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「化け物、か。　そう言われるのは……やっぱり堪えるかな」 ====================================================================================== 東京近郊N市在住の、公立高校2年生。　名は体を表すように、純白の長い髪が目を引く。 品行方正・成績優秀・運動神経抜群の、完璧超人一歩手前の人物。 それゆえに男女問わず人気がある……というわけでもなく、その実かなりマイペースな性格で、交友関係自体はそこまで広くない。 養父との二人暮らしで、上述の完璧超人要素は基本的に養父の教えや譲り受けである。 学業に打ち込みつつ、休日は養父が個人で経営している店の手伝いをしているため、そういった意味でも大体の事はなんでもできる。 趣味は身体や頭を働かせる事。　好きなものは和菓子、苦手なものはブラックコーヒー。 ====================================================================================== 肉親は父親・母親共に元オーヴァードであり、真白が幼少期の頃にジャーム化、現在の養父である「風祀　一真」に討伐されている。 当時の記憶は処理されてこそ居るが、彼女自身がオーヴァードとして覚醒する日は近いと当時を知る者は全員睨んでおり。 そしてその予測は、やはり現実のものとなってしまうのであった───。 オーヴァードとしての力は、血と獣化を操るクロスブリード。「自身の血液を獣化させる」ことで、血液を異形の大剣へと変化させて戦う。 キュマイラとしての要素はやや薄めだが、エフェクト発現の際には紅色の瞳が碧色に変色し、服装も変化する。 何よりその桁外れの身体能力は、紛れもなくキュマイラのそれだと言っていいだろう。 ======================================================================================

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