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俳優 言いくるめ、運転(自動車)、芸術(演劇)、心理学、説得、変装、個人的な関心の技能2つ(目星、隠れる) HO1　不可視の姿見 君は《姿見》である。 『変装』が得意。潜入調査や囮役を担当する。加入一年目。 年齢制限：24歳限定 推奨技能：『変装』『鍵開け』『隠れる』 その他ポイントで『変装』に+20の補正を得る。 君は円満とは言えない家庭で育った。理由は君が10歳の時に起きた誘拐事件にある。 君は約半年ほど行方不明となった後、五体満足で帰ってきたが誘拐される以前の記憶を失ってしまっていた。余程精神的にショックなことがあったのか、それから数年精神病院での入院生活を余儀なくされたのだった。 君が入院している間に両親はカルト宗教にのめり込み家庭は崩壊した。 君は誘拐事件の犯人を追っているのか、カルト宗教を恨んでいるのか、はたまたそれらとは全くの無関係の理由なのか、一年前《金庫》の勧誘を受けて組織に加入することになる。 《10歳以前の自分》 一切覚えていない。周り曰く、少し引っ込み思案であったが両親に愛され幸せに暮らしていたという。今の自分と10歳以下の自分は全く連続性を持たないものと考えて良い。 《両親》 細かい家庭環境、現在の生死は自由。 カルト宗教から帰宅する時、両親はいつも小さな球体のガラス瓶を持っていた。 《ガラス瓶》 両親はカルト宗教から持ち帰ったガラス瓶のことを簡単に「この中には『悪魔を殺すガス』と『人を殺すガス』が入っているんだよ」と説明し君にいくつか持たせた。 『悪魔を殺すガス』は人体に何の影響もないが、『人を殺すガス』はその名の通り人体に大変有毒であり至近距離で吸えばほぼ確定で人を殺す。狭い室内でも十分な効果があり昏倒するくらいのダメージを与えることが出来るが、広い空間や室外では意味が無い。 君は今もこの二種類のガスが入った瓶をそれぞれ五つずつ所持している。 《金庫と絶壁》 君を《姿見》と名付けたのは《金庫》である。 それを聞いた《絶壁》は《金庫》をゴミを見るような目で睨むと部屋を出て行ってしまった。 《対応NPC》 関係性の深いNPCはシナリオ中に判明する。 本名: 克元 二古(ｶﾂﾓﾄ ﾆｺ) 24歳 一人称:俺 二人称:〇〇さん 珍しい技能─逆立ち 不屈の精神力 【姿見】 基本敬語のクソデカビッグボイスの少々常識的とは言えない言動で場を乱す鉄面皮。活力に溢れている。頼めばなんでもやるし断ることもなく従順。積極的に平等に誰とでも仲良くする。運動も遊びも仕事も全部大好きです！！わーーーい！！ 実際はもっと落ち着けるし賢く振る舞う理性をもちあわせているはずがどうにもブレーキが効かない。 職業は知り合いの俳優になりすまして代わりに仕事をしている。 その他にもバイトをかけ持ちしたりして、手術費用だったり家計だったり変装費だったり借金だったりとお金がカツカツ。働き詰めである。大変だねー 【兄/一古(ｲﾁｺﾞ)】 二古と顔が瓜二つの双子であるが性格は正反対で明るく元気で社交的。 11歳の二人の誕生日の当日を弟と共に過ごすため、一古は「もうすぐ二古が帰ってくる、迎えにいく」と言っては聞かず、母と喧嘩したまま家を飛び出した。 池のほとりで途方に暮れていた時、水面に映った自分の顔を内気で気の弱かった二古の顔に空目し、水面を覗き込んだところ池に落下し溺死した。 一古の言う通り2日後の誕生日の日に二古は克元家に帰ってきた。 【誘拐事件後】 誘拐された半年後の11歳の誕生日の日、双子の兄の通夜に家の前で発見された。 約2年の療養後、中学から学校に通い始める。誘拐以前と変わって明るく積極性があって社交的であり、その振る舞いは双子の兄にとてもよく似ていて周囲を混乱させた。事件のことや記憶のことに理解を示し受け入れてくれる小学生からの同級生らがいる一方、奇異の目で見る生徒もいた。だが時間が経てば馴染んでいき、両親がカルト宗教信者ということ以外はごく普通の中学生として生活を過ごしてた。 修学旅行の事故以降リハビリのため滅多に顔を出すことは無くそのまま卒業。学歴は中卒。 【事故】 修学旅行のバスの移動中、親に持たされていた『人を殺すガス』と『悪魔を殺すガス』をクラスメイトに面白半分で奪われてしまう。