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【名前】宮脇 佑人（みやわき・ゆうと） 【職業】警察官（シナリオ指定により〈医学〉を職業技能で取得）階級は巡査部長。 【シナリオ】全ての数寄は掴めない（HO3）、壁の中にいる 【好きな食べ物】ホットレモン、目玉焼き（完熟）、サニーレタス、べっこう飴 【嫌いな食べ物】シナチク、焼き鳥、するめ 【特徴表】 5-4「ペット」：シナリオとシナリオの間に1d3の正気度ポイントを回復できる。「ソラ」という名前のジュウシマツ 【他PC・NPCとの関係（敬称略）】 ・すべすきNPC：ネタバレのため後述 ・栗原晋也：二歳下で一期下、交番勤務時代のよくできるけど困った後輩。いまはもう交流は無いが、警視庁特別捜査零課に配属されたこと、零課の面々とともに「庭師」事件を解決に導いたこと、その後も何やら活躍しているらしいことあたりは風の噂で知っている。まあうまくいってるならいいんじゃない……？　の気持ち。（PL：dra、庭師HO3、モンタージュ生還） 【後遺症・AF】 「健忘症」残り１か月 温厚で好意的な警官、顔もそこそこいい（雰囲気込みのAPP14）。眼鏡をかけている（目が悪いので〈目星〉が当社比低め）。 育ちが良くベースは穏やかな性格だが、色々あって少し自分に自信が無い。他人との対立をとにかく避けようとする節があり、自分の意見や主張を飲み込むことが多い。周りに気を遣いすぎたり他人の期待を先読みして動こうとしたりしてしまうため、一人で勝手に気苦労しがちな性質（POW9）。ストレスは胃に出るタイプ。 もともと少々要領の悪いところはあったが、パワハラを受けていたせいで悪化しており、いささかドンくさい行動やおどおどした物言いが目立つ。しかし真実を追い明らかにするという使命感の持ち主ではある。加えて自分一人で思考を巡らせるのは得意（INT16）なので、理論的に事実を追う段になると途端に冷静な口調になる。思考の海から浮上すると元のへにゃっとした態度に戻る。 実家は割と金持ちで、ピアノ経験がある（〈聞き耳〉の高さ、趣味技能の〈芸術：ピアノ〉）。幼少期は病弱だった（CON7）。 【経歴】 幼いころから刑事マンガの影響で警察官への憧れがあり、一度だけ「警察官になりたい」と言ったが両親には「危険だから」「身体が弱いから」「運動も得意じゃないから」と反対され、「頭がいいんだから」と周囲からは代わって医師になることを勧められた。そのとおりに漫然と医学部を受験し、合格はしたもののハードさについていけず一年留年。その期間に悶々と悩んだ末「これが医者になるための苦労ならやってられない」「自分はお医者さんになりたいわけじゃない」「ほんとうにやりたいことは何なのだろう」と考えるようになり、警察官という答えを思い出す。心配や忠告こそされたものの、悩んでいる息子の姿を見ていたのもあってか危惧していたほどの反対はされなかったため、大学卒業後に警察官に就職。医学部卒なので〈医学〉や〈応急手当〉がある。 いつか自分の手で難事件を解決したい！　という情熱（と憧れ、欲望）でなんとか耐えてきたが、フィジカル弱者なので警察学校の体力をつける訓練はキツかった。走り込みで吐いたことも何回かある。頭はいいので（高INT）座学は優秀だった。 警察学校を卒業して一年後、自分の勤務していた交番に２歳下の後輩が入ってきた。彼――栗原は一言でいえば努力のできる天才。警察学校での成績も座学訓練ともに優秀、勤勉で真摯、仕事に強い誇りを持った警察官だったが、仕事の瑕疵やちょっとした手抜きを上司相手でも遠慮会釈なく指摘するなどとにかく融通の利かない男でもあり、おまけに「間違ったことは言っていないと思います」と最年少のくせしてクソ真面目に厳格で少々無遠慮だったため、上司や先輩たちから疎んじられ交番内で見事に孤立。