タグ： たくよ TRPG

小・中学と空手を習い、メキメキと才能を開花させる。 物覚えが良く、他人に教わったことを飲み込み自らの技とすることを得意としていた。 しかし開花させたのは空手の才能ではなく、ステゴロの才能だった。 高校生になってからは上級生と喧嘩ばかりしていた。 いつの間にか就職が出来なくなり、家を追われ、眠れる場所を探し、食える飯を探し、ついに相手してはいけない人種に喧嘩を吹っ掛け、徒手空拳(ステゴロ)で十何人を相手し、力尽きた。 目が覚めた所は見知らぬ事務所。近くには包帯眼帯青痣選り取り見取りの男が数人。 彫りの深い男は 「これだけやってくれたんだ、生きるか死ぬか選べ。」と問うてきた。 衣食住全てを持ち合わせない花道は迷わず『死ぬ』と答えるが、その男は笑い、「お前の眼に覚悟を見た。今日からはお前はここで働け。」と言った。 吉岡組の幹部だった彫りの深い男“宮崎”に拾われ、名前から背に花道(桜)の刺青を彫ってもらい、ドスやチャカの扱いを他の組員に教わるが上達せず。ならばと思い徒手空拳。数多の抗争を生き延びてきた。 物腰柔らかにすることで極道は生き延びられると教えられる。 地域の子供や老人からは懐かれる『良い人』と成った。

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