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パーソナル————————- 神城家の分家の生まれ一人娘。 先天的に身体が弱く、寿命は長くないと診断。 実際、まともに学校にも行けず、入退院と治療が続いた。 しかし、11歳の時に謎の熱病を発症、命の危機に瀕したため、グループによる、レネゲイドウイルスを用いた延命実験を受けてオーヴァードに覚醒。一命を取り留めたが、高熱による後遺症で失明。 神城グループの中でオーヴァードについて詳しく知る者は少なく、いづなの父、建綱も例外ではなかった。 そのため、オーヴァードの彼女を危険視した一方で、いづなの一見したところ「未来予知」のような能力を他の組織へ奪われることを恐れた彼は彼女を別邸へ軟禁しつつ、その能力をグループのため利用中。 現在、彼女の心の支えとなっているのは、幼い頃から可愛がってもらった早月によるものが大きい。直接の姉ではないものの、病院にいたときから気にかけていてもらい、加えて、実の親からは恐怖されている現状、同じくオーヴァードである彼女を非常に信頼している。 能力について———— 彼女の能力は「未来予知」ではなく、ハンドリングにより使い魔を広範囲に飛ばすことで、リアルタイムに各所の情報を取得しているに過ぎない。 世界の様々な情報を即座に取得していることが、他人とのタイムラグが、未来が見えているように感じられるだけである。 彼女自身の扱える領域は狭く、使い魔へもごくごく狭い領域しか持たせることができない。 しかし、多くの使い魔と連続的に短時間、領域を繋げる事で擬似的に領域を広く支配している。

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