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ながさこ みつは ・使用ルールブック クトゥルフ神話TRPG、クトゥルフ2010、クトゥルフ2015 ・職業 アニマルセラピスト(2015)： 技能ポイント[EDU×10+APP×10] 犬や猫などの動物との触れ合いを通して、精神的な障害を負った人々の治療にあたる。対象はお年寄りや心を閉ざしてしまった子供が多い。NPO法人である「日本アニマルセラピー協会」に属しながら、小児科医をしている。 特記：動物が懐きやすい。 ・特徴 ペット：「ジラ」という名前の犬を飼っている。シナリオとシナリオの間に一緒に触れ合うことで正気度ポイントを1D3ポイント増加させてよい。ただし、増加上限は75となる。 動物に好かれる：独特な佇まいのおかげか、大抵の動物が懐いてくる。職業特記も合わせて、恐らくあらゆる動物からの好感度が常にMAXに近いのだと思われる。 ・略歴 T県なりこ町という、玉藻の前の伝承が残る歴史ある町の生まれである女性。母方の家系は神社を取り仕切る神主の家系である。なりこ町で高校を卒業してからはS市という町に赴き、医学専攻の大学で多くを学んだ。父が小児科医であり、彼女もまたそんな父の背中を追いかけてきたために、苦しむ子供たちに手を差し伸べ助けたいという思いから小児科医を目指して勉学に励んだ。そんな最中、NPO法人である「日本アニマルセラピー協会」の活動を目にする。元々動物が好きで、幼い頃から動物によく懐かれていた彼女は、動物たちと一緒に人の心を修復するという療法に興味を持ち、小児科医として必要な資格を取得しながら、アニマルセラピーについても多くを学んだ。 学士を取り卒業後、すぐに医師免許を取得。その後は研修医として専門分野を学びながら、父の病院を手伝っている。加えて彼女は日本アニマルセラピー協会と提携し、子供たちの精神療養を取り扱うアニマルセラピー部を発案。父の協力もあり、まだ多く広まっている訳ではないものの着実に動物を用いた療法を世間に定着させることに貢献している。 彼女は生まれつき動物に好かれる性質があり、山で迷子になってしまった所を狐に案内されて下山したり、声を上げると鳥が集まってきたり、果ては熊に懐かれてしまって一緒に山を降りてきたという経験がある。 生まれついての美貌は周囲にも驚かれる程であり、街を歩けば誰もが振り向く。こんな顔で人がよく訪れる病院勤めなものなので、男性が注目しない訳がなく、一部の界隈ではアイドル的扱いを受けている。本人は何も知らないが。 時代が時代なら国が傾くレベルであろう。 性格は温厚温和でありつつ自立している雰囲気があり、あまりおどおどしていないので弱みを突きにくい。凛とした雰囲気は男性陣のナンパすら跳ね除け、あまりにも気が小さいと話すことも躊躇わせるほどである。ただ、本人は寧ろこれをコンプレックスとしており、もっと気軽に話しかけて欲しいと思っている。コミュ力もあり、人と話すのは好きである。底なしに優しいのも特徴であり、心を閉ざした子供の相手を何度もしてきたという事もあり、そんな人々にまるで母親のように接することができる。 動物が大好きであり、また動物が好きな人のことも好きである。犬や猫はもちろん、鳥や爬虫類に魚、更には虫も好きである。そして、多くの生き物が暮らす自然は彼女の最も好きな場所と言える。山に囲まれた場所が生まれなだけあり、ハイキングやバードウォッチングも好きであり、お休みの日はそういった自然の中を歩くだけで楽しめるタイプ。次に好きなものは歌であり、趣味はカラオケに行くこと。色々な歌を歌えるし、かなり上手い。 ペットのジラは大型犬のゴールデンレトリバー。今年で9歳になる。彼女が高校生の頃から実家にいる愛犬であり、お利口さん。 誕生日は12月14日。 誕生花はマツ。花言葉は「不老長寿」「哀れみ」「同情」。 ----以下、特に読まなくても良い設定---- 彼女の存命の近しい家族は父のみである。親戚はいる。母はなりこ町に一時期蔓延した不治の病によって他界した。母が他界したのはつい最近のことである。母は光羽にとって優しい唯一の母親であり、何より女性としても尊敬していたこともあって、その時は大いに悲しんだ。 また、玉藻の前を含めたあらゆる妖怪が好きな幼馴染がおり、幼い頃になりこ町に居た頃はその人物の姉も含めて交流していた。とはいえ忙しさから中々連絡を取れておらず、なりこ町の外の学校で医療に関する勉強をしてから戻り、神話事象に巻き込まれた幼馴染の身の回りの環境の変化を知ったのはごく最近のことだった。 なりこ町一番の規模を持つ寺、天彩寺及び天彩寺前の通り道には馴染みがある。そこで売られている名物の玉藻饅頭や鰻は彼女の大好物である。