タグ： 74_coc 成長後

幼いながらに性を感じさせない美貌を持つ子供。サヴァン症候群からくる直感像記憶の持ち主であり、一度でも眼に映ったものは正確に記憶することができる。(目星+アイデアの組み合わせロールによって直感像記憶が可能。) その能力を用いて絵を描くことを趣味としており、同好の士であるメアリに懐いている。 アダムスハウスには一年前に入居。それ以前は施設を転々としていた。 「うつくしいもの」をなにより愛し、「うつくしいもの」が美しくある為ならば「うつくしくないもの」も慈しむ。 様々な可能性を秘めている己の才能を絵に向けたのは、「自分はうつくしいものしか眼に映さない」という自尊心によるもの。見たものを紙に描き起こし、どれほど見事な技術で表現しようと、その色彩も輪郭も、自身の中に広がるあの風景とは何もかもが噛み合わず淀んでいる。それはうつくしくないのだ。 だからこそ、自分が確かにこの眼に映したあの風景こそがうつくしい。絵を描くことは、いわばその確認作業である。 性別自体は存在するが、本人の性自認はXジェンダー無性。 「うつくしいもの」が美しくある為には「うつくしくないもの」が必要であり、一個人に美しさを見出す際、いつだってそこには「性」が伴っていた。 女性だからこその美醜と、男性だからこその美醜。 自分は、ただ「うつくしい」と知覚できればそれでいい。まさか己がその対象になるなどとは思っておらず、望んでもいない。 己が「うつくしいもの」であるのなら、今まで見てきた景色は「うつくしくない」ものだったのかもしれない。 己が「うつくしくないもの」であるのなら、「うつくしい」という感情を抱くことは自身の性質でしかなく、それは正しくないことだ。 そんなことは、耐えられない。 Alpha ・ Carinaeという人間である為には、美しくも醜くもないものでなければならない――そんな思想を掲げ、それを愚直に信じている。 そうでなければ自分は生きていけないという思い上がりを、しかし叱ってくれる人は誰も居ない。今後現れるのかは分からないが。 【AF】 ヒュプノスの腕輪：MP10入り(使い切り)捨てようが何をしようが失くすことはないし気付けば腕にはまっている。 シナリオ 「山羊の歌は謡えない/第一話 夜の帳がおりたなら」2019.10/2 「山羊の歌は謡えない/第二話 アダムの子供たち」2019.11/27

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