二古自身もガラス瓶の中身に半信半疑であったため強く止めることが出来ず、『人を殺すガス』のガラス瓶の蓋を開けられてしまう。 ガスによって倒れていくクラスメイトに車内は騒然。狭い車内にガスが充満し運転手までも昏倒し、制御を失ったバスは衝突事故を起こし横転。そのまま炎上してしまう。 咄嗟に息を止め、窓を開けて換気しようとした二古は運良く車内から放り出されるが両脚をバスの下敷きにしてしまう。救出活動が行われるも二古は重度の火傷で両脚を失い、二古を除いた生徒と教員と運転手の乗員全員が死亡した。 【両親】 母親は二古を見れば「恨んでるから化けて帰ってきた」など罵声を浴びせてきたと思えば急に謝ってきたりと情緒が安定しなかった。一頻りヒステリーを起こしたらカルト宗教に出向く。戸籍上の縁があるため記憶はなくとも親子として関係を維持しようとした。カルトのことを問いても聞く耳を持たず、父親はカルト先かなんらかの人と不倫。揉めることなく流れるように離婚し、母親は二古の稼ぎを使ってカルトに貢いでいた。1年前に自殺した。 【変装】 親切な技師さんが作ってれた義足のおかげで身長を調節して低くなったり高くなったりできる。姿見が認知してる人物になりきる形で変装する。 知識や性格の中身まで細かいところまで完璧に再現することは出来ないが、外見や声や振る舞いなどの再現度は高く変装先の相手をよく知る人物でない限り見破るのは難しい。 しかし姿見が変装する人物はほとんどが実在していた故人である。もし故人の知り合いと出会ってしまうと厄介なので、変装して出歩く際はモデルの他人の空似程度になるようにしている。他人の空似変装時に鏡を見ると変身が下手なメタモンみたいになる。 そこそこに有名な俳優の知り合いに演技指導をしてもらい、役になりきる才能を伸ばしてもらった。 変装しなくても「お前は今から〇〇！」と言い聞かせれば3ターンだけその人間になったつもりで振舞える。 ＊変装趣味の始まり 姿見が持っている一番古い記憶は双子の兄の葬式である。初めて鏡を見た時に映ったものはその葬式で見た遺影と同じ顔であった。姿見は鏡を見た時イコールで自分を結びつけることに違和感を覚えてしまい、姿見にとって鏡とは自分を映すものではなく死者を映すものという認識が根付いた。そのため他界し会えない人物と面会するための魔法のアイテムとして鏡の前で死者の真似をよくするようになった。 【変装レパートリー】会得順 ✿双子の兄(克元一古)－意識して変装するというよりデフォルトで鏡の中にいる。 ✿中学のクラスメイト－死んだクラスメイトは同じ制服を着ていたため変装趣味への入門として最適です。 ✿義足師－ピッタリで高機能の義足を提供してくれた。怪しい雰囲気があったが歩行できるまで付き合ってくれた。ただの義足フェチの人。祝い酒をしていたら飲みすぎて急性アルコール中毒で亡くなった。 ✿ギャル－バイト先の居酒屋の先輩。面倒見てくれた。痴情のもつれで刺されて亡くなった。 ✿そこそこに仕事がある俳優－ギャルの兄。ギャルの変装してたら見破られたしめちゃくちゃ怒られた。しかし才能を見込んで演技指導をしてくれた。俳優の仕事を丸投げして行方をくらました。最近ドラマや映画に出ている彼は実は全部姿見である。 ✿ おばあちゃん－駄菓子屋のおばあちゃん。寿命で亡くなった。 ✿力士－過去テレビで知ったマイナー力士。病気で亡くなった。変装作製時の出費はかなりかかったが中で着替えたり出来る歩行移動可更衣室にもなる など セッション中増えたら増える多分増えない 死者冒涜かって言われたら、そう 【心情】 二古－離婚してからは謝ることしかしなくなった母親は兄をよく知る最後の人物であった。自認が”死んだ兄に似ている”から始まっているため、周りから兄と重ねられていれば自然体でいられた。大人になった今周りも自分も誰も兄を知らない中、再び自分が誰であるか分からない状態に戻るかもしれない不安と焦りから、兄に似ていると言われた明るさや積極性や社交性の部分が極端になっていった結果今のような振る舞いが完成している。 また、修学旅行での事故や兄弟の死因、母親の自殺と金回り諸々の責任など積み重なったせいか破滅願望が少し強い。自分を大事にしないです。

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