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Douglas(ダグラス) Oldfield(オールドフィールド)　表:死体修復師　裏:魔術師 ★萎縮(p252)…詠唱に２Rかかる。POW対抗で判定し、成功すれば1MPにつき、HP1を失わせる。 ★ナーク＝ティトの障壁の創造(p274) …物理・魔術的防御の障壁を創造する。SAN値1d10消費、MP1ごとに1d6のSTRを与える。呪文は一分間。障壁は1d4+4時間有効。 ★深淵の吐息(p260) …対象の這いを海水で満たして溺れさせる。対象の姿が見えていなければいけない。1Rに呪文を唱え、MP8とSAN値1d6を消費。POW対抗成功で、窒息のルールを適用し、ダメージが入る。対象は1d6ラウンドに、CONロールに失敗のたび1d8ダメージが入る。 ★恐怖の注入(p256) …呪文の対象となったものは突然の恐怖に見舞われる。MP12、1D6の正気度を払う。突然の恐怖に見舞われた対象は0/1D6のSAN喪失、仕事の手なども止めてしまう。 蠱惑的な笑みを常に浮かべる白き魔術師。天使のような佇まいだがエンバーマーであることも含めて「あれは死神だ」とも言われる。 おおらかでゆるふわっとした喋り方だが存外頑固で「間違えたことは正さなければいけない」という信念がある。 幼少期の頃名家に生まれた時、シングルマザーの母親がとても厳しく勤勉に、可憐に、汚れなき存在であるようやや狂気的に徹底的に育てられた。 さらにそれは自分の体が性的に女性の形を作り出したことから過激になり、鞭打ちや折檻は当たり前になり、女という自分を母親は嫌悪した。 理由はおそらく父親が愛人を作って去ってしまったこと。 そして結果、母親は自分のことすら忘れて足を切断し、殺そうとしてきたため必死に身を守っているうちに母親を殺害。 「正さなきゃ　間違いを　正さなきゃ」そういって半狂乱になって本棚に手を伸ばすとそこには家にあるはずのない魔導書。 “蘇生”に至る魔術を使おうとしたがそこに至るまでに死体は傷んでしまい、間に合わず、結果彼女は深淵を覗いた魔術師となった。 家には母親の体をバラバラにしてホルマリン漬けにし保管して隠している。 また身体中に折檻の痕があり、アルビノということもあって露出の少ない白い服などを着込む。 ダグラスが「間違いを正さなければいけない」という強い執着はむしろ強迫観念としてこの事件から続いている。 道を誤った魔術師には容赦も慈悲も言い訳を聞くこともなく断頭台のように殺す。 「あなたは間違えてしまったのだから、正さなければいけないでしょう?」 【妹に関して】 分家に妹がいる。名前はローズ・オールドフィールド 例の父親と愛人の子供で、ある日本家の玄関に赤子の時捨てられていた。16歳だったダグラスは妹にローズと名付け、分家(親戚)に頭を下げて預かってくれるように頼んだ。母からの異常な躾を薄々おかしいと感じて、守るために。妹は分家ですくすくと育ち、こっそり会える時にはたっぷりと愛情を注いだ。母親も愛してはいたが、この世で一番大切な者である。 妹はダグラスよりも芯がしっかりして言いたいことは言えるまっすぐな子である。ダグラスの母親の躾をおかしいと思ってはいたがそれは自分が生まれたことでも原因があると思い自責の念がある。ずっと間違えていると言えぬまま姉は間違いを犯してしまい、魔術師となり、さらにそれで自分を責め、姉を救いたいと決断してある日ずっとバイトで貯めていた通帳を持ち出して家出をしてしまった。姉を救う人を探すために。

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