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「メアリー・スーの眠れない夜」（HO2:助手） 以下、シナリオHOバレ （シナリオ的に都合が悪かったら改変します） 三合会に所属するチョ＝ーチョー人。出身は恐らく香港だが日本での任務が多かったため日本語の方が得意。 『尾張終』は今回の任務にあたって使っている偽名で、本名は『憂炎（ユーエン）』（中国名）。 物心ついた頃から組織や肉親に指示されるまま犯罪や儀式に手を染めており、それが日常だったため、幼少期はその環境の（一般人から見た）異常さに気が付いていなかった。しかしあるとき任務の中で市井の人々を見かける機会があり、その生活を知ったことから、自分の出生や行ってきた犯罪に対して罪悪感や悍ましさを覚えるようになる。 10代のときに一度計画を立て組織を抜け出し行方を晦まそうとした（HO時系列2）が、結局一年と経たずに連れ戻されている（時系列3）。その後任務を受け、探偵と出会ってからは3～5年のイメージ。当初は用心棒はいらないかと売り込みに来て、最終的に助手に落ち着いた。 三合会から抜け出したいという感情は残っているが、一度目の逃走計画が失敗に終わったこともあって半ば諦めている。 「終わり」を繰り返す偽名は都築の名前との対比と、探偵生活がいつか終了する任務であることをいつも意識して、それに執着することを自制するため。 普段は飄々として文句の多い召使いのように振舞っている。都築に対しては「女王様」「探偵さん」などと呼称しがちであまり名前を呼ばない。 特徴表：銃火器の達人 尾張/終：終わり ユーエン：U.N.オーエン（Ulick Norman Owen）＝何者ともわからない者 ・推奨技能：＜目星＞＜聞き耳＞＜隠す＞＜心理学＞ ◎HO助手の概要 HO助手は［チョー＝チョー人（基本ルールブックP183／マレウス・モンストロルムP72）］であり、［ミリ＝ニグリ］と人間の間に生まれた亜人種である。 外見は一般的なアジア人と全く変わらない。ステータスは以下から算出する。 STR3D6 / CON3D6 / POW3D6 / DEX3D6 / APP2D4+1D6 / INT2D6+8 / SIZ2D4+8 / EDU2D4 SAN ［1/2POW×5］（一般的な初期値の半分） この他詳細は基本ルールブックを参照。 ◎HO助手の状況 ●時系列１ HO助手は、生まれた時から、［三合会（さんごうかい）］に所属している。 三合会は様々な邪神を信仰している犯罪組織である。 ●時系列２ HO助手は過去一度、邪神にまつわる自らの出自から逃れる必要を感じ、組織を離れている。 時期はPLの自由に決めて良い。 ●時系列3 しかし、組織に連れ戻されてしまい、組織の一員として働いている。 時期はPLの自由に決めて良い。 ●時系列4 HO助手は組織の手によって、記憶をかなりの量消されている。 わかっているのは、HO探偵を守るように三合会から指示されていたこと、その任務は終わったことだけである。 任務をいつ請けたのかについても、記憶があいまいで思い出せない。どうやらその記憶も消されているようだ。 ●現在 任務は終わっている。 HO助手は今朝、HO探偵の職場に行き、自分がそこにいた証拠隠滅をしなくてはならない。 今朝、職場には誰も来ないはずだ。 ◎HO助手の目標 このまま組織の一員として暮らしていれば、組織の行う儀式によって、遠からずSAN0になってしまう。 また、もし再度逃げても三合会に同じように見つかってしまうのは避けられない。 以上をふまえ、HO助手の目標は、三合会から足を洗うこととして想定されている。 しかし、PLとPCの判断次第では、それ以外の道を目指すことになるかもしれない。 ともあれ、当座の目的としては、証拠隠滅のため、職場に向かわなくてはならない。 行動開始時時刻は朝となる。 ●事前設定を踏まえたキャラクター作成の留意点 「三合会に所属するチョー＝チョー人である」「三合会を離れようと考えたことがある」この2点を守れば、キャラクター作成は自由。 ・出身地自由。三合会の本拠地は香港だが、三合会の下位組織は世界各国に存在するため、出身国はどこにしてもよい。 ・ベース職業自由。三合会を離れた時期は自由であるため、10代のうちに離れて好きな職業についたという設定でもよいし、 　長い間三合会にいたということで暴力団員やエンターテイナー等を採用してもよい。 ・HO探偵との関係自由。好きな設定にしてよい。 ・その他、興味ポイントの振り分け、趣味嗜好、価値観なども自由に決定してよい。 また、三合会やチョー＝チョー人について、PLは事前に調査・参照してよい。

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