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累 青葉(かさね あおば) 大学四年生　22歳　男 御前上等学園、法学科の首席。 法学科と言うこともあり、非常に真面目で優秀な人間。人前に出すことこそないが、陰では努力を惜しまぬ秀才である。 幼少期から過度な英才教育を受けており、羽を伸ばすと言う行為が苦手。自身の能力や今まで歩んできた人生に特別不満はないが、それなりの自由というものに憧れを抱いている一面もある。 2023.03.13「紫ヶ腹 帝は、明日が来ない」HO3 通過 以下【紫ヶ原 帝は、明日が来ない　HO3】秘匿ネタバレ 相棒であるアダム・ダッドリーとの出会いは、ほんの少しの興味本位から始まった。 御前上等学園の、誰しもが憧れる特別な存在である首席の中で、唯一好かれていないと噂の演劇科首席。一体どんな人物なのか、気になって見に行った。 初めこそ、素行の悪いアダムの様子に、好かれていない理由も理解できた。しかしそんなことも気にせず、自分らしく振る舞う彼が何だか眩しく見えたのだ。 言葉を交わしてみれば、さほど悪い奴でもないと気付く。とはいえ、彼が何か問題を起こさないようにとなるべく一緒にいるようになった。というのもほぼ口実で、単に彼と過ごす時間が今までの人生の中で何よりも色付いたものであったことが理由だろう。 ■ HO３ 貴方は、アダム・ダッドリーの相棒である。 御前上等学園には、１７以上もの学科が存在し、その首席は誰しもが憧れる特別な存在である。しかし、演劇科の首席のみは違った。平たく言えば、そんなに好かれていなかったのだ。貴方は、一体どんな奴が首席なのか気になり、見に行ったことだろう。それが、アダムとの出会いになる。第一印象こそ悪いものだったかもしれないが、話してみると案外気さくで良い奴だと分かった。そして気付いた頃には、貴方は毎日のようにアダムと遊ぶようになっており、友達の壁を越えた相棒。そのような感覚がお互いの絆を強固なものとしていったのだ。月日は流れ、いつものように２人で帰宅していると、アダムが改まった態度で口を開く。 「ワリィな、相棒。俺、近々自殺すっかもしれねぇ。」 急な予告は、貴方に様々な推測をさせる。しかし、次に続く言葉はそのどれをも凌駕した。 「じゃねぇと俺は、１２月１日に紫ヶ原 帝を殺しちまうんだ。」 予言するような、まるで見てきたかのような発言。それは、その場の時を簡単に凍らしていった。どうやらアダムは、正夢をよく見るらしい。夢の中で貴方ともよく会話をしていたのだという。だからこそ、気が合う相棒同士になれたのかもしれないと、妙に納得してしまうことだろう。そして、アダムはここ１年間、帝を殺す夢を見ているらしい。何故、殺すのかは分からない。しかし、その日が１２月１日ということだけは理解していて、殺さなければならないという焦心に駆られているのだと教えてくれた。 「だからよ、相棒。俺がおかしくなっちまったら、止めてくれ。全部平和に済んだら、帝を殺さなくて済むし、俺も自殺せずに済むしな？信じてるぜ？相棒。」 突拍子もない話であり、真偽が定かではない告白。しかし、本当に正夢だとするなら、貴方の相棒は殺人を犯してしまうかもしれない。そんな恐怖が、指の先から体温を奪っていった。されど、貴方の手には運命が握られているのだ。アダムが狂う原因を知り、それを食い止めることができれば、紫ヶ原帝やアダム・ダッドリーは死なずに済む。つまり、１２月１日。今日は、貴方にとって大切な日である。 ■ HO３の注意 アダムや帝の異変にいち早く気が付くためにも、貴方達は共にサプライズパーティーの前準備へと参加することでしょう。また、あまりにも突拍子もない告白であるためパーティー自体を中止にすることは不可能であり、他人に相談しても変な目で見られるだけで終わるでしょう。尚、貴方はアダムの正夢を止めるべく、オカルト分野の知識を必死で学んでいるかもしれません。 HO３の推奨技能は…[オカルト]となります。

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