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西風田 雅(あちだ みやび) 「雅よ。西風田 雅。好きに呼びなさいな」 「確かに追撃部隊のリーダー、みたいなポジションだけどあんまり気にしないで。…ところで、あなた化粧ノリの良さそうな肌してるわね。…ちょっと面貸しなさい」 「あらあら！元親ちゃんじゃないの！今日もいい肌してるわね。…ところでそろそろメイクさせてくれても良いんじゃない？あら、ダメ？振られちゃったわね。そういう所も好きよ」 三羽烏の1人。追撃部隊のリーダーをしている人。 口調や見た目やらで勘違いされがちだがれっきとした男。本人の性自認もしっかり男。 黄緑とかいう派手髪だがウィッグである。地毛は黒。 趣味はメイク。自分でするのも他人にするのも好き。自分の部下の相手にやる事も多々。本人が本気で拒否しない限りは逃すつもりはない。 「メイクに性別なんて関係ないわ？ いい？この街は戦場なの。そしてメイクは自分自身を着飾り武装する事と同意義よ。あなた達、無防備で出るなんて愚かな真似、しないでしょう？」 との事。 リーダーをしてはいるが割と放任主義。 それはそれとして絶対に守らせているルールが一つだけ存在している。 それはこの烏黒の衆に課されているものでもあり、何より雅が一番大事にしている事。 『カタギに手を出すな』である。 カタギ、つまり一般人への加害。 それ破った者は今の所片手で数えられる人数だが、揃いも揃って雅の蹴りの餌食になっている。らしい。 ちなみに他ギャングに対しては殺人以外なら許容している。殺人は許容していないが失踪させたぐらいなら許すらしい。 本名は西風田 雅久(あちだ ただひさ) 27歳 「警視庁捜査一課、西風田 雅久。以後、お見知りおきを」 「ギャング同士の争いは正直どうでもいい。民間人さえ巻き込まれなければ。…あぁ、本当に」 捜査一課所属の刑事。現在は烏黒の衆へ潜入捜査中。 真面目、無愛想、堅物。どこからどう見てもお堅く見えてしまう人間。 潜入中の姿とのギャップが凄まじいがもちろんこちらが素。 ただそれはそれとして人付き合いが嫌いというわけでは無くどちらかと言えば好き。不慣れ故にこうなっている所はある。不器用人間。 カラーギャングの爆殺事件で同僚であり2歳上の幼馴染である『柏葉(かしわば)つゆり』を亡くす。 人当たりや面倒見が良く愛想も良い、誰かを巻き込む事はあれどもいつも真っ直ぐな彼女へ1人の人間として親愛(恋では無い)の感情を抱いていた為、そんな彼女が巻き込まれた時間への熱意は並大抵ではない。 そもそもつゆりの死を招いた原因は自分だ。 本来その事件の現場に行くのは自分のはずだったのだから。 事件が起きたその日、雅久は勤務であったが所用があり「予定あるの？いいわよ。代わってあげるわ」と非番であったつゆりに代わってもらう事となる。雅久が向かうはずであった現場で彼の代わりに事件に巻き込まれたつゆりはそのまま命を落とした。 その事に対する後悔と罪悪感を抱えながら、事件の犯人を探す為に日々を過ごしている。 ギャング潜入中の『雅』としての性格は幼馴染であったつゆりを真似て出来上がったもの。 事の経緯としては 雅久に潜入捜査の指令が下る ↓ 了承。ただし本人の性格に難があり不安要素しかない ↓ その場に居た誰かがぽつりと溢した「こういった事は柏葉の方が上手くやれただろうな」という発言を聴いてしまう ↓ 幼馴染の死により発狂に近しい状態になっていた雅久がその意見を真に受ける ↓ その結果出来上がったのが雅久の思うつゆりを模倣した人間。『西風田 雅』であった と言った流れ。 そして何より雅久に想定外の演技力があったのも問題点の一つ。自然に雅になってしまった為同僚に驚かれたと共に若干引かれたとか引かれてないとか。 幼い頃から母親のメイクの様子を見ており「まるで魔法みたい」とそんな感想と興味を抱いていた。いつか自分も、という願いも一緒に。 だがそれはそれとして自らの性別や性格の関係上手を出す事も口にする事もせずに過ごしていたが、それらに気付いたやけに観察力の強い幼馴染に高校生の頃『実験台』と称されメイクを施される事となる。 そんな幼馴染の、つゆりの『実験台』と言う言葉に甘えながら自らも仕方なくという体でメイクに手を出す事になった。 その為雅は自然にメイクが出来るし、他人に施したりもしている。 自らの心のうちに秘めていた願いを拾い上げ叶えたつゆりへの感情には『恩義』も含まれている。 この事件の果て、仮に犯人を見つけたとしてどうするかは決められずにいる。もちろん捕まえはする。それは刑事として自らに課せられた使命だから。 多くの命を奪った犯人は必ず裁かれなければいけない。 でも、それでもつゆりの命を奪ったのは自分なのだ。本来死ぬべきでは無かった彼女が事件に巻き込まれた原因は自分だ。 だからきっと、自分もいつか裁かれなければいけない。 『罪人』なのだから。 ただそれと同時に思う。 『罪人』である自分に誰かを裁く為に捕まえるなんて事が許されるのだろうか、と。 もしかしたら数多の命を奪った犯人を殺し、自分もそのまま死んだ方が世の中から罪人が2人もいなくなって良いのでは無いだろうか。 と。 イメージソング びいどろ/GOOD WARP 【能力値×ｎ】--- CCB<=({STR}*5) 【STR】 CCB<=({CON}*5) 【CON】 CCB<=({POW}*5) 【POW】 CCB<=({DEX}*5) 【DEX】 CCB<=({APP}*5) 【APP】 CCB<=({SIZ}*5) 【SIZ】 CCB<=({INT}*5) 【INT】 CCB<=({EDU}*5) 【EDU】 CCB<={SAN値} 【SANチェック】 CCB<=65 【アイデア】 CCB<=70 【幸運】 CCB<=85 【知識】 【技能値】------- CCB<=83 【回避】 CCB<=80 【キック】 CCB<=95 【拳銃】 CCB<=88 【聞き耳】 CCB<=6 【精神分析】 CCB<=85 【追跡】 CCB<=41 【図書館】 CCB<=87 【目星】 CCB<=56 【跳躍】 CCB<=93 【ナビゲート】 CCB<=80 【言いくるめ】 CCB<=41 【説得】 CCB<=18 【クトゥルフ神話】 CCB<=70 【芸術(メイク)】 CCB<=86 【心理学】 CCB<=11 【生物学】 CCB<=20 【博物学】 //////////// //STR = 10 //CON = 10 //POW = 14 //DEX = 13 //APP = 13 //SIZ = 15 //INT = 13 //EDU = 17 //db = +1d4

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