タグ： 兎子

職業：小説家 芸術【小説】（必須）、心理学、説得、図書館、ほかの言語、母国語＋関心のある技能２つ（天文学、聞き耳） 特徴表 5-6　異物への耐性 2-9　バイリンガル メモ 好きなもの：酒、競馬、競艇、散歩 嫌いなもの：締切 よく口の回る、調子のいい作家先生。 本人の奔放な性格とは相反するように文体は非常に柔らかくて淡々としている。 高校からの腐れ縁に、輸入雑貨店を経営する強面の友人がいる。 ・受賞候補に入った作品の作品名 「暁に揺蕩う水面月」 海辺で輸入雑貨店を営む青年と、それをとりまく人々との日々の話。短い話がいくつも連なって本書を成している。 「いいかよく聞け、ここは雑貨店であって井戸端会議する場所でもお悩み相談する場所でもないんだよ」 「爺さんは聞いてくれてた？今は俺の店だよ」 彼は祖父から店を継ぐ、それは居場所を見失い道を踏み外そうとしていた彼のよりどころとなった。 文句を言いつつも、訪れる客や知人の話を聞いてあれこれ世話を焼く青年。 最初は爺さんがやっていたから、それだけだった。けれど寛容な海辺の住人達と触れ合ううちに何かが彼の中で少しずつかっわっていく。 そうして彼は祖父から受け継いだ、”祖父の店”を少しずつ”自分の店”へと変えていき、自らの居場所を作り上げていく。 不器用だけれど優しい、そんな店主が時折見せる壁。月の夜、青年の視線の先には何がうつっているというのだろうか。 そんな輸入雑貨店を舞台にしたほっこり暖かくて、時々不思議な日常を描いたお話。 「なあ知ってるか、こうやって俺が、当たり前みたいに手を引いてやれるっていうのは」 「奇跡みたいな話なんだ」 「当たり前の幸福が得られることがどれだけ幸せか」 「わからなくてもいいから、覚えておいてくれ」 以下、表題こんな感じなのが詰まってるだろう…という妄想 ・宵に沈む太陽 ・老婦人と朝焼けの海 ・少年Dと仲直りのプレゼント ・少女Aと白いハンカチ ・店主と太陽の馬車 　　　　　　・ 　　　　　　・ 　　　　　　・ ・少女はやがて大人になる ・暁に揺蕩う水面月 「愛とか、恋とかわかんねえが」 「俺は、生涯。頭上で月が輝き続けてくれていたらそれで満足なんだ。」 ・記者にインタビューされる応答 　→なぜこのテーマにしたんですか？ 　　「滅多に恋愛小説とか、書かないんですけどね」 　　「ええそうですよ、これはあまりにも悠長に進む、冗長なラブレターですよ」 　　「私の友人はずいぶんと奥ゆかしいものだから、代わりに私が筆を執ったという訳です」 　　「古今東西物語の力というのは凄い、大勢の目に触れれば触れるだけ、その数だけあの恋とも愛ともつかない、それ以前の未熟な気持ちを風化させることなく」 　　「きっと大事に守っていけるでしょうから」 　 　　「今後ですか？ううん、もっとファンタジー色を濃くした不思議な物語を書いてみたいですね」 　　「短い話を繋げて、一つの話を作っていく方針は変えずに」 　　「例えば宝石を食べる、美しくあることを求められた王様が治める国の話とか。そんなちょっと不思議なことが、日常になってる世界とかいいですよね」 　　「ああ、うん、悪くないアイデアな気がします」 【通過シナリオ(敬称略)】 紙魚のうた　KPぐっさん　PL兎子、もに 不定：色欲(表)→普段以上に酒浸りになる　１卓分

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