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春風　翔（はるかぜ　かける） ■誕生日：4/16 ■血液型：A型 ■好きなもの：子供、日本酒、牛乳 ■嫌いなもの：薬の味、自分より図体がでかいやつ、酸っぱいもの 仕事人間、仕事が恋人ですって満面の笑みでいうタイプ。 人がいいので人生損するタイプ。困っている人がいたり、泣いている人がいるとほっとけない。 一に周り、二に自分。どんなに自分が傷ついても他人を優先する。 それがたとえ、望まれぬ正義だとしても。 過去の事件のことはあまり思い出したくない。 なので、家族内でもこの事件のことはあまり話してはいけないルールになっている。 誘拐されたことで現在も後遺症が残っている自分の弱さが嫌い。 烏野一生さんを凄く尊敬している。大切な先輩。 響子ちゃんのことも大切にしてる。 自分に妹ができたみたいで嬉しい。 【大変どうでもいい家庭情報】 四人家族。 弟のことをなによりも大切にしている。 理由は、過去にいじめられて自殺まで追い込まれていた弟に気づけなかったから。 部屋で首を吊ろうとしていたところを目撃し、そこで初めて弟がいじめられていたことに気づいた。 自分が支えてやるから、助けるから自殺しないでくれと頼み過保護レベルに弟を大切にしている。 そして命を救われた弟も兄に酷く依存し、『翔兄さんは俺のもの』と思っている。 弟のおねだりで今もまだ実家暮らししている。そして弟の弁当を作るのも翔の役目。 うさちゃんのキーホルダーにはＧＰＳがついている。 【えっこく　カラスの証明げんみ×⇩】 翔 【どこまでもその大きな羽で飛んでいけるように】 そう名付けた。 烏野さんさんが捕まって、響子ちゃんも他界し、 こさぎさんは狂気的な殺人犯だった。 15年前何があったのか具体的には覚えていない、分からないことが多すぎる、言葉では烏野さんに”解決する”なんて言ったが実際のところ手がかりすら掴めていない。 こさぎさんは、俺だって普通に生きたかったと言っていた。 正直、こさぎさんに情がないと言ったら嘘になる。 彼の真面目さは、優しさは本物だと認識していた。そうじゃなきゃ、家庭なんてもてないと思う。 彼も”被害者”なんだ。 サーカス場から俺は逃げた。みんなを置いて。 そして刑事になった。 これは、運命なんだと思う。俺が、15年前の事件を解決しなければならない。 響子ちゃんが尊敬してくれた、なりたかった刑事になれるように。 烏野さんみたいな、正義感の強い人間になれるように。 前を向かなければならない。 ``` あなたはあれからひどく飢えを感じる。 食事は満足に行っているはずだ。 けれど空腹感を覚える。 ここ数日の頭痛が以前にも増してひどい。 医者に行っても異常は見つからなかった。 自分の体はどうなってしまったのだろうか。 POW-1 ``` こさぎは言った。いつかお前もこうなると。 人を喰らうのか？こさぎのように頭がおかしくなって、自らの手で誰かを殺すのか？そんな不安が日に日にましていく。 考えたくない、理解したくない、だから身体をがむしゃらに動かした。そうしないと、自分が自分でいられなくなる気がして。頭が痛い、喉が酷く渇く、けどこれは自分が弱いせい。大丈夫、大丈夫、大丈夫。俺は、約束したんだ強くならなきゃいけないんだ。 だって、まだ何も、誰も救えてないのだから。 何年前にあった施設からきた子。怯えていて、見えないところにたくさん怪我をしていた。救いたかったから声をかけて手当してあげたんだ。けど、彼はひどく悲しい顔をしていた。余計なお世話だったのかもしれない。ごめん。 弟は、俺が一人暮らししてからいじめられて自殺に追い込まれた。どんな気持ちでここまで準備したのだろうか？俺がもう少し早く手を差し伸べていれば凛はこんな辛い思いをしなかったんだ、ごめんな。 響子ちゃんが死んだのは俺のせいだ。 俺がサーカスなんて誘わなければ、手を離さなければ、油断しなければこんなことにならなかった。 もっと早く見つけてあげれば、俺が優秀な刑事だったら響子ちゃんは子供たちはこんな辛い思いをしなくてすんだんだ。 熱かったよな、痛かったよな、 ごめん。ごめんなさい。響子ちゃんの未来を奪ってごめんなさい。 烏野さんが殺人犯になったのも俺のせい。俺がこさぎを撃っていればこんなことにはならなかった。判断が遅かったんです。情が動いてしまった。本当にごめんなさい。 俺があなたの前に現れなかったら、あなたは幸せの家庭を過ごせたはずなのに。俺が烏野さんに甘えてしまったからだから、あなたから全てを奪ってしまった。烏野さんを苦しめたのは，こさぎじゃない。俺なんです。 ごめんなさい こさぎさんも、俺があの時救えたら、未来は変わっていたかもしれないんだよな。弱いよ俺、弱い。ごめんな、ごめん。ごめんなさい 正義のヒーローはいつだって、誰かを守るために救うために走るのだ。 たとえ、身体がボロボロになっても、死にそうになっても そんなヒーローに憧れて、ヒーローさえも救いたいとそう思った。だから俺は刑事になったんだ。 なったんだよ、なのに。 哀れな、エリートけいじ、かけて、とんでいるだけ。 誰も救えないのはしょうがないだって君には飛ぶことしかできない羽と足しかないのだから。 過去を振り返って、後悔したって仕方がない。 失ったものはもう戻ってこない。

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