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君が目覚めるなんて、運命の女神は手が滑ってしまったのかな？全く、困ったな。 味方よりも敵を理解し、味方よりも敵に近い君は【地獄の住人】だ。 【死の手】で【殺劇】を引き起こす君は、雑兵どもには【死神】のように見えるだろう。 いつのまにか【カンフー】なんか覚えてしまって、なにがしたいんだい？君に出来ることは少ない癖に。 そうだね、【チェーンソー】と【芝刈り機】を振り回して、敵を蹴散らすことは出来るだろう。幸か不幸か、君の腕には【有刺鉄線】も巻きついている。戦いに夢中になり過ぎて、その頭から【アドレナリン】でもでるかもしれないしね。 せいぜい、仲間を守れば良いさ。いつ壊れるともしれない恐怖に怯えながら、与えられた幸せを味わう。いいんじゃないかな？君らしくて。 ふふふ、愛しいお姉さま。わたくしたち、お姉さまの姉妹よりも、確かな絆で結ばれておりますわね。だって、そうでしょう？忌まわしきサヴァントに過ぎないわたくしたち。お姉さまたちのような、お父さまに可愛がられた崇高なるドールには到底及ばない。いつだってわたくしたちはお姉さまたちに殺されて、お姉さまたちの敵として再生される。でも、お姉さまは……お姉さまだけは【死神】だから【地獄の住人】たるわたくしたちに逢いに来てくださる。その【死の手】でわたくしたちの【はらわた】を、引きずり出して。【選ばれし肌】を引き裂いて。その【チェーンソー】でわたくしたちに慈悲をくださいな。ああ、そしていつか遊ぶことに飽きてしまわれたなら。わたくしたちのお姉さまとして、一緒に【亡者の覚醒】を果たしましょう……？

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