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名前：英菱花金（はなびしかかね）　#0655cc 特徴表：格闘センスの持ち主　方向音痴　補正+50 一人称：僕　二人称：君 ー－－－－－－✢設定 「僕は、いつだって君の味方だよ。」 「君が僕を見限るとき、君が僕の元からいなくなったとき、君が死んだとき、それが僕の終わりなんだ。」 幼馴染第一。救ってくれたその手を汚したくないけれど、隣にいることも止められない。 彼が自分を求めてくれる限りはここにいたいと思っている。生きる意味を全て彼につぎ込んでいる。 子供たちと元気いっぱい遊ぶので、いつだって傷は絶えない。無意識なのだろうが顔につく傷が多い。 孤児院の人たちは大好きだけれど、もし彼らがHO1の邪魔になるときがきたら、この刃を向けるのも致し方ないと思っている。 ++ 家庭内暴力については仕方のないことなのかもしれないと思っている。幼い頃は周りよりも大分身長が低く、女の子に間違われるようなこともあった。 冷めきっていた家庭内。子は鎹とよく言ったもので、花金を通して親は互いに愛を確かめていた。女のような顔、女のような声変わり前の声。それでも体は男であったから、どちらの愛を受けとるのも問題はなかった。痛くて辛い行為のあとは、思い出したかのように暴力をふるわれていた。お前がいなければ、お前がいるから。自分がいなければきっと両親はだめになるのだと、子供ながらに分かっていた。互いに暴力をはたらくことはなくて、花金への暴力やそのほかの行為でギリギリ感情をせき止めていたのだろう。2人とも花金の綺麗な顔を傷つける事は一切なかった。見えないところにばかり傷をつけた。おかげでプールの授業はいつだってお休みで、着替えだって人前でろくにできたものじゃない。 それでも、花金にとってこれが普通だった。 周囲から差し伸べられる手に疑問を抱くほどに。 花金の体を見た教師は、おかしいと手を差し伸べた。 それでも表向きはまともである両親の言葉を聞いて、その後その教師は何をするわけでもなかった。 だが、いつしか自分は気づけば孤児院へと保護されていた。 ボロボロのからだで、道端に倒れていたのだそうだ。 このままだと死んでしまう、と周囲の大人がそう話していたのを覚えていたのかもしれない。 迎えに来た両親と手をつなぎながら、その言葉が何度もリフレインして、 そして、彼に話してしまったのだ。 「ぼく、ころされちゃうかも」 優しい彼はその言葉を鵜呑みにして、神に祈るよう、告げる。 神様なんていないと、そう思っていたけれど、彼が自分の為に祈りを捧げている姿を見て見よう見まねで手を合わせた。 そして、両親はいなくなった。 ほっとするよりも何よりも、神はいたのだと。その事実に喜びが隠せなかった。 だが、それは彼が真摯に祈りをささげた神様の話ではない。 彼だ。 彼こそが、僕の、かみさま。 僕の神様、彼が、そう。 だから、僕がやらなければいけない。 彼を邪魔するすべての人間を排除しなければ。 ー－－－－－－✢名前の由来 「花菱」：◇ハナビシソウ、カリフォルニアポピー、花菱草、金英花 　　　　　花言葉≣希望の持てる愛、希望の愛、私の希望をいれて下さい、私の願いを聞いて、私を拒絶しないで、希望、和解 「金」：かね。金属の一種。立派なもの。 　　　：金属とすっぽり覆うさまを表した文字、土地の神を祭る為に柱状に固めた土の図を組み合わせて生まれた漢字。 　　　：漢字の意味から、ゴージャスなイメージを持つ字。「価値のある存在に」という願いをこめて名づけることができる。 　　　例≣金石之交（きんせきのまじわり）：永く変わることのない堅い友情。 「英」：実のならない花。花びら。美しい。優れている。 　　　：並び生えた草と、首かせを付けられた人の図を組合せて生まれた漢字。 　　　：「英雄」や「英才」などの言葉を連想することから、勇敢で優秀な人をイメージする漢字。「スマートな考えや行動をとれる子に」という願いをこめて名づけることができる。 ー－－－－－－－✢フレーバー 49 芥子（けし）・ポピー 「恋の予感」「いたわり」「陽気で優しい」「思いやり」 とても優しく、落ち着いた人。許すことが和解への道だと知っている。皆が悲しいと私も悲しい。笑ったほうが絶対に楽しい。 72 夜顔（よるがお） 「妖艶」「夜」 時間が貴方の顔を変えるだろう。計算高く、全てを手繰ろうとし、きっとそれは成功する。皆の心を抱く笑み。誰も貴方の夜の顔に気づかない。また今日も夜がやってくる。貴方の夜が。 83 ホップ 「天真爛漫」「軽快」「不公平」「不正」「不法」 笑いながら人を騙す。それは全て未来のために。自分の勝ちが未来を照らすと信じているからこそ、貴方は勝ちのために策を積む。皆のために、皆から嫌われても構わない。大丈夫。最後は皆で笑えるだろう。きっと、大丈夫。 イメージソング ライムライト/蜂屋ななし ー－－－－－－－✢秘匿 ❖鰯と柊 ■ HO2：HO柊 あなたは拝掌教の信者だ。 【推奨技能】目星・聞き耳・図書館・殺人用の技能(刃物類がおススメ) ■ 秘匿 あなたは殺人者だ。 ‪あなたはろくでもない家庭環境で育った。HO1と出会ったのはとある孤児院で、あなたは家庭内暴力が原因で一時的に孤児院へ保護されていた。 保護は一時的なもので、両親が上っ面の反省を見せればあなたは家に帰されてしまう。そうすれば次は殺されるかもしれない、と当時出会ったHO1へ相談したところ、彼/彼女は「自分を救ってくれた神様に祈るといい」と言った。半信半疑ながら、藁にもすがる思いで彼/彼女と一緒に神様へ祈ったところ、貴方の両親はその翌日に失踪した。そうしてあなたは地獄のようだった家から解放される。 それから、HO1の元にはあなたと同じように助けを求める人々が次々と訪れた。 側でそれを見ていたあなたには、彼/彼女の力を信じるには充分だっただろう。 そうして集まった人間たちによって、彼を教祖とする宗教団体「拝掌教」が設立された。 それから相談者の数は一気に膨れ上がった。増え続ける相談者に、日に日にHO1が疲弊してゆくのは明らかで、あなたはどうにかして彼/彼女の助けになりたいと思った。だから嘘をついた。 教団内では「敬虔な信者には神が教祖様と同等の加護を与えてくれる」という教えが広まっており、あなたはその教えに則って「自分にも加護の力が与えられた」と嘯いた。 そうして、相談に訪れたものを虐げる「加害者」をその手で殺し、教団の裏手にある山へと埋めた。 おかげで、HO1の元へ訪れる相談者は半分になった。あなたが半分殺し続けているおかげで、彼/彼女は幾分かましな顔色になったことだろう。 あなたはHO1を信じている。いつしか彼/彼女は、この世からすべての悪を取り払ってくれるだろう。その助けになるのならば、あなたはその手を汚すことすらいとわない。 ‪ ■祈りについて ‪HO1が相談者の額に掌を向けて祈りを捧げる。すると加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。 現在では週に2～3日、一日につき4～5人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。 勿論あなたには加護の力などないので、祈るふりだけして相談者から加害者の情報を聞き出し、夜な夜な殺しに行っているわけだが。 ‪ ■ 神の加護 ‪HO1が持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。敬虔な信者には同等の力が与えられるという教えがあり、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。

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