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◆経歴 【幼少-14歳で遺書屋になるまで】 殺人鬼でありカニバリストの父と共にイギリスの山奥で過ごし、彼から偏愛を受けていた青年。 記憶がある時にはもう母はいなかったので祈本人は母親を知らない。 日本でいう中学1年生（12歳）のときに父が逮捕され、父と友人だったという日本人と日本へやってきた。 そのため小学校教育を受けておらず、基礎知識や一般的な生きるために必要な知恵は養父から学ぶ。 しかし、特殊な環境で幼少期を過ごしたためか、人の気持ちがわからないところがある。 祈は養父のつけた名前で、あちらでの名前はルカ。 養父は祈に平穏に過ごしてほしいと思っていたが、こちらに来て2年が経ったころ養父が急死。 「自分に何かがあったときに見てほしい」と常日頃言われていた棚を開き、彼の預金通帳と手紙を見つける。 そこには、養父が自身の父に向けていた恋情の吐露、父の罪を知っていながら逮捕に至るまで祈を助けられなかったことへの贖罪、自分と家族になってくれたことへの感謝、そして祈に平穏に生きてほしいという言葉の書かれた「遺書」を見つけてしまい、その強い想いの乗った言葉と遺書そのものに魅入られる。 そして養父が亡くなったのと大体同時期、14歳の頃に帰宅中HO2が初めて人を殺してしまったところを目撃。 彼の殺害が初めてであったとは知らない為「父の気持ちが分かる人かもしれない」と思い接触するも、少し話して初めての殺人と判明。父の気持ちが分かる人でなかったことは残念だが、受け答えから悪い人じゃなさそうだし、故意ではないとはいえ人を殺したんだし、と自身にとって見慣れたものであった遺体の隠蔽を補助。 広い日本家屋に1人で住んでいることの経緯を聞かれ、成り行きでそのままHO2が居つくことになった。 「遺書」の想いに取りつかれていた祈は、遺体の処理を手伝った代わりに彼に手伝って貰って色んな人の遺書を見せてもらおうと考え、「遺書屋」のシステムを考え付く。HO2に対して、自分と共に人を殺してほしいと誘う。 殺して貰う前に、魅入られてしまった「遺書」を書かせてあげてほしい、それを書かれた人に届けたい。とお願いする。 行動理念は自身の知識欲と好奇心。 そして何よりも、2人の父のことを好ましく思っているが故に彼らの気持ちを理解したいという心情から始まった。 手段については、結局血は争えないというところ。養父の願いは養父の最後の言葉によって途絶えた。 【遺書屋になってから-現在】 「遺書屋」の傍ら、養父の妹に祈が18歳になるまでの間定期的に補助をしてもらいながら中学高校は通わせてもらっていたが、基礎がなってないので分野によってはふんわり理解している程度。 発育には恵まれず貧弱なため荒事は基本的にHO2に任せているが、「遺書屋」として行動していく中で危機に遭遇することや1人で動かなければいけないこともあるため、自衛程度は出来るようになった。自衛=戦闘回避能力。 14歳からの8年間、遺書屋として数々の遺書を届けられた人を見たり、遺書を書いているところを見たり、HO2と暮らし世間的なことを学んでいくうちに、養父やHO2に会ったばかりの頃の「世間一般的にはしないであろう言動」は少なくなっていった。 現在は比較的穏やかで朗らかな性格でふんわりとした雰囲気。 祈自身は人肉を人肉だと言われて食べたことはないと思っていたが、父がたまにふるまっていた「ごちそう」は食べたことがある。成人した今となっては、きっとあれはそういうものだったのだ、と理解しており現在は肉より魚や野菜中心の食事を好むため、作る料理も和食が多い。 父のことは、例え自分に子どもが出来たとしてもああはしないしそもそも人を食べたいとは思わないから、未だに理解できていない。 結局は自分も同じ人殺しになっているし、少し哀しいけれどそれでいいことなのかもしれないと思っている。 養父のことは、気持ちは少し分かったかもしれないけれど、聞いてみたいことが多すぎて自分だけでは片付けられなくなっている。