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高校2年生/16歳 兎の獣人。 周りから浮くことを極度に怯えている。悪目立ちしないように、と耳を無理矢理後ろに折りピンで止めている。 兎にとって耳は神経の詰まった大変敏感な部位である為、無理な固定から来る痛みは並大抵のものでは無い。しかし聡明な彼は、獣人が世間から疎ましい目で見られていることを、異常者は徹底的に排除されることを知っている。実際、自分の姉は兎であるだけで壮絶ないじめを受けた。「普通」を得られるのならばこんな痛みなど、造作もない。 （ピンを外して耳の固定を解けば、兎特有の聴覚が戻る。） オカルト部に入ったのは幼なじみである佐能がいるからという理由が1番大きいが、己の耳を人間の耳にする方法を探す為でもある。 佐能とは小学校からの付き合いだが、線崎が兎であることに気づかれていない。学校内では昼食を一緒にとったり登下校を共にするなど、基本的に佐能と2人で行動している。 線崎は自分が人間でないことがバレた時がこの関係が終わる時だ、と考えている。 幼少期から獣人のみで行われるキックボクシングをベースにした独自のスポーツを続けてきた。大きな大会で優勝すると耳に☆型の穴が開けられる。 線崎は左耳に3つあり、これは小学時代に開けられたもの。 【技能について】 拳銃： 性的消費されてきた兎の獣人は護身のため幼少期に銃を扱えるように教育される。 精神分析・応急手当： 姉の怪我の治療とメンタルケア

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