき。 その恐怖は、糧になると信じたいので。

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