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職業技能：デザイナー（2015） 言いくるめor説得、芸術or製作、コンピューター、心理学、図書館、目星、個人的な関心２つ（聞き耳） 夏暁　維月　なつあけ　いつき　 一人称：俺　二人称：お前、彗、彗星 穏やかで人当たりの良い青年。強かで計算高い面もある。 フリーのWebデザイナーをしており、基本的には在宅で仕事ができる立場だが、弟との距離を開けるためにあえて外で仕事をしていることが多い。（喫茶店だったりシェアオフィスを借りたり） 真面目で素直、友人も多いタイプ。 弟とは4つ年が離れていることもあり、元々「兄」の自覚が強くあり、模範的な兄であることにこだわりがあるタイプ。 だったのだが、いつしか弟に対して兄以上の感情を抱くようになり、自分が大学生になる頃にそれが恋愛感情であるとはっきりと自覚することになる。 もちろんそれが良くないことであると強く感じており、自分の気持ちから目を逸らすように大学生の時には男女問わず交際経験があった。 が、その経験を経ても弟への感情はなくなることがなかったので、社会人になってからはほとんど恋人はいなかった。 母子家庭だったため、母への思いやりも強く、それがなおのこと自分の感情への罪悪感となった。 母と弟を同時に失うことになったとき、自分が消えて2人を取り戻すことができるならそれが一番最善だと思った。 そのために人の命を奪うことになったとしても、自分が消えて、母と弟も自分のことを忘れて生きてくれるなら、弟を愛してしまった罪も雪げる気がしたのだ。 どうせ消えてしまうなら、忘れてもらえるなら、最後の1日ぐらいは恋人みたいに過ごしてみるのも、ありかもしれない、とか、そんなことを思ってしまうぐらいには、もうおかしくなってしまった。 アキ：大学時代の元カレの一人。よりを戻したいと思っているようだったので利用させてもらうことにした。 「え、何その反応。彗星もそろそろいい女の子の一人や二人ぐらいいるでしょ。……いるよね？」 「も～。お兄ちゃんひとりで遊びたい気分なんだけど？大学生になっても甘えん坊なんだからさぁ」 「俺のこと、見ないで。俺のことなんて忘れて、俺のいない世界で、俺の知らない誰かと幸せになってよ」 「そうじゃないと、……そうなってくんないと、困るんだよ」

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