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Elvis Levine(エルヴィス・レヴァイン)
ID:4819548
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Elvis Levine(エルヴィス・レヴァイン)
タグ:
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
FRaTRlCiDE HO2 16タイプ:ENTJ-A 指揮官 職業:スクールカウンセラー基準 特徴表: 2-05:鋭い洞察力:<目星>に+30%。 3-07:俊敏:<回避>の基本成功率が[DEX×2]ではなく[DEX×5]となる。 一人称:僕(ぼ↓く↑) 二人称:それぞれの呼び方のほかに、貴方 話し方:敬語。語尾は伸びたり伸びなかったりのやわらかくゆったりした口調。若干芝居がかった言い回し。 誕生日:6/3 ●人となり 普段から笑顔が多く、人懐こく面倒見も気前もノリも良く、周りをよく見ている好青年。 だが他者を一切信用していないため、不必要にスキンシップはしない。スキンシップされるのであれば内心警戒しつつもそれを一切表には出さず角が立たないよう許容する。スキンシップが相手を丸め込むのに有用な手であるならばする。 他者からの圧力や皮肉には基本的に動じない。自分の能力にある程度の自信があるためである。ただこれらが平凡なものであることを認知しているため努力しており、勉学もスポーツも中の上から上の上程度にはできる。 人の目や仕草を見ながら話す。目の動きや挙動から他者の心情を探るため。 紅茶を淹れるのがうまい。他者のことを信用していないため、他者が淹れた紅茶は基本飲まない。一口も手をつけずに残すのも断るのも疑念や不快感を抱かせかねないため、淹れる側にまわるために研究した。 紅茶に限らず他者の提供したものでも不特定多数に分配されるような状況であれば他者が飲食したことを確認してから口をつけることもある。状況次第で臨機応変に対応する。 人間関係に敏感なところが性格全体に影響し神経質な面がある。 武器がなくても戦えるよう、得物をつかわない護身術をメインに修練している。 ●不信について 個人を識別する能力が長けているため、自身と他者との関わり、他者と他者との関わりを人並み以上によく視ている。 これにより人によって態度が随分と変わる者、発言通りの行動をしない者、いい人ぶって裏では散々なことを言う者等、他者の様々なギャップを見てきた。 表向きのツラを表向きのツラのまま受け入れてはいけないと悟ったのは7歳の頃。他者の機微に自身が敏感であることを幾度の経験から認知し他者のギャップが見えるようになったことで以降徐々に他者を信じられなくなっていった。 常に様々な裏を想定し、それが当たれば笑える程には人の表裏の推測をゲーム的に行っているところがある。これは他者や他者と関わることに嫌気がささないようにするためでもある。なぜなら自身の才能は対人でこそ発揮されることを理解しており、人と関わりのない将来像は検討していないためである。 他者のことは信じていないが、他者には優しく親切に振る舞うことで、自分へ好印象を持たせ余計な敵対を生まないよう、かつ自分の他者への警戒がもれないようにしている。 普段から気をつけていることは①敵を作らないこと②自身の不信を他者に悟られないこと。 不信はあくまでも他者の精神性についてのみであり、個々人の能力については正当に判断し過大評価、過小評価はしないタイプ。 自身の能力を誇りに思っているのと同様に他者の能力も尊いものと思っている。 そのため自分より他の誰かが向いている事柄があるならば頼ることに抵抗はない。ただ、それが望み通りに遂行されるかどうかについては相手の精神性が絡む事柄のため、期待はしていない。遂行されれば儲けもの、されなければ特に咎めることもなくフォローをいれたり自身で処理をしたりする。 そのため大抵のことは最初から自身で済ませたほうが手っ取り早いと認識している。が、監督生という立場、他者から自身への信用の構築、とっつき易さの演出などの理由、あるいは明らかに他者を頼らなければ効率が悪いなどの状況によって、過去の他者の遂行率を踏まえ打算的に他者を頼る。 ●監督生として 基本的には寮生誰に対しても中立で平等に接する。寮生間の揉め事が起きた場合もどちらの肩ももちつつ場をおさめる役割をする。求められればグチの捌け口にもなるし運動や外出などストレス解消に付き合うなど、基本的には寮生のメンタルサポートをそれとなくやっている。 勉強やスポーツを教えるのはうまい。相手に合わせたレベルで説明したり課題を出したり、その日の相手の雰囲気から気分や体調などを読み取り量を調整するタイプ。 仕事はそつなくこなすが、しっかりやるという感じではなくちょいちょい手を抜きがち。80〜90点はとるくらい。だが、100点を目指せと唆されるなら120点を目指してくる。負けず嫌いで自分の能力にそれなりに自信があり、実行力もあるため。 誰かがルールを破っていても1度は見逃す。2度目は指摘、3度目は指摘と報告くらいのゆるさ。 ルール破りは重大な問題にならないかの確認と他者の弱みを握るため後を追う。(<追跡>) また指摘の際は相手を慮るような甘言を言い角が立たないようにしている。 「こんばんは、何をなさっているのですか?