タグ： おくびょう ひりき

世田大学理学部情報科学科2年 昔からスポーツや体を動かすことは苦手で容姿も相まっていじめられていた。しかし逃げ足だけは速く、すぐに逃げられるためいじめっ子は楽しくなくいじめの対象から外れることが多々あった。そんなこともあって自分を偉く見せようと誇張することが癖になった。ただ、内面は凄く臆病でちょっとしたことでもビビる、傷つく。要は卑屈でヘタレ。だから友達なんて1人もできたことがない、唯一勉強だけが友達だった。中学に入り、コンピュータオンラインゲームを触れてからゲームの世界に耽溺して行った。高校は情報学科がある東京*****高校を選びとコンピュータ、電子工学などを学んだ。満を辞して迎えた大学受験ではほぼ満点近い得点を叩き出した。卒業後は起業を考えているが、友達もいないため同級生を金の力で手伝ってもらおうと策略を練っているところだ。そんなある日教授から一通の手紙が届いた。そこには私に協力すれば金をやるというものだった。

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