わかったつもりでわかっていない。 ◆HO2に対して 遺書屋となってからは現在で8年目。祈の人生の中で2番目に付き合いの長い人。 祈が主に料理担当なためか、掃除等はHO2がやってくれる。 割と常識的な性格の彼に突っ込まれることもしばしば。 HO2との同居生活は養父の遺した日本家屋で遺書屋を始めた頃から行われており、祈にとっては信頼できる相棒でありながら、3人目の家族のような存在。 現在7歳の北海道犬、なまくりーむを飼っている。 ◆特徴表 4-9：暗黒の祖先（D）→数値ロール：92 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。 D100ロールをし、結果が大きい程より邪悪な存在となる。 （[71～95]近親相姦関係、人肉を食べる、肉親が殺人犯、祖先が悪者）→近親相姦、人肉経験あり、父が殺人鬼 2-9：バイリンガル 日本以外の国で生活したことがある。【EDU×5】％を最大3つまで他の言語に割り振ることが出来る。 ※4-9=D特徴表のため1d6（50）P分配分技能P追加済。 ◆フレーバー 誕生日：3/26 一人称：僕→俺（16歳のころからHO2を真似して俺になる） 二人称：君、あなた　HO2のことは君/蓮弥さん 口調：柔らかい口調 好きな食べ物：焼き鮭、ほうじ茶　 嫌いな食べ物：すっぱいもの、紅茶 和食好き、英国料理はいい思い出がないので好まないが味覚は死んでるので味がまずいとは思っていない -フレーバーダイス(1d10)- 酒の強さ・酔い方 3-5（5:エロくなる。セクハラ。猥談を始めたり、ボディータッチが多くなる。） 料理の上手さ 8 味覚 2 絵心 3 歌唱力 9 字の上手さ 1 胸(女体化した場合) 8 感度 7 寝つきの良さ 2 ほっぺ 8 性欲 2 SON値：6 足のサイズ：24cm ＊R特徴表 ・6-10　本日の狙い目 モブNPCなどから性的方面で魅力的に思われやすい。ナンパに遭う確率が高いかもしれない。 ・3-7　手淫が得意 手を使って責めるのが得意。行為の際のみDEX(行為の上手さ)に+1。 性感帯：2.胸、3.下腹、6.肋 ＊名前の由来 祈は養父の「君の幸せを祈る」から、ルイは「光をもたらす者」という意味から名付けられている。 ◆通過シナリオ ドロップアウトディスパイア　KP：まどちゃん 　HO1：紡木祈（PL：だるお）、HO2：赤座蓮弥（PL：リナックス） Eat!Eat!Sweets! KPC 　【後遺症】エクレアの部屋で決めた部位（右腕）に噛み跡が1週間くっきりと残る。 トルチェ・デ・キッチュ！　KPC　END：B 　不定の狂気　8:短期的の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など)　2021/1/20or3卓分 ゲツライコウトリックスター　END：鎮まらない熱の行方 　 ※以下、「ドロップアウトディスパイア」HO届人バレあり※ ◆HO1「届人 ─ トドケビト ─」 ――あなたは＜遺書屋＞の片割れであり、 書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴方は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「言葉」は、貴方に大きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残り続けるその言葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴方には一つ悩みがある。 それは自分の「遺書」を書くことができないことだ。 相手はもちろん相方であるHO2に宛てたものだが、内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は日常茶飯事だ。 