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遺書にさほど興味はない 自分はそれほど強く興味を惹かれるものは無いし、遺書に興味を持ってる優太が面白いのでそのままにしてる 殺しに関しては｢生きててもいい事は無いし死期を早めてやってるだけ ｣という認識、悪い事ではない 両親の仲が悪く、というか父親が一方的に母親や俺に当たるような奴だった 母親はそんな父親の機嫌を取ろうとしてよく失敗してた 母親も｢ごめんね｣と父親のやってる事を詫びるくらいなら早く離婚なりしてこの家を出たらいいのに、まだ昔の父親に戻るかもしれないと期待を抱いてるらしかった 馬鹿だなと思った 俺は小学生高学年くらいになってから、いつも通りに母親に当たってる父親を後ろから刺し殺した これで母親も助かっただろ、と思って母親を見たら 酷く糾弾されてしまった 何が悪いのか分からないが、母親は俺の母親である事をやめて、俺も色んな所を点々としたけど落ち着ける場所もなく裏社会にきた 人を殺している所を優太に見られて遺書屋になった 多少まともな人間ならまだしも、 ゴミだなと思う人間に書かせる意味があるのか？と思ったが窮地に陥ったゴミが書く内容は少し面白かったし好きなようにさせてる 遺書 これを読んでるって事は俺は死んだらしい 別にいつ死んでもよかったが、 遺書を書いてたからって別に死ぬ準備はしてない ガキだが、俺が居ないからって何も出来ない訳でも無いだろ どうせ生きてるうちにまともにお礼なんか言わないだろうしな、ありがとう優太 お前と組んで、少しは楽しかった やっと俺にも惜しむものが出来たんだ 別に誰が死んでもどうでもよかったが、お前には出来れば死んで欲しくない、情だろうな…… 強くなれよ、じゃあな

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