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【「遺書屋」PC 作成ルールと詳細】 ・ステータスの振り⽅は通常の探索者と同じルールで振り分ける。 ・今シナリオで作成する「遺書屋」は、特に職業技能を指定せず、好きな技能に職業 P を振り分けて良い。ただし、職業をしっかり指定して作成したい場合は、＜犯罪者＞で作成する。 職業技能：目星、聞き耳、回避、ナイフ、精神分析、ナビゲート、隠れる ○特徴表 37 俊敏 どんな時も、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の［DEX×2］%ではなく［DEX×5］%である。 46 寄せ餌(D) 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 　　　1d6/3 ○設定 1人称：私 2人称：君、あなた 誕生日：6月23日(誕生花：ミヤコワスレ/班言葉：「別れ」「しばしの憩い」) ぐるぐるお目目の少し頭のおかしい女子高校生。高校生ではあるがあまり学校には通っていない。 いつもにこにこ笑っており、上機嫌なことが多い。それ故に本心を掴みづらいタイプでもあるが難しいことはあまり考えていない。 生きることにあまり頓着がなく自分が面白いと思うことを追いかけがちなので少々危なっかしく見えるかもしれない。 血液型：B型 好きな食べ物：わたあめ、ふわふわのオムライス 嫌いな食べ物：苦いもの 好きなもの：ふわふわのもの、ぬいぐるみ 嫌いなもの：自分に必要以上に突っかかってくる人間 酒：× 煙草：× 趣味：読書、夜の街を散歩すること 恋愛対象：両方 貞操：？ カラーコード：＃db7093(palevioletred) ○通過済みシナリオ 2022/11/9 Dropout Dispair(KP:かのん/HO届人、HO殺人:はぎれ(宇津木楓)) ※※※ネタバレ注意※※※ ▼以下「dropout despair(ドロップアウトディスパイア)」HO届人の内容バレあり 届人の仕事を気に入っている。最期に残る遺書というものに触れられる存在であることが嬉しいので。 遺書は誰かの元に届いてこそ意味を持つもの。だから自分がそれを届ける存在であることを幸福に思っている 幼い頃大病を患っていた。7歳まで生きられないと言われていたし、両親もそのつもりで自分に接していた。自身も長くは生きれないのだと悟っていたしそのことに恐怖や嫌悪といった感情すら抱いていなかった。ただ単純に”そう”なのだと理解していた。 余命まであと半年といったところで新薬が開発され、病気が完治。 咲桃が死ぬと思って覚悟をしてきた両親は、あっさり元気になってしまった咲桃にどう接していいかわからなくなってしまい、そこから微妙な距離ができてしまった。咲桃自身もそんな両親の様子から生きることよりも死ぬことに強く興味を惹かれ始める。 そんな折、年上の従姉妹が遺書を残して自殺をした。 それほど深い関わりがあったわけではないが入院中にお見舞いにきてくれたこともあった相手で、溌剌とした笑顔が印象的な子だったことを覚えていた。彼女の遺書を覗き見してから、「遺書」というものにも惹かれるようになった。 それから深夜に街を徘徊するようになった。最初は家の周りだけだったが徐々にアンダーグランドな方へ向かっていき、裏社会へと足を踏み入れる。そこで出会ったHO2と一緒に殺し屋を始めることになる。 死はあまりにも甘美な誘惑。一度しか味わえない甘い果実。 だから、私が死ぬときのために素敵な言の葉を残せたらいいな。 「HO2へ この言葉を綴るのに思っていたよりも時間がかかってしまったな、なんて思う。 これを読んだらあなたはどう思うのかな？わからないけれど…べたな書き出しで始めてみるのもありかもしれないわね？ あなたがこれを読んでいる時、きっと私は死んでいるのでしょう。もしまだ私が死んでいないのにこれを読んでいるんだったら、手紙は閉じてね？だってこれは遺書なんだもの。わかってくれるよね。 自分の人生を振り返ってみると、思ったよりも長生きしちゃったなぁ…という気持ちがやっぱり先に来る。7歳までしか生きられないと言われ続けてきたのだから…11年も長く生きれたことはやっぱり幸福だったんじゃないかな？ 私はずっと死に場所を探していたのかもしれないな。死にたかったってわけではないの。でも、ずっと死というものに興味があった。7歳の時に死に損ねてしまった私はどんな死を迎えるのかしら…？願わくば、ドラマティックで素敵な死に方だと嬉しいけれど。 世間一般からすれば18年しか生きられないというのは短い方なのだとは思う。だけど、私は満足です。 この18年間を楽しかったと言い切れるし、いいものだったと思える。 それはきっとあなたに出会って一緒に遺書屋をできたからっていうのも大きいでしょうね。 遺書というものが好きだったから。最期に残った言葉を届けるこの仕事ができて、幸せだったわ。私一人ではこんな幸福を手に入れることはできなかっただろうなって思うから。 私と一緒に遺書屋をやってくれてありがとう。私を相棒にしてくれてありがとう。とても嬉しかったわ。 あなたの隣で届人ができたこと、幸福に思っています。 この先あなたはどう生きていくのかな？先に死んでしまった私にはわからないことだけど…せめてあなたの行く先が幸せなものであったらと、そう願ってる。 私のことは覚えていても忘れてしまってもどちらでもいいです。好きにしてね？ ただ、この遺書が無事あなたの元へ届きますように。そう願っています。 小桜咲桃」 ◆HO1「届⼈−トドケビト−」 ――あなたは＜遺書屋＞の⽚割れであり、 書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴⽅は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「⾔葉」は、貴⽅に⼤きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残り続けるその⾔葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴⽅には⼀つ悩みがある。 それは⾃分の「遺書」を書くことができないことだ。相⼿はもちろん相⽅である HO2 に宛てたものだが、内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は⽇常茶飯事だ。 信頼している相⽅も、⾃分だっていつ死んでしまうかわからないし、 ⾃分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だから何かあったときのために…と思ってはいるのだが、いまだに貴⽅の「遺書」は完成していない。その内容は貴⽅の頭の中だけにある。

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