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モチーフ：金目鯛 C国の参謀総長 C国：カンサイ広域連合 　C国―カンサイ広域連合―ではデザイナーベイビーの研究が進んでいた。C国は古よりNSC―New Sence Control―と呼ばれる養成所が存在しており、優秀な人間の育成については力を注いでいた。それが次第に激化し、人間を遺伝子のレベルから組み替えるということにまで発展する。それを可能にする法案が成立した際は、倫理問題から多くの国民がデモや抗議活動を行ったが、戦争の気運が高まるにつれ、世の中の関心はそちらへ移っていった。そして第三次世界大戦の最初期にあたるセトナイ海峡戦、コウベ攻防戦にて、C国は小国なれど華々しい勝利をあげた。それはすべてNSC一期生である若手将校の功績であった。その中にダンキ・メイの名前もあった。 　ダンキ・メイは作戦参謀として設計された人間である。幼い頃から兵法や戦術を学び、同じ養成所の仲間と切磋琢磨してきたが、ダンキはその中でも群を抜いて作戦立案が得意であった。ダンキは自らの立てた作戦を次々と成功させ、C国を影響力の強い国に押し上げた。 　彼が戦争を続ける理由はただひとつ、「そう生まれたから」である。 「はいどーもー、稀代の大天才、ダンキ・メイと申します」 「なんやねんホンマも～～～！うちは小国やねんからなんも旨味なんてあらへんで！」 「別に戦争なんてどないなってもええんやけどな。勝てって言うとりますのよ、うちのボスが」 2023/05/05　蹂躙するは我が手にて

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