信頼している相方も、自分だっていつ死んでしまうかわからないし、自分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だから何かあったときのために…と思ってはいるのだが、いまだに貴方の「遺書」は完成していない。 その内容は貴方の頭の中だけにある。 【「遺書屋」PC作成ルールと詳細】 ・ステータスの振り方は通常の探索者と同じルールで振り分ける。 ・今シナリオで作成する「遺書屋」は、特に職業技能を指定せず、好きな技能に職業Pを振り分けて良い。 ただし、職業をしっかり指定して作成したい場合は、＜犯罪者＞で作成する。 ・その変わった殺し方から、同じような者たち、いわゆる「裏社会」の人間たちには、貴方たちは相当名の知れた存在である。 ・HO1とHO2 は共に「遺書屋」として人を殺し続ける相棒同士だ。本人がどうであれ、互いのことを信頼しあっている。 --- 紡木祈の遺書になりきれないもの 赤座 蓮弥 様 これは遺書です。 俺が君にあてる最後の言葉。 なんて恰好つけてみたけれど、俺は何でか君に遺書が書けないみたいだから、言葉だけ。 でもどうして書けないのか、本当はちょっとわかってるんだ。 多分、俺が君に遺書を遺したくないから。 だっていっぱい見てきたから。 遺書を受け取った人が、どんな顔をしているのか。 人に言葉を遺して逝くのは、こんなにも怖い。 受け取った蓮弥さんの顔が見えないのに、重たいものを遺すのは、怖いよ。 俺はね、人のこと…お父さんのことわかりたくって、遺書屋を始めたんだ。 お父さんの遺書が始まり。 それがあったから、あの時、蓮弥さんにああいう風に声をかけたんだと思う。 間違って人を殺しただけの君にとってはいい迷惑だったと思うけど、…ごめんね。 多分俺、寂しかったんだと思う。 だから、蓮弥さんが一緒に遺書屋やってくれるって言ってくれて嬉しかった。 …一緒に、住んでくれて嬉しかったよ。 蓮弥さんと一緒に、沢山の遺書が生まれるところを見た。 沢山の言葉を届けることができた。 だから俺は知ってる。 最期に遺したものが人のことを動かす力になるんだよ。 蓮弥さんには俺の言葉なんかじゃないもので生きていってほしいから、遺したくない。 それに俺、字へたっぴだからね。 頑張って書いても蓮弥さん読めないかもしれないから、残さなくてもいいかなって。 後で見返せない方が、良いでしょ？ 人間って、声から忘れるらしいから。 死ぬときは聴覚が一番最後まで残ってるのに。不思議だね。 だから、蓮弥さん。 僕の声はすぐ忘れてね。 僕みたいに、囚われちゃだめだよ。大丈夫だと思うけど。 これからも君らしくあって。 蓮弥さん、僕と家族になってくれて、ありがとう。 ばいばい。 -- 家のこととか、口座がどうとかの事務的なことは養父と同じく別のメモに書いてる。 多分好きにしていいよ、くらい。さっぱり。 自分が父に望まれたことを理解できず、父の遺書に惹かれた自身の経験から自分が蓮弥にどうしてほしいと具体的には告げない。 祈は自分がそうなったことに後悔はないし、遺書という存在も言葉も変わらず好き。 ただ、蓮弥はきっとそうじゃないから、祈がそうなってほしくないから。 自身が彼に望むことを遺さないように言葉を紡ぐ。 「蓮弥さんらしくあってほしい」 この言葉が根底にある1番の望みだとは気付いてないし、祈自身は自分の想いを遺してないつもりでいる。 ※以下、ドロップアウトディスパイアバレあり未通過現行閲覧禁止 TRUE END【「遺書屋」】 【TRUE END 生還報酬】 全員生還+1d10 TRUE END+1d6 希空(イゴーロナク)の殺害に成功した+1d6 クトゥルフ神話+2% 【詳細】 HO1に寄生していたディスパイアは退散し、 お互いにまた遺書屋としてこの裏社会で生きていくこととなる。 もちろん、遺書屋を続けるか否かは探索者達次第だ。以降継続探索者として使用可能だ。

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