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◆生い立ち パイショウ国第一王子。 パイショウ家では代々ファーストネームを父親から贈られ、ミドルネームは成人(18歳)の時に母親から贈られる習慣がある。 生粋の破壊屋であり、はいはいを始めた時から良く物を壊す子だった為、両親はかなり手を焼いた。 しかし5歳の時に妹のホーゼンが誕生するとジーストロは変わる。 始めたの妹に興奮し、妹を抱っこすると力をいれすぎた為に妹が泣いてしまった。 そこから大切な妹を傷つけない為には力を制御する必要がある事を学び、自身に眠る破壊衝動をコントロールできるようになった。 また尊敬される兄を目指し嫌いだった学問も我慢して勉強するようになり、礼節やマナー等も身に着けた。 その分ストレスを発散する為に外に遊びに行った際には、街の不良達とケンカ三昧の日々を過ごしていた。 ケンカに負けた事はなく、ケンカで顔に傷を負った事もなかったので両親にケンカの件がバレる事はなかった。 次第に不良達とは仲良くなり、悪友達とはとても王族とは思えない日々を過ごした。 そんな両親に秘密の日々を過ごしているある日、悪友達との待ち合わせ場所に行くと妹がついてきていた。 随分前から自分の行動は妹には筒抜けだったらしく、自分も楽しそうな事に混ぜろとついてきていたのだった。 一瞬どうしようか考えたが、愛する妹の要求なら全てＯＫなので妹と共に多くのやんちゃな事をして過ごした。 悪い事もいっぱいやったが、一番好きだったのはチャンバラだった。 妹は参加しなかったが悪友達と木で作った武器でやるチャンバラはとても楽しかった。 そんな少年期を過ごして18歳になる時には身長は伸び、筋肉はつき、常人では使わないような大きな斧を愛用するようになった。 兵士では相手にならない実力を身に着けたホーゼンはこの終焉に向かう世界を破壊する為に、 ホーゼンと共に屈強に成長した悪友達と戦場に出向くようになった。 卑怯な事何でもありのチャンバラと兵士直伝の正統な戦闘術を学んだジーストロは、 己に眠らせている破壊衝動を思う存分に戦場で発揮し数々の戦果を上げ、 終焉に向かう世界をほんの少しだけ遅らせる事ができたかもしれない。 戦場で成長したジーストロは次第に破壊の力が大きくなり、 近くにいると巻き添えを食らうからと悪友達とは離れて戦うようになり、 1人で1軍として魔物の軍勢と戦うようになった。 圧倒的な破壊力と1人で軍勢と戦う姿から『破軍』と呼ばれるようになる。 ◆趣味嗜好 身体を動かす事が大好きで勉強はあまり好きではない。 国で流行っているサッカーというスポーツが特に大好き。 それ以外の趣味としては幼い頃に両親からプレゼントされたアコースティックギターを弾く事が好き。 自分が弾き、妹が歌う時間はこの絶望しかない世界でただ一つの幸せな空間だと思っている。 また寝る時はパンツ(ボクサー)一枚で寝る事を好む。 これは危険を最も敏感に感知できるのは素肌であると経験から学んだ為であり、 本当は全裸で寝たいが妹に怒られたのでパンツは身に着けるようにした。 嫌いな事はお酒を飲む事。 お酒が飲めないわけではないが、一度飲んだ際に破壊衝動が高ぶってしまったので 何か大きな失敗をする前に二度とお酒は飲まない事に決めた。 破壊衝動は戦いでのみ発揮するべきである。 人がお酒を飲む事を嫌う事はない。 ◆持ち物について ・大斧『シレンシオ』 　　パイショウ家の武器庫で見つけた長さ2mの大斧(ハルバード)。 　　一般的な大斧と形は大差ないが重さは100Kgあり、一般的な大斧が重くても3Kgな事を考えれば頭がおかしい重量。 　　材質は謎。 　　斧と柄の境目に「敵をいっぱい倒して兄さんの色に染めてくださいね」と妹が付けてくれた大きな元は白かったリボンがついている。 　　リボンの色は今は赤い。 ・乗馬 　　全身真っ黒の体毛で名前はオロボス。 　　妹と森に出かけている際にたまたまいた馬。 　　普通なら逃げるところを逆に襲い掛かってきた為に拳で語り合った。 　　語り合った後に何故か懐いたので気に入り以来乗馬としている。 　　体重が重いジーストロを載せても悠々と闊歩し、戦場でも魔物に恐れる事はない。 　　ブラッシングして欲しい時は自分でブラシを加えて近寄ってくる。 　　断ると蹴られる。 　　命名は妹。実は悪魔の名前なのは知らない。

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