よければ僕も混ぜていただけると嬉しいのですが。」 「………なんてね 驚きましたか?すみませんねえ。あまりこういった注意なんてしたくはありませんから バレないようにやっていただきたいものです。」 「貴方、◯月◯日も今と同じことをされていましたねえ。」 「……ああ、1度目の目撃は見逃すと決めておるのです。今回は2度目の目撃ですので、お声がけを。3度目はお声がけのち…誠に恐縮ですが寮監ならびに寮長にご報告をいたしますので、そのおつもりで。」 「……監督生とは嫌な役回りですねえ…。僕もできれば上に報告なんてことはしたくはないのですよ。 ………この学校は全寮制な上に規律が厳しいですから。息のつまる生徒がいたってなんらおかしくはない。そうは思いませんか?」 「ですから、イケナイことは僕に見つからないようにお願いいたしますね。…………それでは良い夜を」 ●学校生活、寮生活について 誰にも心を許していないし誰のことも友人だとは思っていない。常に周囲に意識を向け神経を張り詰めている状態。だがそれを感じさせないフレンドリーさ。 隙になるため公共の場で居眠り等は一切しない。そのため授業態度等は良好。自室でもできるだけローレンスより遅く寝て、ローレンスより早く起きるよう努めている。夜中にいつまでも本を読むんじゃない。ローレンスが寝るのも忘れて本を読むタイプなため、0時過ぎたら「0時をまわりましたよ。明日も授業がございますし、キリのいいところで終えて明日の楽しみにとってくださいね」などと声をかけはするが大抵きかれない。眠りは浅く、物音ですぐに目を覚ますタイプ。 授業で着替える時や風呂の時等、人の目がある場所で服を脱ぐ行為が苦手。なにかあれば全裸でも応戦できるため、苦手な理由は"無防備な状態である"と精神的に思わされるから。 体力筋力作りは基本的に校庭等外でしている。お互いのために部屋では行わない(ローレンスの気を散らせるのは避けたいし、自身も他者が近くにいるとそちらへの警戒心に割かれるから)。 ●家族について 親が有名な精神科医と心理学者。 幼い頃から学術的観点を前提に愛情深く育てられてきた。 エルヴィス自身育てやすい子であったこともあり、専門家のノウハウありきの子育ては順風満帆に進み、世間的には誰からも羨ましがられるようなお手本のような円満な一家である。 が、エルヴィスの生まれ持った特技によってエルヴィスは人並み以上に強い猜疑心を抱え、親の子育てが学術的研究的であることを見抜いている。 そのためエルヴィスは親のことも親の愛も信じていない。だが表には決して出さない。親の望む家族、親の望む息子の形に沿っている。 「笑顔というものは便利ですね。これだけで相手の警戒心や猜疑心を数レベル引き下げる。強力な武器です。」 小さい頃に親からテディベアをもらった。7歳まではかわいがっていたが、その頃から他者からもらったものにも猜疑心を抱えるようになった。以降表向きかわいがり大事にしてみせたが既に愛着はない。 メルゴー・カレッジに入学当時親からは持って行ってはどうかと提案されたが断った。 「せっかく全寮制の学校に入学するのです。僕の自律性を育むいい機会になると考えています。が、この子がいてはおそらく僕はこの子に甘えてしまいます。 ………ホリデーにはこの子に甘えに帰りますから。」 「フフ、それは勿論です、揚げ足をとらないでくださいな。帰宅した折にはこの子に甘える前にお父様とお母様に甘えますね。」 「寂しくなります…が、少なくとも月に一度はお手紙をだし近況をご報告いたします。これくらいの甘えはどうかお許しくださいな」 もちろんテディベアに甘えたい気持ちも、親に甘えたい気持ちも、全くない。ホリデーには帰るようにしているが通常の休日には帰らない。 人を信じられなくなった7歳の頃、親も疑うようになったが親を疑う自分を受け入れがたかった。ピアス穴を開けてどんな反応をするか試して親をはかることにした。 勝手にそのようなことをすれば今までの両親像であればお叱りがある想定、今自分が疑いをかけている両親像であるならばお叱りはない想定でいた。 お叱りはなく、ピアス穴を開けるにいたった心境やらなにやらを聞き出され、その晩2人が児童心理学についての論文や本をならべて熱心に話し込んでいるのを見た。内容はエルヴィスへの心配や愛あるいは教育への不安といったものではなく学術的なそれであった。 ●対人感情について 自身は他者への好意も嫌悪も極薄いが、自身にそれらが向けられること、他者間でそれらが交錯していることには敏感。 好意とは何か、嫌悪とは何か、その他多くの対人感情はどのようにしてうまれるのか、自身と他者の関わり、他者と他者の関わりを常に視て研究し、基本的には他者から好意的に思われるような言動を心がけている。しかし実際に他者から好意的に思われているのだろう言動をされても裏を疑う。利用できる好意は少しずつ様子を見ながら利用する。 他者に期待していないため他者に対して怒りの感情がわくことは滅多にない。 他者のもつ能力には人一倍関心がある。それらをどう活かすか、どう組み合わせるか等を考えて楽しむ。あるいは実際に化学反応が起こりそうなもの同士を引き合わせて経過を楽しむ。 ●目的について 『真実を知り、誰かを信用できるようになること』 前者: 恐らくあらすじの双子の事件の究明。これはがんばる。 後者: 何をもってして"信用にたる"とするか。 