タグ： れーべ NOBODY*2

特徴表 2-5:鋭い洞察力 優れた感覚の持ち主であるため、＜目星＞に+30 誕生日: 誕生花: 花言葉: 一人称:俺 二人称:君、お前 彼の名前の由来:若草、若葉 人や物に踏まれて、茎がへし折れても負けじと上へ成長する力強さから。根を張り、様々な障害をもろともしない忍耐強さをもっていることから。 新米消防士。穏やかで、ふわりとした笑顔が特徴的だが、芯のある喋りをする青年。気さくで明るく、少しお喋りなところがある。とても友好的であり、「挨拶したら友達」という感覚でいる。 ヒーローに憧れていてかなり自己犠牲的であり、大切な人の為なら無理をしてでも頑張ってしまう。人助けも積極的にするお人好し。 誰かに尽くすことが彼の生きる意味のようなものになっている。 余談 年中長袖長ズボン、首にネックウォーマーを被っているのは寒さ対策だけではなく怪我をなるべくしないようにするため。 周りの人に余計な心配はさせたくない。 通過シナリオ: 2021　　 　　4/10，11　　NOBODY*2　　エンド1-A 全員生還 以下HOネタバレあり HO4　足掻く探索者 あなたは痛みを感じることができない、気がつくと”痛み”という概念を失っていた。 あらゆる行動技能に+10 また戦闘時にショックロールを行う際自動で成功する CONに固定で+3 クトゥルフ神話技能に+3 POWに-1 「痛みという感覚と言葉は知っているのに、どうして、いつから、俺には痛みという感覚がなくなってしまったんだろう」 「まあ、でも、ある意味好都合かな。だって痛みを感じないのなら、それを逆手にとってみんなを積極的に守れるもんね」 消防士を目指しているのは、自分に痛覚がないことを逆手にとり、炎の熱さや火傷、怪我をしてもひるむことなく人を助けることができると思っているため。燃焼する建物の中に人がいると分かっている上、一分一秒を争う場合、彼が特攻となって現場へと駆けつけることになっている。 痛覚がないからこそそれを活かそうとするかなり前向きな性格だが、いくら痛覚がないとはいえ酷い怪我をすれば体が持たないぞと家族や友人に酷く心配されている。 そうなったきっかけは中学時代からの友人だった心（こころ）という同級生との出会いからである。 ほかの同級生に虐められ、一方的に暴力を奮われていた彼を、身を呈して助けたことが始まり。 心はとても気が弱く、いつもびくびくとしておりなかなか自分の意見が言えないところがあったが、誰よりも人を思いやれる素敵な人だった。 心が自分と関わることで少しずついじめがなくなっていった頃、何気ない会話の中、彼は自分が目指しているものの話をした。将来は人を助ける仕事に就きたいといい、彼は救急救命士を目指すことを決めていた。 心には自分に痛覚がないことを密かに教えており、将来に悩んでいることを伝えると、「君はヒーローだ。きっとたくさんの人の命も、心も、救えると思うよ」と言って柔らかく笑った。 その一言が、深く胸に染み付いた。 世間とは違う自分のそれに孤独感を抱いていたが、それをコンプレックスとしてではなく、個性として活かす気持ちに変えられたのは紛れもなく心のお陰。 中学を卒業し、時が流れて社会人になったあとも、心との交流は続いた。救急救命士と消防士。厳しい訓練をこなせばこなすほど大きな壁が何枚も何枚も立ちはだかる。その度に時間を見つけては相談し、また世間話を交えてリラックスしながら、お互いに突破口を開いてきた。何よりも大切な友達。これからだってそれは変わらないものだと思っていたのに。 ーーー心は突然、自らその命を絶った。 理解が出来なかった。 自殺なんて絶対にしないと思っていたのに。どうして。噂の集団自殺の中あった見知った名前に息を吸うことを忘れてしまうほどには衝撃だった。 思うことは沢山あるが、それと同時にもう1つ問題が起きる。 両親が本当の両親ではなかったという事実。 これに関しては生みの親より育ての親、という意識なので友人の死より衝撃は受けなかったが、それでも自分は本当に一般的ではなかったということを受けて精神的に参ってしまう。元より痛覚がない時点で一般的ではなかったのかもしれないけれど。 友人が死に、連日続く夢と家族と血の繋がりがない事実を知ったあと街中で倒れ、大宮さんに介抱される。大宮さんとはその後から何気ない話をしたり、時間が空いた時は連絡を取り合いご飯を食 べに行ったりなどするようになる。 無痛症、友人の死、家族とのつながり、連日の夢、NOBODYの文字と記憶、そして一般的ではない自分。 もしかしたら全部が全部、繋がりがないわけではないのかもしれない。 もうこれ以上、自分と同じような苦しみを誰にも味わって欲しくない。そして、自分自身の過去も知りたい。誰かが苦しむ前に、平穏も平和も、守らなければ。だって自分はヒーローだから。 友人の心の言葉を胸に、若草 新葉は動き出す。

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