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カイン 本名 汐町 みほ 肉体的虐待を受けていた。 彼女が4歳の頃に下にきょうだいが出来るはずだったが男女の判別がつくより前に父親からの母親への暴行により流産した為どちらであったかは不明。 浮気性で妙な猜疑心の強い父であり、母親に対しても同じ認識を抱いていた。人を信頼する事に対しては波があったが妊娠が伝えられた時はそれが最悪の時であり『お前が浮気して作った子ではないのか』とあらぬ疑いをかけた上に母親の弁明も聞かない程だった。 父親は元々暴力的な人間であり『しつけ』と称して朝起きるのが自分より遅い事であったり、箸の持ち方もしっかりしていない時期でも食べ方が汚いなどと暴力を振るうことが度々あった。 暴力的、と表現しているが父親自身も虐待遍歴を持つ。本人がそういった環境で育ってきた為本当にそれがしつけだと思っている。過剰な暴力に走った理由は精神があまり強くない上に仕事の過労でつぶれてしまった結果。 母親はそれらに対して彼女の事を庇い、自らが傷ついていたが時間が経つにつれてそれも限界に近付き、加害者側へと変わっていった。『どうしてこれができないの、あれくらいができないの』と言いながら。母親が彼女に対して暴行を加える時は決まって泣きながらであった。 最初は父親が言っていたことを反芻しながら自分の受けた暴行を父親よりは軽度なものを彼女に対して加えていたが、これも激化するもので段々と逆らえない夫への不満が彼女にぶつけられるようにもなった。 切り傷や火傷といった痕の残る外傷は特になく、主に骨折や臓器など目に見えない所へのダメージが多かった。痕としては残っていないが腕や足の造形がやや歪だが別に本人は気にしていない。 保護された当時は打撲など酷いものだった。現在でも痛覚が鈍っている部分があるのか少しの傷に対して無頓着な面がある。 但し、出血を見かけるとちゃんと手当をする。 引き取りの際は母親は発狂して抵抗を重ねたが父親は厄介者が消えてせいせいするような目線で無抵抗、母を抑え込むのに協力していた。 その様子をみて彼女自身も母から離れてはいけないと抵抗を試みた一幕もあった。 守る手段として相手を諭す事は無意味だと思いがちなので二、三度の交渉に応じないだけで暴力に走りやすい。 両親は彼女が言い訳をした場合、正論を言っていようと関係も容赦もなく糾弾と共に彼女を殴って制した為。 母親からの虐待の経緯から人に庇われる事が嫌い。どんなに相手が自分を思いやってようと大事にしてようと年上の責任からだろうと嫌い。庇った上にすぐに自分を叱りつけてくるやつも嫌い。 親の口調で育っている為口が悪い。現在は矯正中の為ちゃんとしたのと荒っぽかったりとげとげしいのがごっちゃな言動をしやすい。人を呼び捨てにしたりする。敬語はあんまり使えない。 暴行を受けていた間も教師は確実に見て見ぬふりをしており、それを彼女の幼いながらに感じ取ってしまったので年上を敬ったり懐いたりすることが少ない。同施設にいる兄や姉らに対しても傷付けたくない気持ちから近付き過ぎないようにしているが別に嫌いな訳ではないので頼みごとや一緒にやる事に関して愛想は悪いが断るような事はほとんどしない。 普段から鞄を1つ持ち歩くようにしている。（応急手当セットを入れている）自分が怪我した以外にも他の子の怪我を見つけても手当に駆けつける。 手当をしてる際に怪我の原因について怒りながら糾弾するが言動不一致な事を指摘すると手当が終わった時に背中を少し強めに叩いて不機嫌になる。 寝るときはカーテンをしめきってぐるりと全身を布団に埋めて壁に沿うようにして寝ている。朝は早起きの習慣が身体に染み付いてしまっている為七時に起きてしまうが特にする事もないので二度寝をしている。 アベルは絶対にいないと思ってる。 今後入ってくる子にアベルの名前が与えられてもどんな子でも好きになれないし受け入れられないと感じている。 聖書は難しくてよくわからないがざっと見た感じでカインが兄でアベルが弟なのは理解してるしそれなら彼女にとってのそれに当たるものはもう死んでいる。ママはそれを知らないだろうけど誰にもその名前が与えられなければいいのに。と思っている。 敷地内から出る事はしないがふらふらといろんな所に行く この敷地に親がいないことはわかっているがその姿を見なくていいことの再確認をしたいのと次同じ様な事が起こったら自分の逃げ場と隠れ場を確保して被害を回避するぞという無意識。 普段の格好はシンプルなトップス、手袋にスカート 窮屈な服が嫌いとの主張で袖口はゆったりしたもの。スカートは膝丈。 マリアに対しての庇護欲、他が争う事にたいしてのかみつき 通過シナリオ 終わりなき殉教者たちの檻 戯曲 無我の園 シナリオバレ 本当は成人・処刑済みの殺人鬼。 死んだと思ったらエデンに魂を囚われていた。 本当は復讐を果たしたこの世に一抹の未練もなかったが、発狂によりマリアと生きる事を決意。再転生をする

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