そもそも不信の原因が"他者の裏の顔を見過ぎた"ことであるため「この人には裏がない」と思える誰かがいたならば、あるいは自然と"誰かの精神性に頼る"ないし"精神性に心を許す"ということをしたのならば、あるいは誰かの精神性を理解できたならば、その人を信じることができたと言えると定義する。 エルヴィスは自身のことだけは信じている。側から見れば自身も飛び抜けて表裏ある人間である自覚はある。が、自身の精神性は理解しているため疑う余地がない。よって信じている。それ同じように他者を理解してみたい。理解できれば他者に対しても疑う必要がなくなり、疑う必要がなくなれば信じられると考えている。 エルヴィスが人を信用してみたいと思う理由について。 ①親すら信用していない自分が誰かを信用できるのか、ということ自体にそもそも興味、知的好奇心がある。 ②自分が誰かを信用できればその経験が他者から信用を得る手段を広げるのではという考えと、自分が誰かを信用できれば自身の見ている世界に変化があるのではという考えがある。 ③細心の注意を払ってはいるが自身の不信がいつ相手に認知されるかはわからず、他者と関わる上でこれが穴であることを認識している。 ④様々な人間関係を見てきた中で双方間の信用、信頼という形であることが基本的には最良であると感じており他者を信用することに対して憧れのようなものがある。と、同時に他者は難なくできていることが自分にはできない劣等感や焦燥感が多少ある。 しかし10年他者を信用していないため諦観が強くある。 ●各生徒について ▶︎HO1 ギルバート・チェンバレン(12/12) 呼び:チェンバレンさん 「しっかりした頼もしい方ですよ。彼が僕にふる仕事量も僕のキャパシティを考慮していただけているように思えますね。寮長に相応しい手腕ですよ。」 「ああ…ただ、彼のまっすぐな視線は少し苦手ですね。なにかを見透かされている気分になります。」 特に問題にならないような部分は手を抜きがちだが、手を抜いた部分を指摘されたなら「申し訳ございません。目敏いですね、流石です。気づかれる手抜きをしてはいけませんね」等言う。プライド高めの負けず嫌いなため指摘をされるとしばらく手を抜かずにやる。 「彼は貴族の生まれという噂があるようですね。……仮に事実であるとして、あれだけの威厳があれば納得もできます。文武両道、人望厚く、加えてお美しい方だ。フフ、彼に穴などあるのでしょうか?」 「……1年後、彼の後釜はさぞや骨が折れるでしょうね。その席に現在最も近いのは僕でしょうか?よわりますねえ」 噂は噂でしかないため貴族の生まれというのは可能性の一つとして認識している程度。本人に確認などはしていない。 正しい情報であるならば将来いいコネクションになることが想定されるため基本的には悪い印象は与えないようにしているつもりである。が、イマイチ懐に入りきれていない感、100%信用されているわけではないが、少なくとも能力は買われている感覚がある。 メモ:ぶどうがお好き ▶︎HO3 ローレンス・シルヴェスター(7/28) 呼び:ラリー(ローレンスの愛称)、ラビー(ラリーとMy Love(親が子を呼ぶ時の愛称)を合体させた半ば皮肉の愛称。ローレンスが自分を「エリー(女性愛称)」とママ扱いしてくる時等2人きりの時におふざけで使う)。昔は名字で呼び合っていたが、長いと面倒なようでローレンスから「エル」や「エリー」と呼び始め、それにあわせてローレンスの呼び方も愛称に切り替えた。 ローレンスは人間生活が壊滅的なため、身の回りの世話を焼いている。世話をしないと室内が途端に雑多になる。ローレンスが持ち込んだ本等を分類ごとにまとめたり、読み終わった本を図書室へ戻したりしており、どのようなことに興味があるかなどは一通り把握している。 朝ローレンスが先に部屋を出た日はガウンを忘れがちのため、「お忘れ物ですよ」と届けることもしばしば。ついでに身だしなみを整えたりする。 「正直羨ましいですよ彼の頭脳は。…例えばそうですねえ…僕の宿題を一瞥しただけで間違えの箇所に気がつくのです。次元が違う。どうなっているのでしょうねあの頭の中は。開いて食ってみたい、と、思うこともしばしばあります。……なあに、冗談ですよ。」 「勿論彼がすごいのは頭だけではありませんよ。恐れ入るのはあの知識欲と集中力です。元々人とはレベルが違う脳に毎日毎日様々な知識をとりこんでおられるのですよ。」 「ただ…彼はその分、と言うと失礼ですが、人の生活というものに頓着がなさすぎます。ククッ、世話の焼ける方ですよ。お陰様で部屋がどんどん…いえ、これはよしましょう。彼にはでき得る限りやりたいことを好きなだけやっていただきたい、と、思っています。特別な才ですからね。尊重されるべきです。あれを凡人が潰すのは実に罪深いことですから。ああ、一つ補足しますが、僕は彼の世話をイヤイヤやっているわけではありませんよ。元来そのタチなものですから。」 (そのタチ:他者を信用できなくなってから、基本的自分のことは自分でしている。と同時に他者のことも自分がすることである程度の自由を奪い、管理下におきたいという意味。"そのタチ"ということで文脈上は"世話焼き"と捉えられるようにしている。) 「彼と同じような生活を…例えば仮に僕がやれたとしても同じような実りはありません。そもそも僕にはあれだけの集中力はありませんし。フフ、つくづく自分の平凡さを思い知らされます。ああ、嫉妬心等はありませんよ。その土俵にすらおりませんから。僕は彼の能力を只々尊敬しておるのです。」 