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【通過シナリオ】 『災異神 夙夜典界』HO【白虎】 ●名前について 名前 : 鉗葉 杜鵑(とば さつき) 名前の由来 : 杜鵑草(ホトトギス) 苗字→金の付く漢字を調べ、鉗がくびかせ。罪人の首にはめる刑具の一つ。かなばさみ。はさむ。とじる。つぐむ。の意味を持つ事から選び、葉は言霊に関連している事として言葉を連想し、鉗と葉を組み合わせて鉗葉→鉗は鉗(と)じるの読みもあることから読みをかんばではなくとばに決定。 名前→ホトトギスの和名の杜鵑草から杜鵑→調べた結果サツキの漢名でもあり、そのことから読みをさつきに決定。 ●性格について 姉を慕っており、式神と言う立場関係無く姉の為に動き、姉を支え、共にありたいと願っている。 分かりやすく書くと シ ス コ ン 姉が言葉を制限されている代わりにと、人と関わる際は積極的に話すしそれが姉の手助けにもなると考えている。 言えるわけがないが、「人としての名」を呼ぶことを禁止され、消されたことに対しては未だに納得が出来ずにいる。仕方の無いことだと、今までもそうであったことだとしても、それを肯定することが出来ない。だからせめてもと秋の異名から白秋姉さまと呼び始めた。 自分にとっての大切な姉であることに変わりはなく、その名を呼べないのは酷く悲しいことである。 そんな姉と、少しでも長く居れるようにと、少しでも苦しみがないようにと医術にも力を入れて学び、ほんの僅かでも良いから石化を抑えることができないかと探し続けている。また、少しでも抑えるために自分の力だけでも出来ることを増やそうと陰陽術に対しても熱心に取り組んできた。 また、姉が名を禁じられているのに自分は何も変わることはなく、それがどこか寂しくて悲しくて仕方なかった。この事から、自らは顔を隠し誰にも見せないことで少しでも近くあろうとしている。素顔は姉以外の誰にも見せようとしない。任命され暫くしてから行うようになったので、現在の素顔は姉以外に知る者は居ない(筈)。 ●生い立ち 姉の1年後に生まれ、それからずっと姉を慕い共に過ごしてきた。式神に任命される前から能力を評価されてはいたが、任命されてからはより陰陽術等に対して真剣に取り組んで来た。特に力を入れている陰陽術に関して長けているのは勿論の事、その他知識的な面でも優秀であると評されている。女性ではあるが男性に劣ることも臆することもなく武芸にも秀でており、式神として陰陽姫を支えるべくあらゆる物事において全力を尽くしている。 ●特徴表 2-4 愛書家 : あらゆるジャンルの蔵書を持っている。〈図書館〉に+20%。さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で〈図書館〉ロールが可能となる。 3-7 俊敏 : どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。〈回避〉の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 ●その他 一人称 : 僕(やつがれ) 誕生日 : 10月9日 ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」。 花葉色(はなばいろ) #fbd26b 軽い黄系の色 ✔支子色(くちなしいろ) #fbca4d 明るい黄系の色 紫水晶 (むらさきすいしょう) #e7e7eb やや灰色い青紫系の色 再生リスト → ●関連PC ●HO内容 【共通HO】 時は平安後期、天儀六年 探索者は怪異から天都を守護する陰陽師として活躍している それぞれが「四象陰陽姫」に仕える「式神」である これら八の陰陽師は「夜刀八卦(やとはっけ)」と呼ばれている 【HO選択】 探索者はそれぞれの四象陰陽姫に仕える式神である 式神となってからは3年以上が経ち、これまで陰陽姫と共に数多の魑魅魍魎を滅ぼしてきた 一度として天都内部にその侵入を許した事はなく、これから も陰陽姫が交代されるまで「夜刀八卦」として天都を守護していく事だろう 【公開HO】 HO[白虎] ・陰陽姫 言を用いて吉を呼び凶を祓う言霊師の家系の少女 普段から発する言葉に気を遣い、大人びた雰囲気も相まって無愛想にも見えるが、稀に優しく微笑む事を式神/PCは知っている ・関係性/姉妹 陰陽姫はPCの姉である 優秀であった彼女が陰陽姫に選ばれたのは当然の事であったが、なぜ彼女が優秀であり続けたのかを大人達は知らない ・氏姓 「金」を含む任意の名字(漢字の一部に「金」が含まれていればよい) 【秘匿HO】 ・白虎の陰陽姫 [家門] 都の西を守護する役目を負った家門の娘 西の家門は言を用いて吉を呼び、災いを祓う言霊の一族である 中でも現白虎と式神である探索者は能力が高く、姉妹(姉弟)のどちらかが陰陽姫になるであろうと幼い頃から言われていた 探索者が望めば双子の設定でも良い ・性格 普段から発する言葉には慎重で、己が後ろ向き/強い否定などの言葉を発することをよしとしていない また、幼い頃から陰陽術について家門の誰よりも励んでいた 遠目に見るものたちは、寡黙、無愛想、冷酷と思いやすいが、陰陽姫が優しく微笑むことを式神だけは知っている ・遺物 言霊『言離喉(ことさかのこう)』 言離は「一言で願いを叶える」とされる日本の神であり、この遺物はその喉とされる臓器の欠片である (神の宿る仮の御神体ではなく、神の肉体そのもの) 西の家門は、これを人の身に埋め込むことで言葉が事象に干渉する力を強め、言霊としての力を増幅させている 実際の使用法は「怪異の動きを止め る」「自らの身体能力を超えた動きを行う」などである ・遺物の秘密 神の肉体は人の身に扱い切れるものではない 人智を越えた力は使用の度に陰陽姫の肉体を破壊する 正確には肉体が神のものへと昇華し始める しかし人の肉体は変容に耐えきれず、鋼のような硬質な結晶へと変わっていく そうなれば肉体としての機能は維持できず、壊死するように体組織が砕け、失われていく 過去の陰陽姫の内、そのように砕け散った者も少なくない また、当代の陰陽姫の身体も既に一部が石化を始めている ・式神 陰陽姫と式神は生まれてから今日に至るまで、ともに育った姉妹/弟である 陰陽姫が 10 歳の時、頭首にPC と共に呼び出され、それぞれが次期陰陽姫と式神に任命された 式神は目の前で、姉が喉に孔をあけられ遺物を入れられる姿を見ている その後、陰陽姫の「人としての名」を呼ぶことが禁じられ、 名の記された書物は全て塗り潰された 人として扱い、名を呼ぶのは式神だけかもしれない

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