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友人たちとのキャンプ中に熊の襲撃にあった男は、崖から足を滑らせ大怪我を負ってしまう。 同じくグループからはぐれてしまったらしい友人が男を見つけ、共に洞窟へと身を潜めていたが、持ち物は熊に襲われたキャンプ地にすべて置いてきてしまった。生憎季節は冬であり食料の確保は困難である。友人も怪我をした男を連れて下山できない…何とか飢えを凌いで、救助を待つのみだった。 何日もたったある日、食料を探していた友人が肉の塊を持って男の前に現れた。熊の肉なんだとそういった。 極限の状況に男は何も考えず、肉を貪り食った。やがて数日後に救助が来るまで、友人がどこからか運んでくる肉を食べながら命をつないだ。 他の友人は無残な姿で見つかった。獣に食い散らかされた遺体と、人肉の一部が熊の胃から見つかったため、熊の襲撃にあい亡くなったと誰もがそう考えた。 連日ワイドショーを騒がせていた未曾有の獣害事件は、友人が自殺したことによって報道が自粛される。 数年がたち、男はとある小料理屋を訪ね熊肉の料理を注文した。命の限界で口にしたあの味が忘れられなかったのである。 やがて運ばれてきた料理を口にすると、男はシェフを呼びつけ、これは本当に熊の肉なのかと問うた。 「これはちゃんと熊肉ですよ！新鮮なので臭みが全くないでしょう！」 どこか誇らしげに語るシェフの話を聞き流しながら、男は人を殺して生きることを決めた。 各地を転々としている料理人だが実態はカニバリズム趣味の連続殺人犯である。 元から頭がおかしかったけど上記の事件がきっかけで目覚めてしまった。目覚めなかったら人生って退屈だなって思いながらも普通に暮らしてそう。 料理人を目指したきっかけは包丁を堂々と持ち歩けるから。 たこパたこしよ かつどん　ヴィオラ　ジャスティーン　ペケちゃん　朝日　前田 紫蓮の滝 タカシ・ノワール・雲母・煌・えいなん

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