幼い頃、父に鰻は高いので食べすぎないようにと怒られたことがある。 母方の家系は前述したように神主の家系である。天彩寺周りの明るい雰囲気も好きなものの、神社の雰囲気は本当に好きであり、いつまでも居てしまう。この事もあり、幼少期は神社に入り浸ることが多かった。 オカルトや歴史の技能が少しだけあるのは、神社で過ごしていた時の名残。他の興味ポイントについても、神社に入り浸っていた際に得たものである。 得意分野の歌については、幼い頃から周囲に一目置かれていた程であった。音楽の成績は常に最大付近をキープし、それが崩れることはほとんどなかった。周囲の人間からも、教師からも、将来は歌手になるのかと思われていた。彼女が医療の道を志しているという事を聞いて、多くの人が驚いた事だろう。 恵まれた環境で多くの人に支えられ、その可憐な容姿から多くの人に持ち上げられ生きてきた彼女は家族や友人の絆は理解しているが、恋という感情を全く理解していない。人に優しさを向け、施しを与えることはできるが、そこに恋情というものが発生していると気付いた事もないし、恐らく発生したことはない。文字通りの恋を知らない女性であり、恋という感情を理解していない。 これは、幼い頃からの美貌のせいで、周囲の人間が仮に恋情を彼女に対して向けたとしても「住んでる世界が違う」と思われて一歩踏み出してくる人が誰もいなかったことも原因である。そして、彼女自身も多くの人への慈愛の感情こそ持つことができるが、恋という感情を知らないし教えてもらった事もない。それ故に、誰かを恋愛感情を絡めて好きだという気持ちになったことは一度もない。 しかし、明るい家庭に好感を持っているのは事実である。病院にやってきた子供たちから家族の話を聞くのは大好きである。彼女自身は気付いていないのだが、一種の憧れに近い感情を抱いているのだろう。 実は、父は誰に対しても恋愛感情を抱かない娘を心配している。呼び出して話をするまではしないが、早く良い人を見つけて欲しいしそれが明るい家庭に憧れる娘にとっても良いことだろうと思っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・通過シナリオ 初恋性ストックホルム症候群： 分かってる。あなたの想いを無碍にしたくないから。料理、美味しかったよ。 ひとりかくれんぼ： あなたが生きたいと思うのなら、生きれば良いんじゃない。選ぶのはあなただから。 183番目の過剰： 幼い頃、あの光を見た気がする…。この世界には、深入りしてはいけないことがある。あの光は、そのひとつだったんだ。 印町の影： あなたを思ってくれる人はきっと居る。自分というものを持てたのなら、きっと人生は花開くだろうから。 自殺病棟： 私は、いつもと変わらない私だよ。 ここにりんごが0個あります： 誰だったのあの人…。 邪ノ眼ガ通ル： どうしてこうも私の住むところって、怪異との結びつきが強いんだろう…。 見た目10割： 容姿が全てだなんて、そんなこと私は思わない。…私が言っても説得力がないかもしれないけど…。 飛翔する蛹： どうにも、最近夢見が悪いのよね…。 TAKAMAGAHARA： 天井も底も、どちらが良いのかは分からない。結局の所は、どちらにも辿り着かないのが良いのかしらね。 ーーーー以下、シナリオで得たアーティファクトなど(シナリオのネタバレあり)ーーーー ・取得呪文 太陽の声： 呪文の使い手のAPPを一時的に上昇させ、それに関連した技能値も上がる呪文。呪文をかけるためには、5マジック・ポイントと1正気度ポイントが必要である。呪文の儀式は2時間かかり、その間さまざまな薬草でつくったモグサを燃やしていなければならない。呪文の使い手は24時間の間APPが1D10ポイント増え、〈値切り〉、〈信用〉、〈言いくるめ〉、〈説得〉、〈心理学〉の技能が20%ずつ上昇する。 ・取得AF 未来の婚約指輪： あなたと鹿倉 千紘のイニシャルが刻まれた銀の指輪。持っているとあなたの幸運に+10の補正がつく。あなたが誰かと正式に婚約、結婚するとその効果は失われる。いつかあなたを守る人が現れるまで、あなたを守る指輪。 ・後遺症 虹色の瞳： 探索者は、他の、立ち絵の髪色が一般的なものでは無い(現実に染髪以外の方法では存在し得ない)探索者に出会った時、その髪色が異常なものに見える。それを出会った探索者が認識しているかどうか、地毛かどうかなどは一切関係ない。 精神寄生体の爪痕： 精神寄生体に精神を食い荒らされ、その後に救済を受けたことで精神力と知能が向上している。(POW+2、INT+1)

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