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地球を邪神から解放するために動いている革命軍の隊長。 今や異形が支配する世界で、人類に救いはあるのだろうか。人類は毎日当たり前のように異形の餌食となりどこかで殺されている。自分の両親も、自分が幼い頃異形に殺されている為、人類の為にと掲げながらも復讐の心もどこかにあるのかもしれない。今や人類は弄ばれる存在。世に蔓延る異形の数を思えば革命軍という10人足らずの組織はなんたる無力。でもだからこそ歩みを止めてはならないのだ。いつの日か救いを求める人が望みを失わずに生きていく為に、我々革命軍は希望でなくてはならないのだ。本質的な勝ちにこだわるのではない、例え負けても焼野原の後の芽吹きを夢見る、革命軍とはその芽になるべき存在だ。泥をすすり血を流し、それでも思想だけは前を向かなくてはいけない。怯えて搾取される人類が、いつの日も人間の尊厳を誇り生きるために。 一番怯えている事が自身が異形になること。異形の血を体内に取り込めば、同じ異形になる。それを知った時から戦闘時はマスク着用。異形となったものが、人間の知能のまま異形になるのか、それとも理性を失い異形となってしまうのかが不明。 ジオとは幼少の時に出会った。両親を異形に殺され、行く宛てのない子どもが生活するシェルターで。両親を失い身寄りもなく行き場のない者同士すぐに打ち解けた。それからずっと一緒にいる。寒い夜は肌を寄せ合って眠ったし、気が滅入る時にはジオの明るさに助けられていた。自分は戦闘員として優れていたため隊長となり、サポート力に優れているためジオは副隊長となったが、実際人望はジオの方があると思っている。

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