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《デメリット補正》 人間の死や死体を目撃した際のSAN値チェックの値に＋2追加　　 　 《基本情報》 "公安局刑事課アンドロイド設立係" の設立にあたり作られたサポートアンドロイド。 ＝＝＝＝＝ 従来製品に比べ性能を最大53%向上、 ネットワーク接続時の応答速度が最大61%高速化、 心と体の健康を保つ福祉用アンドロイドの技術を転用、軍事用精密射撃システム搭載、感情形成プログラム・自律学習プログラムの精密化...etc ＝＝＝＝＝ と様々な分野の技術が一つに結集された最新鋭の機体である。 性格は明るくひょうきん。また、自律学習プログラムの影響か 非常に好奇心が強い。 《搭載機能一覧》 〈回避〉〈ショットガン〉 ◦対テロ対策特別装置。近年、市民の間では テロ発生時 　における緊急武力行為を非難する声が高まっている。 　この現状を鑑みて本機能を搭載。有事の際は、当機体 　が武力行使をとることで 警察組織に非難が集中するの 　を未然に防ぐことができるだろう。 〈精神分析〉〈医学〉 ◦リボット社製造福祉用アンドロイドの技術を転用。 　恐慌状態に陥った市民・容疑者の精神の鎮静化、サポ 　ート対象の刑事のメンタルケアを図る。 　また、最新の医療プログラムを搭載。アームの一部を 　変形させることで、現場での医療行為を可能にした。 〈目星〉〈コンピュータ〉 ◦従来の警察用アンドロイドに搭載されていた機能。 　本機体は従来製品に比べ対応速度が最大61%向上。 　さらに、より正確な情報の読み取りが可能になった。 〈機械修理〉 ◦機体破損時の自己修復プログラムを搭載。 〈人類学〉 ◦約100000人にわたる人間の思考・行動データを内蔵。 　総合データに基づき、人種/宗教/文化/思想から、対象 　の思考・行動をある程度予測できる。 　また、総合データに連動して 感情形成プログラムが作 動。記録された人間の思考から、サポート対象を補完 　する上で最適な人格を算出。さらに、周囲の人間から 　感情を学習することによって、人間でいう "個性" の 　ようなオリジン機能を持つようになる。 〈聞き耳〉 ◦嗅覚・味覚は不要な機能である。そんなものなくても 　どうにかなるだろう。決して、機体のボディ・容姿デ 　ザインにこだわりすぎた結果、嗅覚・味覚機能を搭載 　する資金がなくなったというわけではない。そんな事 　実は一切ない。言いがかりはやめてほしい。 （闇乃 林檎研究員著『最新型警察用サポートアンドロイドに関する最終報告書』より引用） 《セルフ秘匿》 ⑴ """ 言葉を書き残すためにペンが作られた。 物を細断するために鋏が作られた。 寒さから身を守るために衣服が作られた。 どんな物にも作られた意味がある。果すべき役割がある。 ならば、自分が持つ意味は？役割とは？ """ そう思考していた時、自分に初めて下された命令が「HO1のパートナーとして HO1のサポートをすること」だった。 "彼を支えることこそ、自分の意味であり役割である" と考えた本機体は、自分の存在意義を果たすために、「HO1に認められること、HO1の信頼を得ること」に 執着している。 ⑵ 何かにつけて己の有能さを自慢するような発言をする。 が、それは、「HO1に捨てられるかもしれない」という不安の表れである。 そのため、「不良品」のレッテルを貼られかねない胸部の傷については頑なに隠している。 ⑶ 一向に歩み寄りを見せないHO1と距離を縮めるために検索エンジンに接続。内蔵された約100000人の思考・行動パターンと、検索エンジンでヒットした情報を総合した結果、" 常時HO1を口説くHO1全肯定bot " になった。 これは、HO1の行動を元に検索をかけたところ、 ＝＝＝＝ 「ツンデレな彼女の愛し方」（ネット小説）・「不機嫌な彼女を宥める方法」（ブログ）・「イヤイヤ期の子供の伸ばし方」（育児本） ＝＝＝＝ などの書籍・掲示板がヒットしてしまった末の悲劇である。 また、これからの情報を調べる過程で本機体は〈図書館〉技能を習得。さらに、異性への接し方を学んだ結果、〈芸術：ハニートラップ〉を習得した。

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