「……毎日のように彼の才を間近で見ていると、僕の唯一非凡な才、あれをどう活かして生きようかと、そういった思案はいたします。」 ローレンスが試験期間中勉強せずに本を読んでいたら「嫌味ったらしいですねえ」等言うが紅茶は淹れてあげる。ローレンスは低血圧で冷え性なためチャイを淹れることもしばしば。 「彼には…多少親近感があるのですよ。ああしかし彼は…端的に言えば孤高、でしょうか?フフ、この単語を当てはめて彼がどう思うかは分かりませんが。ともかく孤高とは僕のそれとは勝手が全く違いますね。ただ対人に難がある、という一点に親近感が湧いておるのです。」 「…これは以前彼と同室となった者たちとのことや彼の普段の様子を見る限りですので推測の域をでないということが前提ですが、彼は人付き合いが苦手なのでしょうね。もしくは我々凡人が、彼に恐れをなして、一線をひいてしまっているか。はたまたそのどちらもか。 ……過去の同室の件はとにかく傑作でした。元同室の者たちは皆一様に"追い出された"と証言しておりましたが、彼は……"勝手に出て行った"と。フフ、先程申した件は、恐らくですが"どちらも"が正しいのでしょうね。彼は人付き合いに難があるし、凡人は彼に触れること等できない。」 「……ただ彼は、人に関心がないわけではないようですよ。部屋に彼が持ち込んだ心理学の本がありますから。フフ、天文学書や歴史書などに比べれば冊数も少ないですし、進捗も悪いようですがね。彼にも理解の難しい事柄があるのですね。」 「彼は時折人を試すようなことをされますね。僕も昔試されました。フフ、なにがトリガーになってあのスイッチが入るのかは分かりませんが。僕が部屋を片すようになって暫くしてからですね。紅茶を淹れろとおっしゃった。随分と細かい条件付きでね。ご要望通りのものをご提供したらなんとおっしゃったと思います?『いつまで突っ立っているんだ?君も座るといい』ですって。フ、ククッ、あの他人を寄せ付けない方がですよ?"座れ"とおっしゃったのです。強い物言いに感じるでしょうが僕はこれを『一緒に紅茶を飲もう』と訳しました。フフフ、この意訳が正しかったか彼自身に確認はしておりませんが、この後彼と共に紅茶を飲みました。それをあの彼が許容したのですから正しかったのでしょう。ほんっとうに人付き合いが下手な方だ。可愛らしさすら感じますよ。──あの時は…懐に一歩、入った確信がありました。」 「彼の言葉選びは基本的に高圧的なのですよね。…いえ、彼に寄り添うならばただ事実をおっしゃっているという表現になりますか。僕のようにまわりくどい言い回しよりはよっぽどストレートで伝わりやすいでしょう?凡人にはそれが"攻撃されている"と感じられるのです。フフ、難しいですねえ人付き合いとは。」 「ああしかし…彼もまわりくどい表現をされることは勿論ありますよ。まるで言葉で遊んでおられるように感じます。そういった時は倣って言葉遊びをするように返すのです。楽しいですよ彼との戯れは。」 ローレンスは以前の同室を何人も泣かせており、エルヴィス以前の同室は最長で1週間。エルヴィスとは2年時からの同室で3年続いている。頭はいいが人付き合いや人間生活が壊滅的で一般的に見れば問題児とも言える彼の信用をうまいこと勝ち取れることができれば自身への他者からの評価や敬意はある一定のものとなり、ひいては敵を生まないことに繋げられるのではという点、恐らく将来大成する彼とのコネクションの構築ができるという点、彼の才を凡人に潰させたくないという点から立候補した。 現にローレンスとはそれなりにうまくやっており監督生という立場を拝命したこともあいまり、狙いは順当ではあると考えている。 ローレンスの身だしなみを整える理由は2点。①自分と同室の人間の身だしなみがなっていないと自身の評価に影響しかねないため②『紳士たれ』であるこの学校で彼が身だしなみ等つまらない理由でバッシングを受けることを避けるため(凡人に彼の才を潰させたくない一環)。 ▶︎HO4 ヨナス・シルヴェスター(8/3) 呼び:シルヴェスター 「なぜでしょうねえ…彼からは敵意…もしくは…警戒心…あるいは…クク、不信感、でしょうか。とにかく、マイナス感情を向けられています。」 「彼に何かしてしまいましたかね?それとも、僕がお兄様と仲睦まじいのがお気に召さないのか。もしくは、僕がトーマス兄弟を見分けられることを羨んでおられるのか。はたまた、……僕の本質を見抜いておいででしょうか?……フフ、だとしたら厄介ですねえ………」 「………こうして考えればいくつか心当たりはありますねえ。どれが落ち度となったのか…全てでしょうか?フフ、あまりマイナス感情を向けられることはないのですがね…できれば仲良くしたいものです。彼にも少々…近しいものを感じますから。」 「それにしても入学して間もない彼が構築している人望は一体どこから生まれたものなのでしょうねえ。…天性の…カリスマ性というものでしょうか?あのチェンバレンさんが寮弟にしたのも彼ですし、一目おかれているのでしょうね。まったくこの兄弟は……羨ましいことです。しかし……フフ…いえ、これは失礼ですね、やめておきましょう」 (兄が母親の腹に忘れてきた対人能力を弟が拾って出てきたのか?と言おうとしてやめた) 羨ましい、これは本当。羨ましいことは間違いないが自分には自分の才がありそれを誇っているため嫉妬心はない。他者の能力として純粋に感心し興味がある状態。 ▶︎トーマス兄弟 呼び:パトリック、アーロン 「とてもかわいらしく愛らしい2人です。彼らに懐かれているというのは素直に嬉しいものですよ。」 嬉しい、これは本当。好意が本物であれ偽りであれ、好意を抱かれるよう努めているためその通りに見える状態は純粋に気分がいい。 どちらがどちらかを認知できているから懐かれている自覚はあるため、あえて各々の顔を見い見い名前を呼ぶ等する。 だが2人のことは信用していないため勿論警戒はしている。まだ小さいが2人がかりで悪意を持って来られると手がかかることは間違いないので出方を見つつ、基本的には可愛がってみせる。 ただ双子はテイラーと徒弟関係のため、出過ぎた真似はしない。彼らが絡みにきた場合相手をしたり、学校や寮ですれ違うなどすればにこやかに挨拶をしたりする。 20230714,15,17 FRaTRlCiDE 全生還 20230802 Myrtle エンド1 ──────────────────────── ●レジサイまでの状況 ・11月 ギル様の入院で第五寮の寮長代理をする。 寮がひっくり返って第一寮を間借りしたり、一時帰宅する寮生がいたり、基本的にめちゃくちゃ多忙そう。睡眠時間を削って対応にあたっており、普段取り繕っていたものが綻ぶ。 ロレが淹れてくれた紅茶に手をつけられなかったり、ティーブレイクに誘われて仕方なく飲んだりしていた。飲んだ紅茶に眠剤を盛られており強制的に寝かされた。今まで可能性として警戒していたけれど実際にやる奴がいるんだ、と思ってる。 ロレに疑問を抱かれ「私が怖いか?」と頬を触られながら言われる。 他者との身体的接触を好まないのでビクッとなり取り繕いきれずバレる。 バレた上で友達になりたいと言われ大混乱。 信じる努力はしてみますとは言いつつのらりくらり。 でもずっと望んでいた相互の信用関係が構築できるかもしれない機会なので、きちんと向き合おうとはしている。 ロレのヨナについての思考整理の壁打ちに付き合い始める。 ギル様が戻ってねぎらいにロレックスの腕時計をくれる。他人から与えられる物にはなにが仕込まれているかわからないため戸惑い気味。 「これに見合う働きをいたします」「したから与えたんだ」 ロレックスなんて具体的な値段まではわからないけどとにかくヤベエことはわかる(236万)。使わないのは失礼になるし日常的に使うようにする。 ギル様が戻ったことで業務が安定し、「やはりこの方の能力は尊敬に値する」と改めて思う。 ギル様の視点を知り吸収して自分の力にしたい気持ち、ロレとの関係が変わり始めたことでギル様との関係も変えてみたいという期待と、ギル様に息抜きをさせたいという一番大きな理由は隠し、互いを知って貴方の補佐を的確にできるようにするため、という名目でデートに誘い承諾いただく。月1くらいのペースで美術館や博物館や食事、ちょっとした買い物など。 ・12月 「私への疑いがサッパリなくなったら」という条件が難しくてなかなかOKがだせなかったが、それについて審議し直しロレを受け入れ友達になる。 Myrtleでロレと女体化して義務でベロキスして帰ってくる。 ロレが夜な夜なうなされたり起きたりしていることを認知する。相談されないならあまり触れられたくないだろうか、と思い認知していないふりをする。 よくなる気配はないが年末のホリデーで実家でゆっくりしたら変わるかもしれないため様子見。 食事量も減っているようでロレの皿のものをこっそり移されるようになる。ギル様とヨナには知られたくないらしいので黙っておく。 ヨナとトーマス兄弟の墓参りにいく。トーマス兄弟を見分けられたことの説明のため『一度会った人間の顔と名前を完全に一致させることができる』ことを明かす。 これを知ったからと言って彼がトーマス兄弟を見分けられなかったことには変わりがないし、これについてエルへの劣等感やトーマス兄弟への罪悪感がぬぐえるわけではないが、彼がそれらを納得しいつか消化するための材料として明かした。 ロレとヨナが夜抜け出して2人で会っているのを黙認する。ギル様にも伏せるのは後々割れたときの補佐としての信頼に関わるため報告はしておきたい。 ロレが、エルにはバレる前提の行動が増えており、甘えられてるなあと思ってる。バレてもどうにかしてくれると思われているらしい。 「散々世話を焼いてきましたし、"彼が彼の意思で僕に甘えている"というよりは、"甘やかされ慣れてしまったから半ば当然だという認識"なのでしょうね」 ・クリスマス ▶︎ギル様 シューケアセット ▶︎ロレ 電気式の湯たんぽ ▶︎ヨナ 万年筆のインク ▶︎テイラー ハンカチ ◀︎ギル様 腕時計 ◀︎ロレ ブランケット ◀︎ヨナ コインケース ・1月 ロレのクマが酷くなっているのを認識。流石にまずいか、と思い手を出すことにする。 夜中ロレが起きた際に共に起き、寝かしつけるようになる。 ロレのベッド脇に持ってきた椅子に腰掛け他愛のない話をしたり、そこで朝まで手を握って眠ったり、ボードゲームをしたり、窓からただ夜空を眺めたり。 「いいじゃありませんか 眠れない夜があったって 僕とすごしましょうよ 夜は長いですから やれることがたくさんありますよ ふふ 明日はきっと朝からずっと眠いでしょうね そうしたら明日の夜はたくさん眠ればいいだけですよ」 ●所感 ▶︎ギルバート・チェンバレン 「チェンバレンさんは………僕に助けられたとおっしゃりますが、あの時虚空を見つめる彼を僕はどうすることもできませんでした。