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◾︎職業参考 警官、刑事 ▶︎秘匿による技能補正有 ◾︎主なプロフィール 志熊尚也(しぐまなおや)、年齢は33歳、刑事部捜査二課所属の刑事。 ぼさっとした髪で、くたびれた印象、年中何かと睡眠不足のおかげか目の下には濃い隈がある。その上不摂生の偏食のきらいがあるためまぁ所謂不健康人間。 本人曰く「糖分を1日1回摂取しないと死ぬ」らしく、デスクワークや合間の時間はもっぱら飴やらグミやらで補給している甘党。 一人称：俺 ◾︎過去 刑事を目指し始めたきっかけは、些細なものだった。 小学生の時に防犯教室で訪れた現職警察官の制服が格好良くて、凛としていて、「いいな」と思った。 その時に言っていた「警察は誇りと使命を持って困っている誰かの元に駆けつけ、守ることが仕事です。」という言葉に惹かれた。 「俺もなれる？」と聞いた時に「強い気持ちがあればなれる」と答えた警察官の笑顔が忘れられなかった。 誇りと使命を忘れないこと、誰かを助けること。それを仕事に出来る警察官は「かっこいい」 尚也はそんな人間になりたいと思った。 中学生の時に認知症で徘徊している老人に声をかけ助け、学校や地元警察、消防から表彰された。 その時にも同じことを聞いた。「俺も警察になれる？」と、「君ならきっとなれる。」そうやって撫でられた手が嬉しかった。 昔はそんな純粋な気持ちで、夢を追いかけていたはずだったのだ。 基本は何でも卒なくこなせたし、親にも環境にも何の不自由も感じることがなかった。ただそれは彼が抜きんでて優秀だったのではなく、「否定するもの」が全く存在しなかったからだ。言ってしまえば、特筆するほどの何かが彼に無かった。 否の無い人間に付くのは、肯定の言葉ばかり。 必然のことだ。特に「否定」が無いのなら「肯定」するだけ。 人々はきっとそうやって言葉を選んで彼に投げかけてきた。尚也はそれを感じ取っていた。誰よりも強く、その心情を察した。 いつしか心を閉ざして人と距離をとるようになった。 段々とひねくれた不信感ばかりを抱くようになっていった。 歳を重ねて、刑事になってからはよりいっそう加速して、器用貧乏な自分に悩んだ。が、そんな彼に「欠点」があることが分かった。ただそれを指摘できる人間は数少ないだろう。何せ周りから見てしまえば卒なくこなしているように見えるのだから。 所謂現場仕事(実技の類)は彼にとっての不得意な面なのだ。他の得意とする仲間と比べてしまえば、 そうやって悩んでいくうちに追い求めていた理想がなんだったのかも、強い意思とやらもいつの間にか無くなってしまっていた。自分は何故、何のために何をするべきなのかさえも曖昧になっていった。 そんな矢先、新たに配属されてきたHO1に対しては現時点では一切信用しておらず、まだ同僚より他人というような距離感でいる。葛南の素性の知れなさから「同時期に入ったHO1は？」と考えている節があるからだろう。 渡刈から相棒解消という行動を取られ彼に対しても不信感や怒りを抱いている部分があるが、「黄昏時の悲劇」の一件が頭にチラつく。今まで聞かずにいたものだが、何か関わりがあるのだとしたら。もみ消される前に調べずには居られないだろう。 ◾︎特徴表 6-8 マニアコレクター ▶︎任意のコレクションひとつの収集家、その筋では有名人であり〈幸運〉ロールに成功すれば相手にも共感を得られて、感動を与えられるかもしれない。 ▶︎お菓子の景品を集めている 5-1 動物に好かれる ▶︎独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物が懐いてくる。 ◇名前の由来 志熊 ▶︎‘志’の由来 意味：こころざし。「武士（ブシ）」の「士（シ）」の下に「心（ココロ）」。。「士」はもともと「之」の字で「行く」の意味。「士（之）」と「心」を組み合わせて「心が突き動かされるところ」の意味に。こころざす。こころざし。 しるす。 由来：この士印は、進み行く足の形が変形したもので、之シ（いく）と同じ。士女の士（おとこ）ではない。志は「心＋音符之」で、心が目標を目ざして進み行くこと。 ▶︎‘熊’の由来 由来：能は、ねばり強くて長くもえる獣のあぶら肉のこと。熊は「能＋火」で、肥えて脂肪ののったくまの肉がよくもえることを示す。熊は、昔、火の精である獣と考えられた。 尚也 ▶︎高尚の尚、和尚の尚。「八」は神様の気配を表し、「向」は窓明かりが差し込む祈りの場の意味がある。2つを組み合わせて、祈りによって神の気配が現れたことを表現する。たかい。 とうとぶ。たっとぶ。なお。さらに。くわえる。こいねがう。 ▶︎親からの系字 ◇キャラシを書く上での参考 警察法第2条 ▶︎第二条 警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。 倫理面では、以下のような規定 (1) 誇りと使命感を持って、国家と国民に奉仕すること。 (2) 人権を尊重し、公正かつ親切に職務を執行すること。 (3) 規律を厳正に保持し、相互の連帯を強めること。 (4) 人格を磨き、能力を高め、自己の充実に努めること。 (5) 清廉にして、堅実な生活態度を保持すること。 ``` HO『レゾンデートルを探す者』 ``` . ``` あなたは自分の生きる意味を、存在理由を 探している。 自分のやる事、成す事、全てを称賛されている人生だから。 貴方は否定を知らない、されたことがないから。 そんなものに、何の意味もない。 毎日が霞がかったようにぼんやりとしている。 そんな中、耳に入ってきた『レゾンデートル症候群』の話。 その言葉に、貴方はハッとした。 