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『踊れ、ワルツ』5陣KPC 年収：2000万 大企業紫藤グループの御曹司。自信家だが、いつも影で努力をしている。 彼女とは幼馴染。昔、祖父同士が酒の席で勝手に「将来、互いの孫を結婚させよう」と口約束をした。本当は自分たちの子供を結婚させたかったのだが、互いの子供が女同士であったためにできなかったのだ。しかし、祖父同士が勝手に交わした約束であるため、正式な許嫁ではない。 黎士は子供の頃から幼馴染のことが好きだったが、素直になれず、会うたびに憎まれ口を叩いてしまい、よく彼女と喧嘩になった。彼女を怒らせてしまうたびに、なぜ自分はいつもこうなのだと自己嫌悪した。 本を読むことが好き。一時期趣味で小説を書いていたこともあった。小学校4年生のとき、家に遊びに来ていた彼女に自分の書いた小説を読まれたことがある。からかわれるかと思いきや「面白かった」「続きを読みたい」と純粋に言われて、嬉しかった。そのときから彼女を意識するようになった。 本当は小説家になりたかった。だが会社の跡取りである彼にそんなことが許されようはずもない。中学生のとき、こっそり書いた小説が父親に見つかり「こんなものを書いている暇があるなら勉強をしろ！」とノートを破り捨てられ、それ以来小説を書いていない。 ルックスと家柄だけに釣られた女たちが群がってくることに心底嫌気が差していている。既成事実を作ろうと無理やり身体の関係を迫られたこともあり、家族と幼馴染以外の女性が苦手になった。 「煌の手帳」 ○月×日 明日は久しぶりにアイツと会う。 最近忙しくてなかなか予定が合わなかったから楽しみだ。 また綺麗になっているだろうな。 会うといつも憎まれ口を叩いてしまうが、明日こそ気持ちを素直に伝えよう。 ○月×日 結婚する、らしい。 大学で知り合った相手だそうだ。 俺たちの祖父同士が酒の席で勝手に交わした許嫁の口約束をアイツは覚えていて、律儀に俺に了承を取りにきたらしい。 そんなものお前はとっくに忘れてるだろうと思ってたのに。 正式なものじゃないから俺に了承を取る必要はない、好きにすればいい、と言ってやったらアイツは安心したように笑っていた。 幸せそうなアイツを見たら、俺の思いなぞ伝えられなかった。 ○月×日 結婚式への招待は理由をつけて断った。 きっと、上手く祝ってやれないから。 代わりと言ってはなんだが、アイツを天体観測に誘った。 こうやって誘えるのも最後になるかもしれないと思うと、寂しくなる。 ⬛2015特徴表 1-7[勉強家]：貴方は日々学ぶことに精進している。EDU+1、また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 4-3[異性が苦手]：どうしても異性とうまく会話ができない。異性に対する<言いくるめ><説得><信用>にそれぞれ-10%。 ※デメリットを選択しているため、1d6*10の技能値取得。合計50を興味Pに追加。 ⬛ディレッタント（2010） 職業技能：運転（自動車）、芸術（音楽、美術、文学、ダンス、何かのスポーツ）、信用、図書館、法律、ほかの言語（英語など） ＋次の技能から２つ：乗馬、写真術、操縦（航空機、船舶）、拳銃、ライフル、ショットガン、武術（任意） クリアシナリオ 「踊れ、ワルツ」<SAN>60→63 <クトゥルフ神話技能>＋9

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