あんまりだなと思ってなんとかしようとしていたのだが、とにかく正面からの対立や話し合いを避けて自分が間に立つことで両者の妥協点を探ろうとする宮脇のフォローは、まだ青く頑なな後輩とそれを疎んじてヒートアップしていた先輩たちの双方から受け入れられなかったばかりか、自身も両者の言い分を割と一方的に聞かされたり、特に先輩たちからは鬱憤の捌け口にされたりなんだりして板挟みになって最終的に胃を痛め、しばし休職する羽目に（CON7のPOW9）。その頃交番の近くにあってよく先輩後輩の話を聞いていた飲み屋の看板メニューが焼き鳥で、これ以来嫌いになってしまった。 余談だが、栗原の方は生来の頑固者なのもあって「俺は間違っていないはずだ」という頑なさを崩さず、（ある程度は繕ってもいただろうが）平気な顔して居心地の悪い交番で毎日勤めあげたというのは少々皮肉にも思える（栗原のCONとPOWは14）。彼が居場所をみつけ、チーム内で上手くやる術を身につけるのは零課配属後のこととなるが、それはまた別の話——。 さて、宮脇が胃を治して休職から戻ってきたときには交番に栗原の姿は無かった。彼もまたしばらく異動を命じられたらしいのだが、その期間中に警察内部の柔道の大会で凄まじい成績を叩き出して上の目に留まり、警視庁刑事部特別捜査零課なる新設の課にそのまま最年少で引き抜かれたのだそうだ。正直「人の気も知らないで……」とは流石にちょっと思ったが、そこは宮脇なのでそれ以上追及しない。平穏な勤務に戻れればそれで良かった、のだが、先輩たちの方は若い後輩でストレス発散していた部分もあったらしく、今度はネチネチした嫌がらせの矛先がすべて宮脇に向いてくることになる。「うわあ彼これに耐えてたのか……普通に凄いな……」などと思いつつ再び体調を崩しそうな気配を感じ、もうこの仕事辞めようかな……と思っていた矢先、所轄内のひょんな事件の解決に貢献したことでその件の捜査関係者から声をかけられ、とある殺人事件の解決のために自分も刑事課に異動することとなる。 これが上手くいかなかったら警察辞めよう！　と思いながらの異動だったが、事件は無事解決を見た。もう少し頑張ってみようと思う。 ～以下すべすきHO3事前情報ネタバレ～ 「所轄内のひょんな事件の解決に貢献したことでその件の捜査関係者から声をかけられ」と書いたが、その捜査関係者が都鳥さん。自分の地頭の良さと医学的な知識から思いついて食事中に口にしたひょんなひと言が捜査を前進させるきっかけになったとか、そういうのがあって特企班に引き抜かれたとかだといいな……。 体調もなかなかすっきりせず、成果を出せているわけでもなく、長いあいだ警察官として他人から褒められることもなかったので、都鳥さんが自分の「思いつきの一言」を認めてくれたことに対して救われた気がしたとか、そういう大きめの感情を抱いている。なんなら言われてその場で泣いたかもしれない、涙は見せたことがあるといいなって思う。その時に買ってもらったのがホットレモンで、それ以来、しんどくなった時に飲む飲み物に設定している。べっこう飴が好きなことも都鳥さんになら言う。 好きなお菓子はべっこう飴（なんだか子どもっぽくて気恥ずかしいので、秘密というほど大げさなものではないが他人には明かしていない）。飲み物はあんまりこだわりがないんだけど、都鳥さんから貰ったホットレモンは好き。あと自分の好みとして、少しだけ冷ました緑茶も好き。右利き。 【NPC・他PCへの感情】 ・都鳥高音：巨大めの感情（感謝）を抱いている相手。同い年だけど一期上の先輩とかだったりすると嬉しいです。

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