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UGNチルドレンの肉体に寄生し主導権を握っている、（自称）協力型レネゲイドビーイング。 明るく陽気で大雑把な性格。"綺麗な音"が好きで、人間の『音楽』や『歌』という文化に大きな関心を持ち、自らも歌うようになった。 「梢 穂乃歌（こずえ ほのか）」はチルドレンの方の名前で、「キャロル」は現在表に立っているレネゲイドビーイングの方のコードネーム。 梢の意志が表に出ることは滅多にないが、消えているわけではないらしく、ごくまれに出てくる。引っ込み思案でおとなしい性格。 ある土地で信仰対象となっているレネゲイドビーイングから分かれた端末。 昔、本体であるレネゲイドビーイングの祀られている地でオーヴァードに関する事件が発生、付近で起きた戦闘によりUGNチルドレンが致命傷を負い、自身の能力では再生不可能の状態になっていた。それを（勝手に）自分の因子を埋め込み再生させ別個体のレネゲイドビーイングとして利用。ヒトとの意思疎通や自力で移動することができない本体の代わりに、『外の世界を見るため』『ヒトを知るため』に活動を開始させた。 事件当時、宿主となったチルドレンは死体こそ発見されなかったものの、戦闘により死亡したものと思われていた。しかし、各地支部でちらほらと目撃報告が上がり、数年後に現在活動の中心地としているUGN支部を来訪。ことのあらましをざっくりと説明した後、UGNへの協力姿勢を示したため、現在は監視下に置かれながらもイリーガルに近い形で生活している。 チルドレンやイリーガル達の中には宿主と知人だった者もいるが、キャロル本人が隠す気が無いことと性格がまるで違うせいで関係は微妙。 現在、一度死の淵に立った弊害からなのか、或いは何か阻害するものがあるのか、肉体側の意識が目覚めることはあまりない。 本体と端末とは別個体で、キャロルにはキャロルの意志があるが、見聞きした物事は全て本体へも届いている。彼女（或いは彼）の主な行動指針は『本体の知識欲・探究心を満たすこと』で、意識的にはイコールで結んでいるところが大きい。 当人曰く、自分は4番目に分かたれた存在なのだそうで、そのことから一部のデータベースでは第四の贈り物（The fourth enemy）と記載されたり、呼ばれたりしているらしい。

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