タグ： 砂家 海枯れHO1

特徴表 動物に嫌われる　40P 夜に弱い　60P　0時を過ぎて活動する場合アイデア及び知識ロールの成功の範囲が二分の一となる。早起きは得意。 ベース：2015宗教家 一人称：僕 性格 ゆったりとした言葉を話す青年。穏やかなようで少し頑固なところもある。微笑んでいることが多い。 踏破シナリオ 「海も枯れるまで」 不定　強迫観念　8月27日～　2カ月 以下秘匿関連 性格等 人格形成に幼少期からの教育が影響している為、一言で言えば人心掌握の為の性格と言ったような感じ。いつも穏やかであり、人に寄り添い、平等に接し、常に余裕を持った喋りをする。彼の欲求は「死」が優先としてあるが普通に接する分には察せられるような言動は上記の理由により出来ない。 頭は悪いわけではないが受けた教育に偏りが見られる。ある分野の知識に関しては優れているが他の触れてきていないことに対しては余り詳しくない。 設定 とある宗教で象徴として祀り上げられていた存在。 カルト教団の子供として生まれる。非常に整った顔立ちをしており、また中性的な見た目も相俟って生まれて数年で教主の目を引き、教えを広め信者を増やすための道具として使われるようになる。両親は教主に傾倒しており、喜んで教主へと差し出した。幼い彼は教主により教団にとって都合のいい傀儡ではあるものの宗教家としての教えや言葉を使った人心掌握について学び、またその容姿の美しさから教主や他幹部の欲の捌け口としても利用された。 彼は両親の事を愛しており、彼らと引き離された時に悲しみ寂しがりながらも、それでも彼らには自分を引き渡したことにより幹部の地位が約束されていることと、喜んでくれるのであればとそれを受け入れたが、それでも親から離れ大人から良いように使われている日々に少しずつ精神が疲弊していき、ある時教主や他の幹部の目を盗み両親の元へと逃げ出す。しかし両親の元に帰った彼に待っていたのは両親からの「早く戻りなさい」という叱責だった。 彼は再び教主の元へと連れ戻され折檻を受けることになった。それでも尚両親の事を愛していたが周囲の環境に追い込まれることとなる。 それから数年たったある日、偶然自身の肌を傷つけてしまった時に、教主や周りの人間から酷く叱られ、怪我は厚い手当を受けた。彼らの剣幕から「自分は彼らの道具として使われている、であれば痕が残るような傷を負えば、道具としての価値がなくなればこの人は自分を祀り上げるのを諦めて両親の元に帰してくれるのかもしれない」と考える。今の自分の立場は両親の為を思ってのものであったが、親元から引き離された寂しさには勝てず、その時は親元に帰りたい一心で、両親も顔を合わせていた信者達の集会で壇上に上がった際に、「両親のもとにかえりたい」「自分はただの人間だと」主張し、傍にあった燭台を使い自傷を行った。 が、結果としてその淡い期待も潰えることになる。 教団からの解放は果たされたが、それは同時に両親の追放もセットであり、周りから散々詰められた親二人は彼を責め、罵った。親子三人は同じアパートで暮らすようにはなったものの、事あるごとに現在の状況を嘆き、子をなじる。また両親の仲も幹部の時よりも余裕のない生活をよぎなくされてからは悪化していき、喧嘩が絶えないものとなった。自分がとった行動の結果がそれであり、その為彼は両親がまた生活をしていけるようにと金を稼ぐ方法を模索するが、教団にいた時に世間一般的な働き方を教わってこなかった事と、見目の良さである意味有名になっており「カルト教団」に元いた事を知られている事、学校に通っていたわけではなかった事などの条件が重なり採用してくれる所が見つからず、身体を引き換えとして金銭を稼ぐ手段を選ぶのが精一杯だった。 それでもいつかは三人で暮らしているのだから、仲良くできる日が来るのかもしれないと考え続けていたが、子を差し出し甘い蜜を吸い続けていた両親の精神が摩耗し擦り切れるのが先だった。 彼が金を稼ぎに行っている間に家にいた二人が口論の末に片方を殺害し、その後残った方も自死を図る。帰宅後まだかろうじて意識があった母親に駆け寄るが「お前のせいだ」という呪詛の言葉を残し死亡した。 以降、彼の感情は後悔と、両親から愛されなかった絶望に塗り替えられる事になる。その為自身も死を選ぼうと自傷を試みるが、まるでこちらに来るのを両親が拒絶しているかのように上手くいっていない。 彼が生まれてからの殆どは両親の為にあった、故に二人のいない世界はいらないものだが今日まで自分を殺すまでには至っていない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