その後入院をされましたし、……助けられたとはとても思えない。 戻られてから、以前通りに振る舞っておられますが彼は働いて問題ない状態なのでしょうか。…ご本人に確認しましたけど………余計なことを考えたくないから忙しくしたいそうです。僕がテイラーをこき使った時も余計なことを考えさせないためでしたし、言い分はわかります。そうされたいのであれば無理に休めとは申せません。あまり下の者に心配されるのは好まないでしょうし。」 「チェンバレンさんには以前よりは 心を開いていただけているように思います。僕とのデートが彼の息抜きになっていればいいのですが。フフ 美術館に行った際にこんな質問をされました。『西洋絵画では羊は贄、山羊は悪魔と表現されていることが多いが、鹿はなんだと思う』。"愛"だそうですよ。『君と思う愛とはあるか』と、問われました。彼は度々僕の根幹に関わる質問をされますね。 彼は…『私は……答案用紙があるとする、答えを書いてそれを見て正解かどうか見てくれる人間がいるのは、ふふ、愛だと思う時がある』とおっしゃっていました。お兄様のことでしょうか?昔そうしてもらえたことが嬉しかったのか、あるいはそんな経験はなくただ見てほしかったという感情が先の件により一生消化できないままだ、ということなのか。 僕は『体調を崩した時に誰かがやさしい食事を作ってくださること』とお答えしました。それっぽいでしょう?フフ その後彼は『愛なんて不確かなものを人々は可視化しなければ不安なんだろうな』とおっしゃっていました。彼も恐らく愛なんてものは知らない類の方でしょうが、躊躇いなく話題に出す度胸は目を見張ります。」 「……僕の"誰かを信用したい"という気持ちも、同じでしょうね。不確かなものだから可視化しないと不安。フフ 僕が仮に『誰のことも信用できない』と彼に申しても、受け入れていただける予感がします。僕の、尽くす姿勢をよく思われていない、と、欲が見えない者は信用ができない、と、おっしゃっていました。 信用ができないということを公言できる方ですから、不信について悪く思っておられないのでしょうね。同じく信用できないと申しても フフ、『そんなものは些細なことだ』とおっしゃいそう僕が使える駒でありさえすれば。 …………彼は…あまり他人の人格は重要視されない印象があります。能力さえ使えるものであれば構わない。悉く彼と僕は似ているなと、思います。 …………恐らく受け入れられる、ですがまだ…明かす度胸はありません。………フフ、彼はどうしてこう、明かせるのでしょうね?それを明かしたところで彼が脅かされることはないと自信がおありなのでしょうか。彼は現実的なのでしょうね。想定はするが無駄な想像はしない。……………僕もいつか話せればいいですけれど。あるいは彼が勘づくかもしれませんね。彼も恐らく僕に親近感があるでしょうから。」 ▶︎ローレンス・シルヴェスター 「正直に申し上げると最初は最悪の気分でしたよ。貴方の好奇心で人に押し入って踏み荒らすなよ、と、思いました。彼も以前どなたかに同じことを仰ったはずです。弟君について問われた時でしたかね、『それで君の好奇心は満たされるだろうが、私の何になる?』と。フフ 本当に、同じですよ。僕の何になる?と、思いました。」 「………とりあえず話を合わせて下手に出ましたがね。これが破れれば僕の築いたものは崩壊しますから明らかに口答えができる状況ではありませんでしたし。興味の目で見られることは慣れておりますから。まあ、一時彼への感情はその目で見てくるあの人らへのそれと大差ない程まで落ちましたけど。」 「……………………しかし友達になりたいと、仰られるとは思いませんでした。彼はよく僕の想定外の言動をします。難しい方です。ふふ、しかし僕の本質を認知した上であの効率を重んじる男が僕を選びますか?『今更君を手放せない』と仰っていましたが クク、ある種のコンコルド効果に陥っているのでは?ふふ おもしろいですね。ふふふ……はあ……………彼は…………僕が彼を信用できたらとおっしゃっていましたが、その一方的なものは彼の望む"対等"なのでしょうか。」 「そもそも僕らが3年も同室として続いたのは、ひとえに僕の彼に対しての在り方によるものだと思いますけれど、………対等 フ、対等ねえ。『君と対等になりたい』んですって。僕がこのスタンスである限り彼と世間一般的な"対等"というものになることは難しいと思います。 まあしかし、『友達になりたい』とおっしゃる相手に対するスタンスではないかもしれません。世話を焼きすぎるのはやめようと思います。 話を戻しますけれど、彼の対等の定義は『私の真意を汲んで同等の言葉を交わせる人間』だそうですよ。フフ、"対等"と言われてすぐ思い浮かぶようなものとは少々異なる印象ですね。彼は 彼の考えを考えのまま言葉にされた方がまだ他者に通じると思いますけれど。1つのワードにまとめあげられては受け手の捉え方に完全に一任されてしまいますよ。 ………"対等"と言われて当初は絶望的だろうと思いましたけれど、『真意を汲んで同等の言葉を交わす』と言われればまだ可能性はあるかもしれませんね。 ようは『あの優秀な脳の中でひとりになりたくない』、ということでしょうか?『感じたことや考えたことを1人で完結させたくない』、ということでしょうか?あるいはもっと単純に、『話の通じる他者がほしい』、ということでしょうか?フフ、これはこれで受け手の捉え方次第になってしまいますね。彼は考えを煮詰めるほど難しい言葉になる印象があります。 