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本名は【アラシュ・アーチャー】 物心ついた時には既に孤児院で生活しており、両親のことは全く知らない。 はっきりと覚醒こそしていなかったものの、適正が確認され、いつか覚醒するだろうということで訓練を受けていた。 けれどいつまで経っても覚醒は出来ず、オーヴァードからは能力も使えない半端者、その他の人間からは自分たちとは違う、と差別の対象に。 そのことから人とあまり深く付き合わず、表面上での付き合いが多かった。 生い立ちとしてはチルドレンの扱いとなるが実際の扱いはイリーガル。 付き合いでなんとなくバンド活動(バンド名：ノイジーオブセッション)を行っていた時期もあったものの、三年前のある任務の際に致命傷を負い、一度死んだ。 それをきっかけとして能力は覚醒したものの、今度は表世界から完全に姿を消し、UGNのエージェントとなった。 バンド活動自体は突然の電撃引退ということになっている。名前を変えたのも一種のけじめのつもりだった。 覚醒することとなった事件の際に春日と出会った。というよりも生き返ったときにたまたま春日に出会った。 疲弊していたのとお互いに特に戦う理由もなかったので名前すらお互いに名乗らず、少しばかり雑談をして別れたという謎の経験を持つ。 それからたびたび任務の際に顔を合わせることも多くなり、敵対することも数回。 本人としては所属している'場所'にとくにこだわりはないため、春日を殺そうとは思っていない。 傷が癒えた春日がその場から翼を生やして飛び去ったことが印象的だったのか、「鷹の兄さん」と彼のことを呼んでいる。 バンド時のメンバーはボーカル：フラン、ドラム：トリスタン、ギター：ガウェイン、キーボード：アストルフォ。

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