タグ： デュラハニズム

修道女として教会に勤める女性。純粋でおだやかで優しく、とても敬虔なシスター。 幼いころ虐待を受けており、体中が傷だらけ。父親が自身をかばって事故で死んでからというもの、母親から「なぜお前は生まれてきたのか」「お前は不幸を呼ぶ」「悪魔の子」などと罵られ続け、傷つけられてきた。 その後母親は虐待が周囲にバレて捕まり、彼女は孤児院「セントマリア・ホーム」に入る。そこで彼女は神の存在、そしてキリスト教の「全ての人には生まれながらにして罪がある」という教えを知る。元々父親の死や親に言われたことを気にして「自分は生きてはいけない人間なのだ」と考えていたが、純粋な彼女は「周りの人間より罪深い私はもっと苦しんで生きなければならない」と思い直す。そして彼女は自傷癖がとてつもなく激しくなった。ピアスをバチバチにあけ、ありとあらゆる無茶をし、結果それが快感につながり、究極のマゾヒストとなったのである。 「自分が世界で一番醜く醜悪な存在」と思っているので他の人間にはとてもやさしくおだやか。 好きなものは刀、努力、奉仕、自傷。苦手なことはナス、褒められる、鏡を見る。年々自分の顔が虐待してきた母親の顔に似てきているため、鏡を見るたびに自分の罪を思い出し、耐えられなくなり、鏡を拳で割っていた。さすがに周りの修道女が止め、なるべく鏡を見ないよう周りに助けられ生活している。髪も元々黒だったが、母親から遠ざかるために染めた。 周りの人間からは「ちょっと変わった見た目をしているけれど、よく孤児院の子供たちをマイクロバスに乗せていろいろなところへ遊びに行っている、とても良いシスターさん」と思われている。実際仕事は真面目でとても機転が利き、周りからも優秀だと思われている。料理や家事などは不得意なため、よく畑仕事などをしている姿も見られている。 刀は彼女の趣味。中高と剣道部に所属した縁で刀に興味を持ち、ついに自分の刀（脇差）を購入した。「殺されるならこの子にズバッと殺されたい」と思いながら夜な夜なコッソリ刀を安全な場所（私有地）で振り回している。愛刀の名前は「架汰璃奈（カタリナ）」。

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