対等しかり、理解しかり、友達しかり、関わりを求めている時点で『孤独を埋めたい』という欲求が原点でしょうか?3年も共にいておいて彼に孤独を感じさせていた僕にそれを求めるのか、とも思いますけれど。僕は僕で欲しいものがありますから、彼の欲求にはできる限り答えようと思います。」 「友達に…なったはいいものの、友達とはなんでしょうね?変化と言えば……彼に愛想笑いをするのをやめました。彼をふざけた愛称で呼ぶのをやめました。彼に過ぎた世話をするのをやめました。夜、絶対に後に寝る、というのをやめました。……友達だと思った相手なんて今までいたことありませんから、正直友達と定義してどう関わればいいのか。まあ彼も手探りでしょうね、彼にもそんなものいたことがなかったでしょうから。手紙の彼をのぞいては。 ……彼は友達を作ってどうしたかったのでしょうね?孤独を埋めたい、誰かに理解されたい、さみしい、寄り添われたい、そんなところでしょうか?うーん そのための友達という定義?…難しいですね。彼には………合わされているなという気がします。恐らく全く別の人種だと思っていた僕もまた孤独だと知って、自身のコンプレックスのあまり僕を放っておけなくなった、というのもあると思います。 彼のことは…信用してみようとは思っています。以前より彼の前で気を張っていないとも思います。」 ▶︎ヨナス・シルヴェスター 「ヨナスとは あの一件以降明らかな敵意は向けられなくなりましたが、なんといいますか 劣等感でしょうか?今はそういった類のものを向けられているように感じます。 彼からしてみれば確かに僕はおもしろくないポジションにいると思います。ですが1歳1歳の差が大きい10代のうちに、歳上に劣等感を抱くというのはなんとも 不毛ですね。自身を鼓舞できるなら人と比較することは有用な手ですけれど、基本的に人と比較して良いことなんかないですよ。自分より上の者と比較をするならば、勝つ気でいなければ落ちる一方です。」 「ローレンスはどうやら彼とどう接したらいいのかわからないようです。それだけすれ違っていた期間が長かったですからね。たった1人 愛して期待した弟と再び別たれることがあったらと思うと恐ろしいのでしょうね。仕方のないこととは思いますけれど、和解したはずの兄と接触機会があまり変わらなくてはヨナスが不憫ではありませんか? 彼は………そうですね。兄を誤解したことを悔いている。二度と兄との関係を間違わないよう慎重になる。兄を理解したい、理解すれば間違わないと躍起になる。……彼の願いが最も叶いやすい方法は貴方の自己開示だと、ローレンスに申しました。もとより他人を100理解するなど無理な話です。それができたら僕はこうではありませんから。しかし彼はそれを求める可能性は十分にあると、思います。…………杞憂であればよいのですが。 兄は弟を遠ざけたことに後ろめたさ、後悔がある。 弟は兄を理解できなかったことに罪悪感がある。 早々に解消をしなければ、いつの間にか手の届かないところに行ってしまっている、なんてことが起こる可能性があると、そう思います。 ですから僕に構っている場合ですか?という気持ちに フフ 度々なります。僕は0から、弟とはマイナスからですから、とっつき易いのが僕なのはまあ、仕方のないことですが。 ローレンスは最近少々…先の件で蝕まれている印象ですから、余計と僕にリソースを割くなと思うのですけれど。もとより対人関係において彼は天才ではないのですから。 要らぬお世話かもしれませんが、けしかけたのですよ。彼は動く前に考えるタイプですからね、考え込んで動かなくならないように、少々焦らせようと思いまして。しかし脅しすぎたようです。フフ ローレンス・シルヴェスターともあろうものが 思考をとめ呆けていました。フフフ おもしろいですね。しかしまあ、行動にうつしたことですし、一旦はよしとします。 …………僕もヨナスの劣等感をどうしたものかと、常々。僕がなにを言っても劣等感を植え付けるだけだと思うのですよ。彼には彼の秀でたところがありますけれど、彼はどうもそれを良しと、しておられないようです。フフ ならば僕にくださいという気持ちになりますが、まあ無理な話ですね。 今彼にとって僕は"兄の同室"、"寮長の補佐"、"監督生"という、彼の特別な人との関係性や役割越しに見ているものだと思っています。 もし"エルヴィス・レヴァイン"を彼が見たのなら、何か変わるのでしょうかね。劣等感というのはある種の盲目ですから。」 「まあ フフ、僕は僕で彼を第三者との関係性ごしに見ておりますから、お互い様でしょうね。」 ▶︎アイザック・テイラー 「正直心配です。手が足りなかったのも勿論ですがが、彼に余計なことを考えさせないようにチェンバレンさんの不在中は随分とこき使ってしまいました。休ませた方が良いとも思ったのですが、別のことに思考を奪われていないと思い詰めるのではないかと思いまして。 トーマス兄弟に毎晩のように声を荒げていた彼の日常も…あれを境に変わってしまいましたね。あの兄弟を1人で面倒見るのは ふふ 骨が折れたでしょうね でも彼なりにトーマス兄弟を大切に思って接していた そんな印象がありました。 フレイザーさんには『僕を理解してくれた君を愛していた』とおっしゃっていましたか。愛とは恐ろしいものですね。生きる糧にもなれば、人生を狂わせもする。 ………先の件では、彼は失ったものがあまりに多すぎる。彼も息抜きが必要だと思います。」 ▶︎トーマス兄弟 「彼らを初めて名前で呼び、とても喜ばれた時のことを度々夢に見ます。ふふ 先程『夢とは』の話をしましたね。仮にこの夢をフロイトの言う『満足したい願望の表れ』だとするならば、僕はどれだけこの能力で他者に喜ばれたことが嬉しかったのでしょうか。度々見て、再体験したい、そういう願望があるのでしょうか。卑しいことですね」 「…………彼らの…交換日記を読んだ時に…僕は罪悪感を覚えました。彼らを疑い続けていたことについて。 人に見られる想定がされていない、双子2人きりの世界で、無邪気に書かれたあの文に嘘偽りがあるとは思いません。彼らは真に僕を慕っていたのでしょう。 ならば僕も上辺だけではなく…真にかわいがればよかったと ふふ 上辺だけであろうが本心からであろうがその違いなど僕にしかわからないでしょうから、結局は僕の中の問題でしかありませんけれど。 …………最近少々…他者との関わりを見直しているのは…彼らへの罪悪感の影響もあると思います。 このまま人を疑い続けて生きては、彼らに顔向けができないと、そう思います。」 ▶︎ジーン・フィリップス 「彼には相談をされました。眠ることがお好きな彼が安眠できないとあればそれは一大事でしょう。深い谷底から呼ぶ声 赤いもの なんなのでしょうね。 夢は…記憶や感情の再体験や整理だと考えられておりますが…科学的研究があまり進んでおりませんから、夢の役割や夢を見る理由についてまだ解明されていないそうですよ。 かの有名な心理学者で精神科医のフロイトは『夢は満足したいという願望の表れ』という仮説を唱えておりますね。それが良い夢であれ悪夢であれ、隠れた記憶や感情を助ける手立てが夢にはあるのでは、ということだそうで。 オカルティックな話ですが、『夢は別の世界とつながっている』なんて説もあります。あんなことがあった手前、こういう説も軽視できませんね ふふ。 彼の夢が追体験であれ別世界であれ、彼の安眠を取り戻す手段は考えなければなりませんね。 ………それにしても睡眠障害であろう方が多いですね。まあ…仕方ありませんか」 「元同室の彼、帰国されて以降戻られないのですよね。フィリップスはずっと彼を思っておられるのでしょうね。トルーマンは面倒見が良くお優しい方ですが、フィリップスにとってはそれがネックでしょうか。良い関係である、とは言い難い部屋です。」 ▶︎ウィスラー 「あの人確かに目の前で自害しましたけれど、どうやって蘇ったのです?フフ 世の中には僕が知らないことが随分と多いようですね。折角墓をこさえたというのに生きて現れるのですから、度肝を抜かれました。」 「………しかし、ヨナスの命と自身の命を天秤にかけられ、僕たちにあれを託して自害した先生は………なんと言いますか。僕はあの時確かに彼に彼を信じさせられたのだと思います。 あのような、ふふ 非現実的な事象を目の当たりにしては なにかを知っておられそうな彼の遺言のとおりにするべきだと思うのはまあ 理にかなっていると言えばそうだとは思いますけれど。実際彼は寮生の命を守る準備をしておられ、チェンバレンさんによってそれは成された。」 「別に僕は 今すぐに誰かの全てを信じられるとは思っておりません。そういったことに陥るのが恐らく恋愛というものなのでしょうね、………例えばテイラーのような。 ただ、誰かのなにかひとつを信じるということすら僕には随分と久しいことでしたから 衝撃でした。」 「彼のような教師は…ふふ 正直普段の態度はぞんざいでいらっしゃるから 好き嫌いはわかれているでしょうね。慕われようという気がない。僕は…彼には好意的な方だと思います。」 「……………………例えば僕が教師になったら どのような教師になるでしょうね 生徒の顔と名前はすぐに覚えられますから、人望は買えるでしょうね。……僕はこれを活かせる職につきたいと、常々。ふふ 教師はその点はクリアしますね。 生徒を 大切にはできると思います。今も寮生を大切に思っています。 ただ、ふふ 問題は僕が何の教科を担当するのかという点ですね。どちらかと言えば理数が得意ですが、何か特別秀でた教科があるわけでは─………ああ恐らくこれは ローレンスが基準になっていますね。ふふ 彼に学力で敵わないという これはある種劣等感でしょうか?この事実が、教師という職に就くことについて少々違和感を覚えさせる。 ああまあ、彼よりは教えるのは上手いと思います。彼はことお勉強に関して基本的に"わからない"を理解しませんから」 REGlCiDE 2023/12/03,09,29 ここ掘れ!メルゴー!穴掘りカレッジ! 2023/12/30 夕食リクエスト券 今夜はとてもひえるので(ロレ) 2023/12/31 からおそろしい窖 2024/01/14 エンド3-e 夢オチ扱い The Hog Game(ギル様) 2024/02/14 エンドA ギル様にお願いを一つ叶えてもらう権限 曖昧の気味(ロレ) 2024/02/25,27,28,03/01,03,04 エンドA Uニbirth 2024/04/02 エンドA ひろくてせまい宇宙(ロレ/ギル様、ヨナ) 2024/05/13 おばけのまち(ギル様) 2024/05/18 同じ言葉で話す君へ 2024/05/22,23 クックハウスインザディープ(ロレ) 2024/06/19,20
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