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すくいとおる。 元は正規の医者だったが関係のない医療事故の責任を負わされ免許を剥奪された。それによりもともと良くなかった家族仲が崩壊。絶縁状態となる。現在はアルバイトを掛け持ちしつつ裏で医者まがいのことをして生計を立てている。仲の良かった友人とも縁を切り一人で生きている。 「救いとる」なんて名前を与えられはしたが本当は自分が一番、こんな透明人間の手を取って救い出してくれる人間を求めていた。 目にハイライトはない。サイズの合っていないパーカーを着て、左手薬指には銀製の指輪を二つ重ねて付けている。 ネタバレ 「愛を埋める」KPC 津積丞　つつみたすく 包み、助ける。野垂れ死にそうになっていた掬井を拾って住まわせている。掬井が大好きで愛している。 なのに死んだ。掬井はきっともう二度と恋をすることも、人を愛することもないだろう。だって自分を愛してくれたのは津積だけで、自分が愛したのも津積だけなんだから。 身も蓋もない言い方をすればいわゆる合法ショタ未亡人である。 「君のいない世界で愛を謳う」 どんなに辛くて、さみしくとも、あいつが俺を生かしたから、俺を救ったから、だから今日も俺は今を生きる。(エンドA-1 君のいない世界で愛を謳う) 「わすれやはする」 忘れない。大丈夫。今日もお前を覚えている。(ED1 わすれやはする) 「亡心の花導」 あいつとの思い出も、あいつに与えられた思いも全部全部抱えて生きていくと決めたから。(END・A 花を愛おしんで)(AF：勿忘草の花びら) 「愚弄の夢に憐みの蜜」 「零への道程」

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