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～生前の記憶「開けて！」「毒」～ 私には他の子達と違う適応能力が備わっているのだと大人の人達は言っていた。私にはそれが何の事か分からなかった。無機質な部屋に閉じ込められ出ることも許されず毎日同じ風景同じ食事同じ生活を強いられていた。いつも一定の時刻になると必ず眠くなり、目が覚めるとまるで体中に何かされていたような感覚が残っている、そんな日々を繰り返し過ごしていた。ある時、普段とは違う出来事が起きた。部屋の中が大きく揺れている。どうやら、外で何かがあったみたい。しばらくすると、現れた女の人が私に薬を渡してくれた。この薬を飲めば死して楽になれると泣きながら彼女は言ってくれていたけれども、どうして泣いているのか私にはわからなかった。だってこの退屈な日常から開放されるのだから。こんなに嬉しいことはない。私には彼女がまるで女神のように見えていた。彼女に従って私はお茶に薬を入れ最後の一滴まで飲み干していた。 ～死後経歴「決断の時」～ そこはかつて居た場所とはかなり異なっていた。共通点は密室の部屋という事と生前遊んでいた人形に似たぬいぐるみがあるという事だけだった。なのに何故か自分はこの部屋の外に出てはいけない、そんな感じがしていた。自分は死してもなお退屈な日常から開放されてはいけないのではないかと考えていた。きっと彼女ならこの死後の退屈な日常からも救ってくれるのかもしれないと考えていた。そんな時どこからか女の人の声が聞こえてくる。きっと彼女かもしれない。ここから出て彼女に会わなくては。そう思った私は扉を開ける決断をした。 ～キャラ解説～ オペラハウス■■にてESP適性を見出された彼女は身体を改造され体中に【エナジーチューブ】が張り巡らされ【しんぞう】によりエネルギーが循環している。時折チューブから噴射するエネルギーはまるで【ライトセイバー】のように強靭で【ジェットノズル】のような勢いがある。ESP実験にて解剖した脳を納めるために頭には【けもみみ】の付いた動物の毛皮が使われている。能力の覚醒に成功している彼女は、【ぬいぐるみ】と遊んでいた時のように様々なものを【盤上の駒】のように操る事が出来るだろう。ESP能力を纏う彼女はまるで【かめれおん】のように姿を消したり【虚空の玉座】に立っているかのように浮いて見えることだろう。 ～補足～ 女の人に助けられたのでクレイジーサイコレズです。 キャラ画像 （拘束衣は背中にチャックあるらしいからやっぱりチューブは背中から生やす） http://i.imgur.com/pxEwl6T.jpg 種の袋（黒い小粒の種）

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