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菊葉双(ｷｸﾊﾞｿｳ)(仮) 22/149+20cm厚底/女/あたし/あんた 陰気。口が悪くクソガキ気質。 感覚に敏感だから常にイヤホンをつけている。厚底とイヤホンに触るとキレる。 厚底とイヤホン奪えば無力。その場でうずくまっちゃう。 手癖で手を前にもってくる。猫背。 左手の手首にお花の刺繍がある。 書き物をする。が世間に公表することはなく身内に見せる程度。 手先が器用。生き物を育てるのがすきで、自分の部屋で植物を育てている。外で野良猫の面倒もみている。 身長を気にしているため、20センチの厚底を履いているにもかかわらずいつの間にか隣に立っていたりと俊敏。 見た目が酷く髪はボサボサ、見開いた目と真っ黒なクマ、周りからは化け物を見るような目で見られる。かく言う本人はびっくり系(怖いもの)が苦手で、化け物が化け物に怖がる謎構図ができる。 女の子らしい、女の子扱いをされるのを嫌う。 <好きなもの>暖かいところ、静かなところ、植物、動物、飴。小説。 <嫌いなもの>騒音寒さ湿気玉ねぎ。 鏡花の膝の上が落ち着く寝床。狭いところがすき。猫かな？ <人物関係> 菊葉鏡花…双の兄。幼少期から二人で共に生活してきた。双と同じ手首に花の刺繍がある。 鏡花を困らせたい。意地悪もするし、困ったり照れる顔が見れるなら、必要以上にくっついたりキスだってする。愛ゆえにいじめたくなる。家族以上の関係を持っている。 あの件からは時折どうしようも無く鏡花への贖罪の念や、自分への自己嫌悪がつのる事があり、泣きつくこともしばしば。 そんなどうしようも無い双を全て受けいれてくれる鏡花がすき。 <夢の話> 昔父子家庭で父親と心中することに失敗し、それが原因でずっと自殺願望を持っている。(首しめが好 拾われるまでは自分で毒薬を作っていた) 将来父親のお嫁さんになるのが夢だった。 小さい頃に若い父と心中 死にきれず生き残って死に損なう その後父方祖父母に嫌々育てられ、自己肯定感をほぼ無くして育ってきた 逃げ出した後、自殺を繰り返すうちに自殺癖がうまれる 後芥川に拾われ今に至る。 蛇足 父は美しい人だった。1人手で私を優しく丁寧に育ててくれた。まるで母親のようでもあった。 だから私は母親がいなくても幸せだったのかもしれない。将来はお父さんの花嫁だった。それくらいかわいらしい幼い頃の話。 私には父しかいなかった。だから、一緒に死んでしまおうとこけた顔をむける父に賛同した。 最後に残った車の中で、薬を飲んで、煙をたいて寝るだけ。少しだけ怖かったのを知ってか、父は暖かい膝の上にわたしを寝かした。 ー目が覚めた。膝の上ではなかった。 父は自分をおいて死んでしまったらしい。 どうして？父は自分のことがきらいになってしまったのだろうか。ひとり、こんなところに置いてしまってどうしようというの？ 病院のベットに寝かされたわたしのぽっけには父の睡眠薬があった。 意識が朦朧としつつもずっと、死にたいと思った。父のいる所へ。 祖父母へ預けられてからもずっと、死にたいと思った。自分さえいなければ、父は追い込まれずに済んだと、死なずに済んだとそう言われた。 死にたいと思った。だから、首をしめた。でも、死ねない。そんなことをずっとずっと繰り返している。 寂しかった。 首を絞める度に父のささやきがする気がする。 自分を殺す薬を飲む度に父の姿が霞む。 首を絞めることとトリップもどきに快楽を覚え始めたころ、芥川龍之介に声をかけられた。

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