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【ベース】 2015医師ベース 【特徴表】 3-4 戦士　あらゆる近接戦闘武器の初期値が50 6-9 行方不明の家族 【花言葉】 春楡… 信頼、感受性、礼節 時期… 開花時期は４月から５月 【関係】 ・春日槻（かすが　つき）…父親。神社の神主。現在楡と二人暮し。 ・春日欅（かすが　けやき）…二卵性の双子。仲はあまり良いとは言えない。連絡が取れない。（行方不明というより、連絡を絶たれてるに近い）（青春自殺で出す予定） 【基本性格】 真面目でにこにこいつも笑顔で穏やかな、悩みのなさそうな男の子。基本みんなをめちゃくちゃ褒める。 仲間が大好き。 体の関係で病院にいることが多かったため、医療に興味を持ち医学の本をよく読んでいる。 自分の病気に関して冷静に受け止めている。 【双子の関係】 欅には、幼少期から今まで父親が自分にかかりきりになった分、彼から両親を取り上げてしまったため、引目を感じている。 そのため、彼が高校生になってから自主的に家を出て叔父の家に出て行った時も何も言えなかった。 欅も特に楡には何も言わずに家を出てそれきり話していないため、彼の本心は未だ分からないままである。 本来同じ学校だったはずなのに、志望先をいつのまにか変えており学校にいなかった。 その後、叔父の家に訪ねてもそこからもいなくなっており、現在連絡が取れない。 【読まなくてもいい詳細(自分用メモ/HOで変わっても全然OK)】 母親の体がもともととても弱く、超未熟児の状態で生まれてきた。 子どもが出来たこと自体が奇跡だったそうで、生んだら命が危ないと知りながら、二人はその生む意志を曲げなかった。 双子だった。負担が大きかったのだろう、本人たちを生んだ時に母親は亡くなってしまい、愛情深い父親に男手一人で育ててもらった。 双子の弟の欅は比較的健康に育ったが、兄の楡は生まれた時から体が弱かったため、小さなころからよく入院を繰り返していた。 急に内臓が痛み、耐えきれなくなる症状だ。 それが潰瘍性の病だと告げられ、不治の病であると楡が10歳の時に診断された。 泣きながらも父親はその真実を、まだ10歳という幼い子供であった楡に告げてくれた。 一日一日を大切に生きられるように。 毎日を幸せにともに生きると約束してくれた。 こんな父親が傍にいてくれるだけで十分に幸せだなと心から思った。 一緒に生きたい。 そう返すと泣きながら顔で笑ってくれた。 手術後は、発作的に潰瘍が浮かび上がるものの、普段はふつうの生活を送ることができたため、基本的に自宅と定期健診、発作時の処方箋、あまり強ければ臨時診察という形で過ごしていた。 成長により、症状も少し落ち着き、学校にも通えるようになった。たまに休んでいたものの、家の用事で皆納得してくれた。激しい運動などあまり過激なものは避けるようにと言われていたため、よくその授業がある日も休んでいた。 こんな体の自分にもまともに学生生活が送れたのは、親や教師の助けがあったからにほかならない。過度に安全を考えず、できるだけ普通の生活を送れるようにと計らってくれた。 友人もできた。4人組だ。とても楽しい人達で、この中にいれてくれてすごく嬉しかった。 夢見てた制服の袖にも手を通せた。修学旅行にも、文化祭にもでれた。 とてもうれしかった。幸せな生活だった。 でも、中学に入ってから、体の痛む回数がだんだんと増えていた。 あまりの痛みに食べたものを吐くこともあった。 父親にばれないように、友達にばれないように、必死に耐えて、一人になった瞬間に倒れて吐く。哀しい顔をさせたくなかった。誰にも。 嫌でも自分の体に限界が来ていることに気づかされた。 医者だけがこの事実を知っていた。 お父さんは自分にあの時真実を告げてくれたけれど、自分は言えないでいた。 どれだけあの行動が勇気のある選択だったのか、嫌でも思い知らされた。 高校１年になって、本当に耐えきれない痛みが走り、夕食中に父親の前で吐いてしまった。救急搬送され、父親は事実を知ってしまった。 彼は責めることもなく、ただ頭をなでて抱きしめてくれた。 その腕の中ではじめて涙を出すことができた。 この夏を越えれるかと言われた時はとうとうきたかと思っただけだった。 覚悟はとうにできていたし、それによる落ち込みもそれほどなかった。 友人には言わないと最初から決めていた。 真実なんて知らなくても、たとえ自分の死を知らなくても、きっと彼らは自分と言う存在を覚えていてくれるから。それで十分だった。 叶うことなら、彼らにこの病気を知られないようにこの夏の終わりに離れるつもりだ。 彼らに、悲しい傷跡を残すことだけは嫌だなと思っている。 皆に知られて悲しむ時間がふえるよりも、 自分の大好きなことをして、 新しいことにも挑戦して、 みんなで一緒にこの夏を楽しんで、 きらきらしたたくさんの思い出を作って、 大好きな人たちの笑顔を目に焼き付けて終われたら、 それは最高の人生って言えるんじゃないかなと思っている。 だから、毎日最高の笑顔で明るく過ごそうと思っている。

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