そうだ。 自分はこの病におかされているのだ。 誰に聞くより早く、そう判断した。 理解した。 そして諭した。 自分に残された時間は恐らく少ないだろう。 自分のすべきことは何か、やるべきことは何か わからないまま、今日も市民を守る。 ただ、その名だけの正義をふるっていく。 ``` ``` ---------------------------------------------------------------- 秘匿 HO ボーナス INT 又は EDU16 固定 貴方は優秀だからだ。 警察官の取れる知識、探索技能の初期値が全て 30。 また、貴方は現場仕事が難なくこなせはするが、苦手である。 戦闘系技能(回避も含む)の、技能上限を 50 とする。 アーティファクト：＜相棒の拳銃＞を所有 渡刈とのバディの証として交換した拳銃。 強いその絆は何でも打ち抜くことが出来る。 一度だけ＜拳銃＞のダメージが 2 倍になる。 ------------------------------------------------------------------------- ``` . ``` ☆貴方の重要な人 ``` ``` 渡刈 世那(とがり せな) 34 歳 AB 型 元捜査一課。 ちゃらついた見た目と性格が印象的な先輩で、ヘビースモーカー。 だが、見た目と反してかなり優秀な警察官であることを貴方は身をもって知っている。 何故なら、彼は貴方が捜査二課に配属されたその時から、つい最近まで貴方の相棒として常に行動してきたからだ。 しかし、HO1 が配属されたその日に、彼は自ら相棒の座を＜HO1＞に譲ったのだ。 貴方はその行動に酷く反発したが、彼が貴方の隣に戻ることはなかった。 貴方はそのことをいまだ不服に思っているが、事件の相談、世間話などをよくする仲である。 ``` ``` 葛南 東(かつな あずま) 26 歳 B 型 気だるげな見た目と性格が印象的。 彼は＜HO1＞とほぼ同時期に突如、捜査二課にやってきた。 上司曰く「別の警察署から移動してこちらに来た」らしい。 しかし、彼の歴を調べても何も出てこないのだ。 そう、「なにも」 素性のしれない彼を貴方はあまりこころよく思っていない。 また、このことを貴方は＜HO1＞に言わずにいる。 ``` . ``` ☆黄昏時の悲劇(たそがれどきのひげき) 一人の男が警察への私怨を理由に人質をとり、立てこもり事件を起こした。 捜査一課がその事件を担当し、現場に乗り込んだが、致命的な判断ミスを犯し犯人が乱射した銃により、人質、捜査班は死亡。 唯一生き残った一人が犯人をその場で射殺し、事件は終息を迎えた。 時刻は 17：00 をすぎたころだったらしい。 夕日が綺麗なたそがれ市にて起きた最大の事件ともいえるだろう。 また、貴方はこの事件の唯一の生き残りが、「渡刈」である事を知っている。 しかし貴方はこの事件で起きた事を渡刈には聞かずにいる。 このシナリオ中、貴方はこの事件について調べることが可能。 ただ、警察署内の上層部がこの事件をもみ消そうとしている。 調べる際は人目を憚らなければならない。 ``` ``` ☆死神 貴方は耳にしたことがある。 この警察署には死神が憑りついているという話を ご丁寧にその死神には名前が付いているらしい。 『ユウド』 貴方はその噂を鼻で笑い飛ばすかもしれない。 ``` . **【共通事項】** ``` ▼刑事部捜査二課第一係 名簿 ``` ``` 室長：亜門 隆吾(45) 厳しくも器の広い捜査第二課知的犯罪捜査第一係の室長。 「鬼の亜門」と呼ばれ、数々の功績をあげてきた警察官だ。 ``` ``` 補佐：渡刈 世那(34) ちゃらついた見た目と性格が印象的な先輩。 だが、見た目と反してかなり優秀な警察官である。 ``` ``` 補佐：亜門 瞳(35) 年の離れた亜門の妹。 兄である室長を支える、優秀な警察官の 1 人。 ``` ``` 葛南 東(26) 気だるげな見た目と性格が印象的。 彼は＜HO1＞とほぼ同時期に突如、捜査二課にやってきた。 ``` ``` 冨波 遥(27) 軽薄そうな見た目が印象的。 成績は優秀だが、プライドが高く、自己中心的な部分が多い人物。 父親が上層部にいる。 ``` ``` 永冶 辰巳(38) 東亜総合病院に所属する精神科医。 メンタルケアの為、カウンセラーとして警察署にも出入りしている。 ``` ``` ※NPC 達とどういう関係でも好きに設定して構いません。(血縁関係者以外) ``` . **【PL 用時系列】** ``` ▼『黄昏時の悲劇』 7 年前にたそがれ市にて起きた惨劇。 一人の男が警察への私怨を理由に人質をとり、立てこもり事件を起こした。 捜査一課がその事件を担当し、現場に乗り込んだが、致命的な判断ミスを犯したらしい。 犯人が乱射した銃により、人質は死亡、捜査班は壊滅。 当時は大々的に報道されたが、それは知らぬ間に世間から消え去っていってしまった。 警察署上層部によって犯人の名前、犠牲者の名前すら公開されることはなかった。 ``` ``` ▼＜HO2＞の加入 6 年前に捜査二課にやってきた。 元々別の部署にいたかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 (自由に設定して構わない) ``` ``` ▼＜HO1＞の加入 もともと別の部署に所属する＜HO1＞が、捜査二課にやってきたのは 1 年前だ。 (どこの部署にいたのかは自由に設定して構わない。指定がなければ交通課とする。) ```

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